上がる!RISEBOXスタッフブログ
2020年8月26日 水曜日
新しい靴を履いたら、靴と踵が擦れて水膨れに!
ほまれです。
本日も「靴擦れシリーズ」!!!
今回は前回の続きで第3弾です!
前回は足が靴の中で横揺れすることで、靴擦れが起こってしまう場合の説明と対策をお話ししました。
そして、今回は足が靴の中で縦に揺れることで、靴擦れが起こってしまう場合の説明と対策をお話ししたいきたいと思います。
靴擦れシリーズの第1段で、靴擦れが起きる原因を⑧個お伝えしました。
①ソールが柔らかい
②中底の踵部が大きい
③ヒールカウンターが弱い
④前足部の紐締めが甘い
⑤靴の横幅が大きい
⑥靴の縦幅が大きい
⑦履き口が大きい
⑧踵の後ろの骨が突出してる
本日はその中の⑥⑦のお話をしていきます。
まずは、
⑥靴の縦幅が大きい
歩く時に地面に足がついている後半の時に靴擦れを起こすタイプですね。
ということで、今回注目するのは、歩行時でのこの時です!
この画像で言うと右足になります。
そう…
踵が地面から離れるこの瞬間です!
足に対して靴の縦幅が大きいと、足が靴の中で前の方に滑ってしまいます。
足が靴の中で前にずれてしまうと、靴から足自体が脱げようとします。
当然、足が靴から抜けようとして初めに脱げる場所はカカトになりますよね。
この時に踵と靴が擦れることによって靴擦れを起こします。
ということで、やっぱり自分の足の縦幅に合った新しい靴を買いましょう!
というように簡単に買い替えれたらいいですが、
その靴が買ったばかりだとしたら、そう簡単にいかないことも多いですよね…
ということで!
靴の改造をしましょう!
この部分の改造は比較的安価で出来ます。
こんなパーツを靴の前の方にはめ込みます。
とはいっても、これで対応するにも限界はあります。
足の実寸に対して、許容範囲から10㎜以上靴の方が大きいと対応できません。
いろいろ理由はありますが、ここでは本筋からずれてしまうので省略させていただきますね。
次は、
⑦履き口が大きい。
履き口とはここのことです。
つまり足を靴に入れる所になります。
日本人は足首が細い方が結構多いです。
つまり足首の太さに対して靴の履き口が大きいと、先程を同じように歩くとき踵が上がってしまうので、そのタイミングで踵が靴から抜けようとして靴擦れを起こします。
ここで、問題になるのがウォーキングシューズです。
ランニングシューズをはじめとしたスポーツシューズには、このようなサブの鳩目(紐を通す穴)があります。
このサブの鳩目は、まさに靴の履き口に対して足首が細い方が歩くときに踵が靴から脱げないようにするために使います。
しかし、ウォーキングシューズは靴の脱ぎ履きのしやすさを求めているので、このようなジッパーがついています。
なので、サブの鳩目がついてないのです。
ということは、足首が細い方がウォーキングシューズを履くと、必然的に脱げやすくなります。
そして、靴擦れになってしまう…
と、こういう方には靴そのものを改造していきます。
こんなことをしたり、
こんなことをしたり、
このような感じで解決していきます!
では最後の、
⑧カカトの後ろの骨が突出している。
このタイプの方は、
「どんな靴を履いても靴擦れになってしまう…」
という方が結構いらっしゃいます。
しかし!!!
そのような方でも、これまで説明してきた原因の⑦個のうちのどれかに大体当てはまっているので、それらの対応で改善することは結構多いです。
でも…それでも本当に何やっても靴擦れしてしまう…
という方には、最終兵器!!!
このカカトの突出している骨の部分を「ドーナツパッド」で覆ってしまいます!
こんな感じです。
よく突出した骨のところにガーゼや絆創膏などを貼る方がいらっしゃいますよね?
実は、それをしても残念ながらあまり効果はありません。
それはなぜなのか…
突出してる骨が靴に当たって痛いのに、その突出してる部分にガーゼや絆創膏を貼ってしまうと、突出部分の高さがより増してしまいます。
なので結果、より靴に骨が当たることになりますよね。
ということで、
とにかく靴擦れにお困りの方は一度ご相談ください!
今日はここまで!
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投稿者 ほまれ接骨院 | 記事URL
2020年8月17日 月曜日
歩くと痛い靴擦れ!原因が分かれば対策もできるんです!
ほまれです。
本日は靴擦れシリーズ、第2弾です。
前回のブログでは、地面に足が接地した時(足が地面についてる前半)などの靴擦れの対応をお話しました。
今回からは足が地面についている後半に靴擦れの痛みが出る方のタイプのお話をしていきたいと思います。
ここで少し復習します。
まず靴擦れになってしまう原因は?
① ソールが柔らかい
② 中底の踵部が大きい
③ ヒールカウンターが弱い
④ 前足部での紐締めが甘い
⑤ 靴の横幅が大きい
⑥ 靴の縦幅が大きい
⑦ 履き口が大きい
⑧ 踵の後ろの骨が突出してる
と、全部で⑧個ありました。
前回のブログでは、この⑧個のうち①〜③についてご説明しました。
⑧番目は骨の形の問題なんですが、もちろん対策はあるので、次回ご説明しますね。
それでは、今回は地面に足がついている後半での靴擦れの痛みなので、④〜⑦についてお話していきます。
④〜⑦をさらに
a : 横に足が動いて踵と靴が擦れている
b : 縦に足が動いて踵と靴が擦れている
と、2つに分けられます。
最初に復習した靴擦れの原因の⑧個でいうと…
a が ④⑤
b が ⑥⑦
に当てはまります。
では初めに、まずは a の④⑤から説明します!
人は歩行時、なんらかの障害がなければ基本的には、踵から地面に着く→足裏全体に体重が載る→踵が浮いて指で地面を蹴ります。
この時に体重の載る所はだいたいこんな感じにります。
あくまでだいたいです…
何が言いたいかというと、
足は縦方向だけではなく、横方向にも荷重が移動しているということ!
ということは、この時に靴の中で足が横方向に動く環境があると、踵と靴は擦れてしまうんですね。
そして、
④ 靴の前足部の紐締めが甘い。
の説明ですが…
このような感じで靴を持ってきた方は要注意です。
⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️
これを持ってきた方は、1番上の紐の結び部分だけを外して靴の脱ぎ履きしていることが分かります。
ということは、この方が次にこの靴を履く時は足をなかば強引に入れて履き、一番上の紐しか締めない可能性が…
でもあくまで可能性なので、「いつも履いているように靴を履いて下さい」と言って、まずは目の前で履いていただきます。
そして、1番上の紐しか締めないと…
走ると紐は必ず全体的に少しづつ緩んでいきます。
この方のように、一番上の紐しか締めない方はつま先に近い方(前足部)の紐が最初から緩んでいるということになりますよね。
ということは、一番上の紐は締めているので足首に近い所はシッカリ止まっているので、足と靴は動きません…
が!!!
前足部の紐はちゃんと締められていないので、前足部は横方向に靴の中で足が動いてしまいます。
なので、この状態で走るとシッカリ紐が締まっている足首近くを支点として、紐が緩い前足部は靴の中で横方向に動くということになります。
もちろんこの時、足首近くを支点として前足部が動いているので、反対に後足部である踵も横方向に動いています。
これはいわゆる「テコの原理」ですね。
図で表すと、こんな感じです。
なので、この対策は…
『シッカリ前足部から、紐を締めましょう!』
ということです。
そのためには、靴を脱ぐ時にこれくらい緩めてから脱がないといけません。
もちろん脱ぐ時は先程のように上だけ緩めて靴を脱いだとしても、履く時にこうのように緩めることができればいいのですが…
やっぱり靴を脱ぐ時、強引に脱ぐと靴にもストレスがかかるので、結果的に靴は長持ちしません。
なので!
正しく!そして、靴に優しく履こうと思うのならば、脱ぐ時にシッカリ全ての紐を緩めましょう!
私は、よくクライアントさんに、
『正しい靴の履き方は、正しい靴の脱ぎ方から!』
と、伝えます。
これ、私の中で名言です。
そして、自己満です…
あ!
この④のタイプはあくまで、足と靴の横幅が合っている!ということが大前提になります。
では次に、
⑤靴の横幅が足より大きい
のパターンの説明です。
このパターンだと、構造的に足よりも靴の横幅の方が大きいので、どれだけ先ほどのように靴紐を前足部から締めても意味がありません。
こういう方は紐を締めても締めても靴の中で足は動いてしまいます。
逆に紐をキツく締めすぎて、違うとこに足の痛みが出てしまうことがあるので、それも要注意です。
代表的なのは、足の甲に出る痛みですね。
足に対して靴の横幅が合っているか合っていないかの判断はいくつか種類があります。
でも、数字を計測した方が、私もクライアントさんも納得できますよね。
なので、サイズに不安な方は計測してもらうといいんですが…
ここで重要なポイントが1つ!
一般的に、メンズのランニングシューズのレギュラータイプの横幅は「2E」で作られています。
そして、レディスのレギュラータイプの横幅は「E」です。
ですが、男性ではこの2E幅のレギュラータイプの靴に対して、足幅が「3E」「4E」の方が履いたほうが良いと場合は良くあります。
しかし、ビジネスシューズなどは「4E」の方は「4E」の靴を…
なんてこともよくあります。
その理由は…
実際に足を見てみないとなんとも言えません。
ということで、そんな方は、
『シッカリ横幅の合った靴を新しく買いましょう!』
もちろん縦幅も合わせましょう!
しかし…
そう簡単に新しく買い替えられない方もいます。
この靴…この前買ったばっかりで…
なんて方には!
安心してください!
靴の中敷をこんな感じで改造します。
これで、靴の中で横方向に足が動くことありません。
と、いうことで今日はここまで!
次回は、
b 縦に足が靴の中で動いているタイプの⑥⑦
の説明をしていきたいと思います!
参考動画
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歩くと痛い!靴擦れ対策!
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2020年8月10日 月曜日
靴擦れって意外と厄介者なんですよねー。でも原因が分かれば。。。
ホマレです。
本日から「靴擦れ」シリーズが始めます。
前回のブログで、靴擦れの原因を見つける為には、痛みが出るタイミングが大きなヒントになるとお話しました。
つまり、痛みが出るのが地面に足が着いている前半なのか?後半なのか?
ということです。
では、本日は痛みが前半に出るタイプをご紹介していきます。
前回、靴擦れの原因を⑧個お話しました。
その⑧個のうち、前半で痛みが出るタイプは①~③が比較的多いですとお伝えしました。
① ソールが柔らかい
② 中底の踵部分が足の踵より大きい
③ ヒールカウンターが弱い
ということで、本日はそのメカニズムと対応についてお話していきます。
まず初めに、メカニズム…
痛みが前半で出るということは、踵が地面に接地した時に多くは痛みを感じます。
それでは、踵が地面に接地した時に足は靴の中でどのようになっているでしょうか?
人間の踵の骨は横から見ても後ろから見ても分かるように丸い形をしています。
ということは…
踵が地面に接地した瞬間に、踵は横揺れを起こします。(これは走るスピードが速ければ速いほど踵の横揺れは大きくなります)
この時に、
① ソールの踵部分が柔らかいと、踵の横揺れを抑えることが出来ない。
② 足の踵に対して、靴の中底の踵部分が大きいと、踵は横揺れ起こす。
③ ヒールカウンターが弱いと、踵の横揺れを抑えることが出来ない。
ので、踵が靴と擦れてしまいます。
ということで!
ここからは、これらへの対処法をお話していきます。
基本的には③個とも、
① ソールの踵部分がある程度硬さのあるものを選ぶ。
② 中底の踵部分の小さめのものを選ぶ。
③ ヒールカウンターが硬くてしっかりしたものを選ぶ。
といったような、その人に合う靴を新しく買い直すことがベストです。
…が!
しかし!!!
そう簡単には買い替えれないこともありますよね。
靴擦れを起こすのは大体新しい靴を買って間もない頃が多いからです。
ということで…
そうです…!
新しく靴を買い換えるよりはお安くすむ「靴の改造」を紹介していきます。
①のパターンには…
薄くて硬い素材を踵部分に入れていきます。
こうすることによって、ソールの柔らかさを補強することが出来ます。
②のパターンには…
中敷の踵部分に羽をつけて、靴の中で踵が動かないようにします。
③のパターンには…
ヒールカウンターの素材自体を靴に内側からつけます。
⬇️ ⬇️ ⬇️ ⬇️ ⬇️ ⬇️ ⬇️ ⬇️
こんな感じに改造すると、靴擦れの痛みから解消されるかもしれません!
でもでも大切なのは、一度靴擦れになったら、それが完治するまでは靴擦れになった原因の靴を履かないこと!です。
靴擦れが痛いままでは、どんなに靴を改造しても皮膚が炎症を起こしていれば痛いものは痛いですからね。
ということで、今日はここまで!
次回は「靴擦れ」シリーズの後半戦になります!
参考動画
⬇️⬇️⬇️
走ると痛い!靴擦れへの対応!
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2020年7月29日 水曜日
新靴あるある。靴擦れが痛いのー。どーする?大府市ライズボックス
ホマレです。
本日は「ザ・靴擦れ!」についてです。
靴擦れに困ったことある人はたくさんいますよね。
靴を履く競技をされている方で、靴擦れになったことがない方なんてほとんどいないと思います。
まあ、これをケガとして捉えていいかという議論はありますが…
そうです,,,
たかが靴擦れ。
しかし、されど靴擦れです!
間違いなく言えることは痛みがあるので競技をするにあたっては邪魔者になります。
これまでも何度か靴擦れの話をこのブログでも書いてきましたが、今回は「靴擦れ」だけにフォーカスを合わせてお話しようと思います!
最近、靴擦れでお悩みの方が多いです。
サイズも機能もその人に合っているのに、それでも靴擦れが起こってしまいます。
そもそもどうして靴擦れが起こるのか?
足の踵の骨の形と靴との相性が良くないからなのか…?
まあ、それも一理あるかもしれません。
しかし、実際にはそんな単純な問題ではないことがほとんどなんです。
「読んで字の如く」とはよく言ったもので、「靴擦れ」もまさにその通り…
足の踵と靴が擦れるんですね。
擦れるということは、足の踵が靴の中で動くということです。
なので、逆に言えば、靴の中で踵が動かなければ、靴擦れは起こりません。
ということで、この靴擦れが起こる原因を挙げていきたいと思います。
①ソールが柔らかい
②中底の踵の部分が大きい
③ヒールカウンターが弱い
④靴の縦幅が大きい
⑤靴の横幅が大きい
⑥前足部の紐の締めが甘い
⑦履き口が大きい
⑧踵の後ろの骨が突出している
と、簡単に挙げるとこれくらいです。
そしてそれぞれの説明、それに対する対処法をお伝えしようと思います。
しかしなかなかの量になるので…
長期戦です。
なので、今回はシリーズものになります!
ということで、本日より…
「靴擦れ」シリーズ!になります。
靴擦れの原因を探るために、まず歩行(走行)中のどのタイミングで痛いのかを確認します。
人間は、(神経麻痺などの障害がない限り)
A 地面に踵が接地
B 全体重が片足に載る
C 地面を蹴りだす
を繰り返して、歩行(走行)しています。
なので、痛みが出るタイミングは大きく分けて2種類になります。
・A〜Bの「足が地面についている前半」
・B〜Cの「足が地面についている後半」
の痛みです。
痛みがでるタイミングが前半か後半かで、原因が大まかに分かれていきます。
上記の⑧種類でいうと…
前半で靴擦れの痛みがでる方は①〜③のどれかに当てはまることが多く、
後半で靴擦れの痛みがでる方は④〜⑦のどれかに当てはまることが多いです。
が、あくまでも目安なので、必ずしもそうではありません。
でも、この前半か後半どちらのタイミングで痛みが出るかで、どうして靴擦れが起こってしまったのか、おおよその原因が分かるんです。
なので、どのタイミングで痛みが出るのかを知ることは結構重要になってきます。
ということで!
今日は長くなってしまったので、その1つ1つは次回に説明していきたいと思います!
なので、今日はここまで!
参考動画➡️➡️➡️痛い!踵の靴擦れの原因は??
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2020年7月22日 水曜日
膝痛と腰痛でお悩みのウォーキング愛好家!大府・豊明ライズボックス
ホマレです。
本日は、ウォーキングで腰と膝が痛くなった人のお話です。
ウォーキングは今までもよく行っていて、痛みは全く出たことはなかったとのこと。
しかし、ある日いつもの倍くらいの距離を歩いたら、その日から痛みが出始めたと…
明らかに歩いている時に痛みが出ているため、原因は歩行しか考えられないということでした。
これからもランニングやウォーキングを続けていきたいため、何が原因なのかみて欲しいと来院されました。
もちろん最初はシューズフィッティングから。
すると、やはり実際の足のサイズより大きい靴を履かれていました。
が、その前に…
この方が持ってきてくださったシューズはランニングシューズ。
そうなんです…
ランニングシューズのみだったんです!
ということは、ウォーキングもランニングシューズで行っていたということになりますよね。
このように、ランニングシューズでウォーキングする方、すっごく多いんです!
短い時間ならこの方の様に痛みが出ないケースもありますが、長い時間歩くとなるとやっぱり痛みが出てしまう方は結構いらっしゃいます。
やっぱりランニングシューズはランニングのために作られ、ウォーキングシューズはウォーキングのために作られているんですよね。
ということで、本日はランニングシューズとウォーキングシューズの違いを簡単にご説明していきたいと思います。
①重さの違い。
簡単に言うと、ランニングシューズは軽く、ウォーキングシューズは重いです。
ランニングは跳ねる運動になるので、足が上がりやすい様に軽い作りになっています。
それに対して、ウォーキングはそこまで足を上げません。
歩行は振り子運動になります。
ウォーキングシューズは、その振り子の勢いがつき、歩行時の足の運びがスムーズになるように、あえて少し重い作りになっているんですね。
②靴底(アウトソール)の違い。
ランニングシューズはウォーキングシューズよりも、アウトソールのクッション性に富んでいます。
つまり、少し柔らかめに出来ていて、着地の衝撃を吸収しやすくなっています。
なので、ランニングシューズは跳ねる反発力を利用して走りやすくなるようにアウトソールが柔らかめの作りになっているんです。
しかし、ウォーキングはランニングよりも足が地面に接地している時間が長いです。
なので、アウトソールが柔らかいランニングシューズで歩いてしまうと、接地の時にグラつき膝に負担がかかってしまうんです。
③つま先の反り(トウスプリング)の違い。
この画像を見ていただくと分かるように、ランニングシューズの方が反っています。
それは、前に荷重移動をしやすくするためです。
ウォーキングシューズとランニングシューズを履き比べると敏感な人は分かるかもしれませんが、ランニングシューズの方が立った時に前方荷重になりやすいです。
ランニングは、跳ねる反発を利用しながら前にグンっと進むためにとても良い構造なんですが…
これでウォーキングしてしまうと、常に前方荷重になってしまうため、ブレーキをかけようと背中や腰の筋肉に負荷がかかります。
そのため、腰に痛みが出ます。
他にもいろいろ違いはありますが、簡単にいうとこんな感じですね。
再度言いますが、ランニングシューズは走る為に作られたもの、ウォーキングシューズは歩く為に作られたものなのです。
短い距離や時間だと分かりにくいかもしれませんが、長時間歩いているとこの違いは大きく現れてきます。
なので使う目的に合わせて、身体に負担がかからない靴を選ぶことをオススメします。
しかし問題が…
ウォーキングシューズは横幅が広いものしかないんです。
市販のものはほぼ3Eから…
なかなか難しいものです…
なので、幅合わない靴は改造出来ますので、是非ライズボックスへお越しください!
ということで、今日はここまで!
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2020年7月20日 月曜日
踵と巻き爪が痛いバスケットマン!大府市・東海市ライズボックス
ホマレです。
本日は足底筋膜炎と巻き爪で困っているバスケットマンの方のお話です。
バスケットマンなので、もちろん男性…
20歳代の元気に動きまくれる方です。
足底筋膜炎に悩まされているのは、約4週間くらい前からだそうです。
バスケをやる頻度は週に1回程度。
初めはバスケをやった次の日の朝が異様に痛くなり、1〜2日くらいで痛みは無くなる。
というところから始まり、少しづつ症状は悪化し、今では歩くと常に痛いとのことでした。
痛みの出るタイミングは歩行時では地面に踵がついた時と地面から踵が上がる時…
つまり、足の裏全体が地面に接地している体重が片足に1番載る時は痛みはない。
なので、踵が地面に着く時と離れる時に足底筋膜炎の痛みが踵の近くに出ているんですね。
この原因については前にもお話したので、それを参考にしてみてください。
⬇️⬇️⬇️
朝一番とランニングで痛い足底筋膜炎!
そして巻き爪。
巻き爪に困っているのは、約3年以上も前からでした。
これが彼の足です。
そうです…
見た目はそんなに巻いていません。
でもご本人は痛いんです。
確かに切りすぎて深爪になっていますが…
ご本人としては、
「今日これから先生に診てもらうから、気合いれて爪を切ってきました!」
とのこと。
なんの気合い?と、まぁ少し意味不明ですが。
実際にはいろんな方が来院されます。
今回のように爪の巻き具合自体はそれほど巻いていないのに痛みを感じるタイプ。
逆に、爪の巻き具合は結構強いのに、全く痛みを感じないタイプ。
巻き爪の原因については前にもいろいろお話しました。
⬇️⬇️⬇️
巻き爪の原因!
巻き爪の原因の1つに浮き指と言って、親指の先が地面から常に浮いている状態で、爪に地面からの圧力が加わらないために爪が巻いてくる事が多いということがあります。
なので逆に言えば、親指の先までシッカリ地面についていれば、爪は巻いてきません。
で、今回の方は例のごとく、縦横に大きく、機能的に弱い靴を履いていらっしゃいました。
そうなると靴の中で足の指は踏ん張ります。
この時、踏ん張っているのは親指以外の4本の指…
人差し指〜中指〜薬指〜小指です。
どうして親指は踏ん張らないかというと、もともと踏ん張る能力がそこまでありません。
まぁ、全くないということはないんですが…
足骨の模型を見てみましょう。
分かりますか?
親指だけ、他の指に比べて骨が1本少ないんです。
つまり、2本なんです。
他の4つの指は3本の骨があります。
しかも、太い!
根元の骨も太い!
つまり、踏ん張るためには指がシッカリ曲がらないといけないんですが、指の骨が1本少ない親指は構造上シッカリ曲がりにくくなっているんです。
では、なんのために親指だけ骨が1本少ないの…?
それは、歩くためです。
「歩く」というのは前方に体を移動させるための行為です。
歩行で地面を蹴るとき、最後に地面から離れるのは、ほとんどの方は親指なんです。
この時、親指の骨が他の4つの指と同じように骨が3本あると、関節が多くなるため、力の伝達効率が悪くなります。
実際、骨模型を見てみると、親指だけ他の4つの指に比べて指の根元に骨も含めて太いのが分かりますよね。
つまりその分、体重を支えないといけないので、骨が太くなっているんです。
少し話がそれてしまいましたが、親指は踏ん張るのに適していないので、靴のサイズが大きかったり機能が弱かったりすると、親指以外の4つの指が踏ん張って、親指は踏ん張れない…
そうなると、地面を最後まで親指で蹴ることなく足は地面から離れてしまうので、親指の爪に圧力がかからなくなり爪が巻いていってしまう…
という感じです。
あ!指の話に関してはあくまで私の考えです。
そして、今回オススメしたバッシュはこちら。
アシックスのゲルスクープ。
カウンター(踵の補強)もシャンク(土踏まずの補強)も、とてもシッカリしてます。
残念ながら、お馴染みのゲルフープやゲルバーストみたいに横幅の展開をしてないので、レギュラーサイズだけですが…
なので、2E 前後の横幅の足の方はいいですよ〜。
ということで、今日はここまで!
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2020年7月13日 月曜日
片方だけ足の親指の付け根が痛い?片側外反母趾にも靴で対応!
ホマレです。
本日は外反母趾の方の報告です。
この方は40代の男性…
右足だけ外反母趾変形があり、痛みがあるとのことでした。
前にも、同じような方がいらしゃった時は、ウェーブライダー 22 ワイドをお勧めしました。
という話をしました。
しかし、今回の方は、普段仕事ではビジネスシューズでたくさん歩き、走っている時よりもビジネスシューズを履いている仕事中の方が痛みがあるとのことでした。
なので、まずは普段履いている、ビジネスシューズを確認させていただきました。
この方は靴を選ぶ時に、右足の拡い横幅を合わせるそうです。
なので、縦は実寸よりも30㎜も大きい…
そして、仕事でたくさん歩くため靴が1年もたないので5〜6千円の安い靴を履いている…
とのことで、当然ヒールカウンター(かかとの補強)もシャンク(土踏まずの補強)も弱く、ふにゃふにゃでした。
これでは、まず足より靴の方が大きいため靴の中で足が動きやすく、靴そのものが弱いので、足にすごい負担がかかってしまう…
その結果、足にとっては悪循環で、このままこういう靴を履いていると、外反母趾が治らないばかりか、より悪化してしまいます。
本来、外反母趾の方は指の付け根は拡いんですが、その手前の踵〜足部の中央部分までは、それほど拡くありません。
つまり、外反母趾の指の付け根の部分に靴を合わせると、それよりも後ろの部分は靴よりも足が小さいということになります。
この辺を今までもインソールのベースでいろいろと改造してきました。
でも、理想はやっぱり靴の形と足の形がぴったりと合うことです。
そうでないと、結局靴の中で足は動いてしまいますからね。
なので、「パラマウント・ワーカーズ」さんにお願いを…
右足の靴だけ、指の付け根部分だけを拡く、それより後ろの部分は細いままに。
パラマウント・ワーカーズさん、こんなわがままな注文を聞いてくださいます。
こんな感じです。
画像では少し分かりにくいですよね。
右足の靴の親指と小指の付け根部分だけが、左足の靴に比べて拡がっています。
これなら、外反母趾の右足が、靴の中で動く心配はありませんね。
本当にありがたいです。
この方がインソールの効果も出しやすいですからね。
毎日いろんな方が来院され、それぞれ、訴える症状も違えば、足の形もそれぞれ違いますからね。
だからこそ、興味深いし、勉強にもなるんですけどね〜!
と、今日はここまで!!
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2020年7月8日 水曜日
難しい子供靴の選び方。基本的には大人と一緒です!ライズボックス
ホマレです。
本日は子供靴の話です。
先日、5歳の女の子が母親とおばあちゃんと来院されました。
この女の子は靴を2足持っていて、
Aという靴を履いて走ると脚・足が痛くなり、泣きながら寝る…
なので、寝るまでの間、1時間以上もお母さんは娘の脚をさすってやることしかできないと。
そして、Bという靴を履くとスポスポと靴がすぐ抜けてしまう…
AもBも同じ15㎝なのに、なぜだろう…
ということでした。
確かに2つとも靴のサイズ表記は「15.0㎝」でした。
しかし、中敷を取り出して測ってみると、何と20㎜も違う…
そうです…同じサイズ表記でも、2cmも違ったんです。
Aの靴は女の子の実寸より5㎜小さかったので、そりゃ、痛くなりますよね…
そして、Bの靴は実寸より15㎜も大きい。
しかも、マジックテープではなく、調節のできないゴム紐…
そりゃ、スポスポ抜けますよね…
あまりにも痛がるので、近くの接骨院で、本人がお気に入りの5㎜小さいAの靴にインソールを作ってもらったみたいですが、痛みは変わらず…
まぁ、単純にサイズが合ってなかったということですね。
さらに言うなら、この女の子の足の形はこんな感じです。
なかなか個性的に足の形ですね。
踵はとても小さく、指が扇状に広がっています。
実際にウィズ(足囲)を計測してみると、「4E」でした。
結構大きいです。
もちろん大人も子供も靴の機能性はとても大切です。
なので、早速当院に来たその足で、踵と土踏まずがシッカリした靴を紹介して買ってきていただきました。
もちろんメジャーを渡して。
そして、買ってきていただいた靴がこちらです。
アシックスのスクスクシリーズ。
ベルクロ(マジックテープ)は2本のタイプのものです。
こういう子は基本ワイドタイプに靴を履いてもらうんですが、そうすると当然踵の周りも大きくなってしまうので、靴の中で踵がユルユルになってしまうんです。
なので、縦幅と横幅を合わした靴を買ってきていただいて、そこに改造した中敷を入れて、靴の中で踵が遊ばないようにしました。
一見、とても変な形の中敷です。
土踏まずから踵にかけて、とても幅広く中敷を作ってあります。
でも、これがいいんです。
なぜ良いと分かったか…
本日、仕事が午前中で終わったので、いつものように靴の市場調査へ行ってきました。
行き先はいつもの「イオン東浦店」。
まず最初に、スポーツオーソリティーに行って、様々なスポーツの靴を見て、勝手にメジャーを取り出し中敷の捨て寸を測ります。
そして、その後、キッズ共和国に行って、子供靴を見る。
ここは、品数がたくさんあるので、とても勉強になります。
最後に2階の「ASBEE」でタウンシューズを見ていたら…
先日来院してくれた女の子と母親とおばあちゃんに急に声を掛けられました。
もう痛がらなくなった!!とのことでした。
いや〜、こういうのは本当に嬉しいですね。
やってて良かったと心から思える瞬間です。
これからも、こんな感動を与え、与えられるように頑張っていこうと誓った1日でした。
と、今日はここまで!
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投稿者 ほまれ接骨院 | 記事URL
2020年7月6日 月曜日
朝一で足を着くと踵が痛いんです!足底筋膜炎?大府市ライズボックス
ホマレです。
本日は少し前に足底筋膜炎で来院された方のお話です。
50代の男性でランニング歴は20年…
フルマラソンもサブ4の方です。
つまり3時間代でフルマラソンを完走するという、レベルの高い方です。
月に走る量は約100キロちょっと。
今回痛みが出た所は足底筋膜という、足の裏の太い腱で踵の骨から始まっています。
そして、痛みが出やすい所は踵に近い部分…
この方もそうでした。
最初に痛みが出始めたのは約1ヶ月前だそうです。
走っている最中、足が地面についている間ずっと痛みがあるとのことでした。
しかも両足とも。
右が先に痛くなり、その後すぐに左も痛くなる…
そして、この足底筋膜炎の特徴は朝一番に起きて立ち上がった時に痛みが出るということ。
案の定、この方も朝一番は痛いということでした。
仕事前に走ることが多いので、朝痛いと走れない…
ご本人の分析では、
・痛みが出始める少し前から、走る距離は変えてないが、走るスピードを少し上げた
・走る時にはもう靴が古くなってきた
・朝走る時の気温が痛みが出始める少し前から少し下がってきた
この足底筋膜炎は血流も影響していると言われているので、朝一番痛いというのも分かります。
ということで、身体の評価ももちろんしますが、まずはシューズフィッテイングから。
今回、持ってきていただいた靴は「ミズノ ウェーブスペーサー ダイナ ワイドタイプ」の26.0㎝。
ランニングシューズよりはち少し軽いタイプのものです。
フルマラソンを4時間以内で走りきる方には良い靴ではありました。
が、しかし、本番のレースに関しては…
なぜ、この靴を選びましたか?
という私の質問に、
「軽いし、かっこいいし、甲高幅広なんで…」
と…
で、実際に測ってみると、縦幅255mmと252mm。
縦幅のサイズは許容範囲内でしたが…
横幅はD〜E(男性標準は2E)で、いうほど甲高でもない…
つまり、ご本人思っているよりも実際は、横幅は細く、そこまで甲高でもないという認識違いでした。
実はこういう風に勘違いされている方が本当に多いです。
昔から日本人は甲高幅広が多いですからね。(実際、日本で販売されいているウォーキングシューズのほとんどが3E以上です。)
と言っているのを、自分もそうだと認識していたとのことです。
でも、実際に計測してみて、サイズ表に合わせてみると、ご本人さんも納得してくれます。
そして、この方は縦幅が合っていても、横幅が2〜3サイズ大きい靴を履いていたということになります。
この足底筋膜に負担がかかるのは大きく分けて2つのタイミングです。
①足が地面に接地した瞬間。
このくらいのタイムで走る方だと、基本的に走る時は踵から地面に接地していきます。
その時に靴の踵のホールドが弱いと、足底筋膜に負担がかかってしまいます。
さらにこれはランニングシューズ全般に言えることですが、靴底のソールという部分が反発力を生かすために柔らかくできています。
そのため、踵が地面に接地した瞬間はソールが軟らかいために踵がグラつくことがあります。
踵が地面に接地した瞬間に踵がグラつけば、それを抑えようとして足底筋膜に負担がかかります。
なので、そのソールを多少硬くすれば、踵のグラつきは抑えられます。
改造はこんな感じです。
踵の部分にだけ、薄くて硬い素材を入れています。
こうすることによって、踵が地面に接地した時も踵のグラつきは抑えられます。
これは、靴擦れで接地した瞬間に痛いという場合にも有効です。
踵が地面に接地した瞬間に踵が靴の中で横揺れを起き、踵と靴が擦れてしまうんですね。
このタイプの靴擦れにも、この改造パターンをよく使います。
②足が地面に一番荷重が載っている時。
この時、足に対して靴の横幅が大きいと、足は横に動きたくないので、指を曲げて踏ん張ります。
こうすると、足底筋膜が緊張します。
そして、足に対して靴は大きいので、横アーチが潰れようともします。
こんな感じです。
こうなると、靴の中で足が動きたくないので指で踏ん張ることによって足底筋膜が緊張して、さらに横アーチは潰れようとするので、緊張している足底筋膜が伸ばされようとするんです。
つまり、足底筋膜炎に対して、靴の対処法は、
①踵の補強がシッカリしている靴を選ぶ。
②ソールの踵部分を硬くする。
③足が横にブレないよう、そして横アーチが潰れないよう、細めの靴を履く。
④荷重方向を良い方向にインソールで誘導する。
ことです。
ここで、提案してみました。
①今履いている軽くて、機能的には少し弱い靴を改造(ソールの踵部分の補強と、中敷に横幅を足す)する。
②少し重いが機能的には強く、横幅のシッカリ合ったランニングシューズを新しく買うか。
(ランニングシューズの方が全体の形も真っ直ぐ出来ていて、土踏まずの部分も踵の部分もシッカリ補強がしてあるため、走るためのトレーニング効果が高いので、練習の約8割はこのランニングシューズのほうが良い。)
もちろん、どっちを選んでも、インソールは必要…
そして、この方が選んだのは両方でした。
今、履いている靴は大会用にして、練習用に新しくランニングシューズを買って、その両方にインソールを入れるということを選択されました。
そして、今回買っていただいたのが、「ミズノ ウェーブライダー 21 スリムタイプ」
購入後結構走ってもらって、結局、改造した靴も、新しく買った靴もインソールなしで走って痛みが半分くらいに減ったと…
そしてさらに、両方ともインソールを入れて練習してみたら、痛みがほぼなくなったそうです。
さらに、仕事中も革靴でよく歩くということだったので、革靴も一緒に購入していただきました。
あとは、身体の評価で背骨や骨盤の動きが硬く、上手に使えていないところがあり、走るとモモやふくらはぎが張るということだったので、靴とインソールで軽減されましたが、身体のバランス調整も今後しばらく続けていくことになりました。
とにかく、
まずは認識違いされている方が多いということ。
縦幅が合っていても、横幅が合っていないだけで怪我の原因になるということ。
反発力を生かそうとソールの踵部分が柔らかいのも、時にはケガの原因になってしまうということ。
今日はここまで。
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2020年7月1日 水曜日
走ると膝が痛いんです!ランナー膝?何とかしてください!!
ホマレです。
本日のクライアントさんのお悩みは、ランナー膝(腸脛靭帯炎)。
しかも、3年前に走り始めてから、すぐに痛みが出始め、そのまま騙し騙しランニングシューズを4足変えながら走っていたけど、ランナー膝の痛みが出たり、出なかったりの繰り返しだったそうです。
そして今回、会社の駅伝大会のランナーに選ばれたため、本気で練習しないと!
ということで、当院に来院されました。
この方はだいたい週3回、1回10kmくらいランニングするということでした。
そして毎回、だいたい7〜8km辺りで右膝の外側が痛くなり、痛みが弱ければペースを落として走り、痛みが強ければそこから残りを歩く…
というように、3年間走り続けていました。
もちろん、痛みが続くときは、他の病院に受診したりもしていました。
で、痛みがなくなり、いざ走り始めると、また痛みが再発するの繰り返しだったそうです。
そして、当院にてカウンセリング…
当院では、まず身体中の評価をしていきます。
・どこの筋肉が使えていて、どこが弱いのか。
・関節の硬さ。
・身体の使い方。
などなど…
良くないところは修正しますが、何よりも走る為に今クライアントさんが持っている良いところを、いかに引き出すか…
で、評価していきました。
それから、シューズフィッティングへ。
サイズを測ってみると、縦幅も横幅も持ってきていただいた靴は、だいたいサイズは合っていました。
しかし、機能的に…
お持ちいただいた靴はGT-2000 2。
この方の踵を後ろから見てみると元々内側に倒れていて、荷重が外側に逃げるタイプです。
そして、アシックスのGT-2000などのニューヨークシリーズには踵が外側に倒れている方が、
それ以上外側に倒れない様に「DUOMAX」という素材がソールの踵に近い部分に入っていて、荷重がまっすぐ抜けるように、そしてさらに土踏まずが潰れないように作ってあります。
これによって、踵が外側に倒れている人には良いことですが、今回の踵が元々内側に倒れていて、荷重が外側に抜けるようなタイプの方だと、荷重がさらに外側に抜けてしまいます。
それが、原因で膝の外側にストレスがかかり痛みが出ている可能性があるんです。
なので、この方には縦幅のサイズを1サイズ小さくし、横幅も合わせて「ミズノ ウェーブライダー 21 スリム」に買い替えていただきました。
ランニングシューズを変えただけで、どこまで変わるかを知っていただくために、あえて身体のバランス調整はしていません。
もちろん紐の締め方はシッカリ指導しました。
そして、普段通り、2週間(合計6回)ランニングしてもらいました。
結果は…痛みが「0」
つまり、身体の問題がゼロではなくても、靴だけで痛みが無くなったんです。
こんなこともあるんですね。
まぁ、前に紐の締め方を変えただけで痛みが無くなった方もいましたからね。
今日のまとめ!
機能もサイズも合っていても、靴の特性が合ってなかったり、紐の締め方がよくないと痛みが出ることもある!
と、いうことです。
今日はここまで。
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