上がる!RISEBOXスタッフブログ
2018年3月11日 日曜日
名古屋ウィメンズマラソン駆け込み女子!ふくらはぎが痛くて走れない
今日3月11日(日)は名古屋ウィメンズマラソンでしたね。
当院からも7人の女性ランナーがエントリーしております。
みなさんの訴えは様々です。
足首の痛み
もも裏の痛み
股関節の痛み
ふくらはぎの痛み
腰の痛み
肩がこる(走った時のみ)
足裏の指の付け根の痛み
この時期はかけこみ寺状態になることもあります。
もちろん以前より定期的にサポートしている方もいます。
が、大会直前になって来院される方も少なくありません。
そんな中で今日紹介する方はふくらはぎの痛みの方。
厳密に言えば、走っていると、段々右のふくらはぎの下の方が重だるくなって、踏ん張れ無くなり足が前に進みにくくなるとのこと。
そしてそのまま走っていると、左も同じ症状がでてくる。
この症状は今年に入ってから少しずつでて、どんどん症状が悪化しており、今では7キロくらいでこの症状が出るとのこと。
ということで、まずはいつもようにフィッティングから。
持ってきた靴はニューバランスの1040。
これは24時間テレビで毎年走るマラソンランナーの方、さらに間寛平さんがアースマラソンで履いていたモデルです。
今年から、名古屋ウィメンズマラソンのスポンサーがナイキからニューバランスに変わり、ニューバランスのシューズを履くと出場権を得られやすいということで、この靴を選んでいるとのこと。
でも、まあ、この方は4年以上前からこのモデルを履いており、今の靴は約2年前から履いているとのこと。
実際にサイズを見てみると、横幅は少し大きいけど、縦幅は問題ない。
走り方の癖が少ないのか、ソールの磨り減りも2年履いている割にはまだ、許容範囲内。
ちなみにこの方は月間走行距離が約50キロ。
年間で約600キロ。
つまり2年間で約1200キロ。
履いてきたということになります。
さらに見ていきます。
踵の補強材であるヒールカウンターの硬さは大丈夫。
しかーーーーしっ!!
最後のチェック項目の土踏まずの補強材であるシャンクの硬さが無い。
厳密に言えばもうへたってしまっている。
この1040という靴は元々シャンクの硬さは非常に強固でしっかりしている。
でも、この方がこれまでこの靴で走ってきた距離は約1200キロ。
そりゃ、それだけ走ってりゃシャンクもへたりますわね。
もちろんこれは、新品の状態の硬さを知っているからこそ、へたっていることが分かるんです。
で、この方はソールもそんなに削れてないし、どこも破れてないからまだ大丈夫だと思っていたとのこと。
シャンクがへたることで、地面に足が着いた瞬間に足部に捻れが生じ、それを抑えるためにふくらはぎの筋肉が頑張り過ぎてしまっていたかもと考えます。
さらに、右から先に症状が出るということは荷重方向にも問題があるかも。
じゃあ、さっそく新しいのに買い替えましょう!
というワケにはいきません。
なんせ、この方が来院されたのは大会本番の10日前。
このタイミングで変えても、新しい靴に馴染む時間がありませんので逆に危険です。
靴擦れでも起こしたら、まあ大変ですからね。
どーする。。。
ということで、今回は久しぶりに靴の改造。
まずは中敷きを新しいのに変えます。
中敷きは買ったままで全く変えていなかったので、だいぶへたってました。
これだけでも履き心地はだいぶ変わります。
さらにシャンクの代わりとなる素材を中敷きの下に敷きます。
*これはサンプル画像なので1040ではありません。
これで実際に10キロ走ってみてもらったところ、だるさは約半分に軽減したとのこと。
そして本番まであと3日のところで来られて、最後の仕上げのテーピングを。
これも固定が目的のテーピングでは無く、筋肉を保護する目的のテーピングでもありません。
つまり体重を載せる方向を変えます。
さらに、体のバランス調整の整体を。
あとは時間がないためぶっつけ本番。
そして無事に完走を祈るのみ。
ちょうど先週末、体重を載せる方向を変えるテープのヒントをセミナーでいただきました。
それを自分やスタッフ、身内で反応を確認して、いけるっ!と判断して何人かのクライアントにしようして、しっかり結果で出ていたので、この方にも使用しました。
結果報告を楽しみにしています!
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投稿者 ほまれ接骨院