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2024年12月9日 月曜日
靴の寿命はどこで判断?ふくらはぎやモモの痛みに影響するかも!?
今日はジムランナーの方の話。
ジムランナーとは、ランニングのほとんど、または全てをジムのトレッドミル(ランニングマシーン)で行っている方のことです。
この方の50歳代の女性で、ランニング歴は約10年とのこと。
週2回のジム通いで、ジムでのメニューは1時間を全身まんべんなく筋トレして、最後にランニング1時間だそう。
今回の悩みは、1ヶ月位前から、トレッドミルで走ってるとだいたい20分弱くらいで、両方のふくらはぎとモモがパンパンになってきて走れなくなってしまうとのこと。
で、この方が現在履いている靴は「asics GT-2000 レディスワイド 24.0」
この靴を約3年履いている。
こちらがその靴。
見ての通りめっちゃ綺麗ですよね。
外では一切走ってないから。
さらにアスファルトやコンクリートの上を走っていないので、ソールも全然削れてないです。
ここからは、いつものように採寸。
で、実際にサイズを測ってみると。。。。
何とサイズは縦横ともにバッチリピッタリ!!
いわゆる理想のサイズで履いている!
ここまでジャストサイズを惜しげもなく履けてる人なんて、当院ライズボックスがはじまって約500人が来られましたが、この方で2人目になります。
さらに、この「asics GT-2000 」は非常に良い靴。
カウンター(踵部の補強材)もシャンク(土踏まずの補強材)も非常にしっかりしています。
じゃあ、この方にとって何が原因なのでしょう。
確かにこのasics GT-2000 はソールの内側後方のみに「Duo Max」という硬い素材が入っていて、荷重方向にクセがあるんです。
でも、このクライアントさんがそのクセにまでもびったりはまっている。
ということで、お持ちいただいた靴をしっかり見て、手で触って確認し、ついに発見。
問題は使用年数。
3年も使用していればどこかはへたってきますよね。
そう、見た目はすっごい綺麗でも。
カウンターはまだしっかりしてましたが、シャンクが。。。
クニャクニャ。。。
そうです、この靴のシャンクはもともと非常に強固にできております。
しかし、3年という使用年月がシャンクの経年劣化を招き、その結果クニャクニャにしてしまったんですね。
このシャンクの役割は足が地面に着いた時に足がグラつかないようにすること。
で、もともとしっかりしていたシャンクがクニャクニャになると、足が支えられなくなり、その代償としてこの方の場合はふくらはぎとモモの筋肉を頑張っていたのかも。
まあ、ここまではあくまで仮説・想像・妄想ですが。
じゃあ、本当にそうだったのか試してみようということで、この方が持ってきてくれた靴にシャンクの変わりとなる、カーボンを入れて、当院にあるトレッドミルで20分走ってもらったところ。。。
20分では脚がパンパンになりませんでした。。。
が、アキレス腱が痛くなりました。。。。
完全なる失敗談です。
靴の中をよく見ると、失敗の理由が判明。
カーボンが前にずれている。。。
で、蹴り出しが硬くなり、アキレス健に負担がかかり痛くなったんでしょう。
人間は本当に正直な体をしていますね。
ということで、カーボンがずれないようにしっかり止めて走れば大丈夫でした。
あとは、ジムでいつものように走ってみんと分からんです。
ここで今回のポイント!
見た目が綺麗でも、靴のへたりはソールの削れ具合だけではありません! カウンター・シャンクの硬さをしっかり手で判断しよう!
つまり、見た目のみにとらわれるな!
です。です。
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投稿者 ほまれ接骨院