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2025年8月13日 水曜日

走ると痛い!有痛性外脛骨の原因!

今日は有痛性外脛骨の原因について。

前回は骨の位置異常についてでした。

そして今日は。。。

「ふくらはぎの中の内圧!」

について。

ふくらはぎの「内圧」とは?

例えるならば。。。

水風船に水を入れれば入れるほど水風船は満パンになっていきますよね。

このとき、水風船の内部の圧力が高くなっていので、中身が満パンに。

これを専門的な言葉では、内圧が上がると呼びます。

この内圧は四方八方が塞がっている場所で、基本的に全て存在しております。

これはもちろん私たち人間の身体でも同じことが言えるんです。

人間に起こりうる障害に「コンパートメント症候群」

というものがありますが、これはふくらはぎに起こることが多く、筋肉が疲れすぎてしまい筋肉が固くなって筋肉が全体的に腫れます

その結果、ふくらはぎ部の内圧が上がってしまい血の流れが悪くなります。

血液は筋肉や神経・皮膚に栄養を与えているため、このままふくらはぎの「内圧」が上がったままだと、筋肉などに栄養がいかなくなり問題が生じます。

これが、「コンパートメント症候群」の症状となります。

悪化してしまうと手術になることも。

で、今回見ていただきたいのが、この図。

今回の外脛骨部には、後脛骨筋がくっついていることは、以前お話した通りです。

ふくらはぎの断面図を見ると、後脛骨筋はふくらはぎのほぼ真ん中に位置しております。

つまり、この後脛骨筋は皮膚に接することがなく周り全てが他の筋肉か骨に覆われているんです。

すぐ下にある「長母趾屈筋」も同様ですね。

つまり、ふくらはぎが疲れてしまい周りの筋肉が腫れてきて内圧が上がってしまうと後脛骨筋や長母趾屈筋が周りから圧迫されることになります。

この2つの筋肉は皮膚は接しているわけではなく、全周を筋肉や骨で囲まれているので、「逃げ場」が無いという状態なんです。

この状態で、後脛骨筋が働こうとしても、周りから圧迫されているためうまく働くことが出来ない。

そうなると、後脛骨筋は筋力を発揮することが出来なくなるため、代わりに他のふくらはぎの筋肉が頑張る。

加えて、後脛骨筋や長母趾屈筋以外の周りのふくらはぎの筋肉が、いつも以上に頑張らなければなくなるため、よりふくらはぎの内圧が上がってしまうんです。

つまり、、、悪循環。。。

その繰り返しで、後脛骨筋は筋肉が痩せていきます。

後脛骨筋は土踏まずを内側から支える重要な筋肉のため、この筋肉が痩せて働かなくなると土踏まずが落ちてしまいうことで、いわゆる「扁平足」になってしまうんです。

そのまま後脛骨筋の使われない状態が続くと後脛骨筋自体が固くなっていきます。

しかも、もともとあった土踏まずが落ちてしまうので固くなった後脛骨筋が外脛骨の部分で引っ張ってしまい、その部で炎症が生じる。

ここまでの流れを簡単に書いてみますと

① ふくらはぎが疲れると

    ☟

② ふくらはぎの筋肉が腫れる

    ☟

③ ふくらはぎの内圧が上がる

    ☟

④ 全周囲囲まれている後脛骨筋が圧迫を受ける

    ☟

⑤ 後脛骨筋がうまく働けないので、後脛骨筋の筋力が低下する

    ☟

⑥ 後脛骨筋が支えている土踏まずが下がる(偏平足化)

    ☟

⑦ 後脛骨筋が固くなってしまい外脛骨部を引っ張ってしまう

    ☟ 

⑧ 外脛骨部で炎症が生じ

    ☟

⑨ 有痛性外脛骨の発生

 

この後脛骨筋、実はこのがまだあります。

 

 

 

参考動画

☟☟☟☟

(外脛骨の痛みが出る原因は?後脛骨筋がなぜ外脛骨を引っ張るのか?)

 

 

 

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投稿者 ほまれ接骨院

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