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2024年1月26日 金曜日
ジョギング・ウォーキングで足の裏が痺れるのは神経が原因?
今日は足根管症候群の続きです。
今回は足根管症候群の症状の一つである痺れをもう少し掘り下げます。
前回お話ししましたが、この足根管という一つの管に神経・血管・腱が通っていると話しましたね。
そして、この神経はほとんどが3本に分かれます。
3本に分かれて、それぞれが足の裏の感覚を支配します。
上図のように、前足部の①内側と②外側、そして③カカトです。
で、その3本の神経が3本とも足根管の中を通るとは限らないんです。
これは、バリエーションといって、まさに人ぞれぞれになります。
つまり、3本ともこの足根管の中を通る人もいれば、1本しか通らない人もいます。
ということは、例えば1本しかこの足根管を通らない人は、この足根管がどんだけ圧迫されても、この足根管を通ってない2本はもちろん圧迫は受けないので、痺れの原因にはなりません。
⬇️⬇️⬇️(参考動画)
ランニングでの足の裏のシビレは神経の影響!?
なので、痺れる範囲はこの足根管の中を通っている神経が支配する場所のみです。
ですが、不思議なこともけっこうあるんです。
もし3本の神経とも足根管を通っている方がいて、なんらかの原因で、足根管が圧迫を受けたとします。
で、足の裏が全部痺れるかというと、そうではないんです。
実際にこの足根管症候群で痺れをきたす場所で多いのは、足裏の内側部分が多いです。
なんで?
わかりません。
まだ、その理由は解明されてないんです。
わたしの知る限りは・・・
あくまで、予想ではありますが、血管が影響している気がしています。
神経に栄養と与えているのは、血液で、それを運んでいる管は血管ですからね。
とにかく足根管で神経ないしは血管が圧迫を受ければ、足の裏のどこかが痺れる可能性が高いということです。
ここで重要なのが、足の裏が痺れる障害が他にもあるということです。
つまり、他の足裏が痺れる障害との違いをしっかり判断しなしと、どこが問題で痺れているかがわからなくなるということです。
たとえば、「モートン病」や「ジョガーズフット」。
モートン病は足裏全体を支配している足根管周囲を通る3本の神経のうち、①内側と②外側の2本の神経が関係しています。
ほとんどの方は中指と薬指の付け根のあたりで交わり、ここでなんらかの原因でこの部分が圧迫されて、中指と薬指が痺れることが多いんです。
ジョガーズフットは3本の神経のうち、①内側の1本の神経が関係します。
これは、外反母趾の時にも出てきた母趾外転筋という筋肉に沿うように神経が走っていて、この筋肉がなんらかの原因で腫れることにより、この神経が圧迫されて、親指の付け根部分周囲が痺れたりします。
判断方法はこの動画を確認
⬇️⬇️⬇️
走る時の足裏のシビレや痛み!神経が圧迫されている場所を見極める!
とにかく
足の裏に痺れるような症状がある場合は何が問題でその症状が出ているのかをしっかり判断することがまずは重要となります。
今日はここまで。
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投稿者 ほまれ接骨院