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2025年10月7日 火曜日
外反母趾の発生メカニズム!!
今日は外反母趾の発生するメガニズム。
いわゆる外反母趾の末期になっていく話。
前回は第1中足骨の付け根の関節面の角度の問題で、もともと関節が緩いか、筋力が弱いかで第1中足骨が内側に開いていく。。。
それにより、母指内転筋が引っ張られ、種子骨を介して親指の骨が外反していまうことで、外反母趾が完成する。
というとこまでお話しましたね。
今日はその続き。
上記の右の画像の状態が続くと。。。
つまり、母指内転筋にテンションがかかり続けることで、
第1中足骨に載っかている種子骨を介して、第1中足骨自体を回転させます。
⬇️の画像は母指内転筋が種子骨にくっついているところの断面図
赤色の矢印が母指内転筋で、矢印方向に引っ張り続けると、種子骨を介して第1中足骨を黒色の矢印方向に回転させます。
回転すると、親指の曲げ伸ばしの時の関節面が傾く。
本来、関節面は地面に対して垂直になっているので、親指の曲げ伸ばしも地面に対して垂直に動いています。
しかし、図のように関節面が傾いてしまうと、となりの人差し指の方へ親指が曲がろうとします。
つまり、親指が外反方向に動こうとします。
なので、前回ですでに完成している外反母趾が、さらにひどくなるんですよね。
さらに
もう1段階。
まずは下図を見てください。
「母指外転筋」
親指を内側(外転とも内反とも言う)へ開くための筋肉
外反母趾が働くと、親指が外側(「内転」とも「外反」とも言う)へ親指がいきます。
この「母指内転筋」はそれに拮抗して、親指を内側(「外転」とも「内反」とも言う)へ引っ張ってくれてます。
ここで先ほどの母指内転筋が引っ張って第1中足骨が回転する画像を思い出します。
下図に先ほどの第1中足骨が回転する図に母指外転筋を当てはめてみると。。。
母指外転筋の位置が骨の横から、下に移動するのがわかりますよね?
母指外転筋は骨の横にあって、はじめて親指を外転(内反)しますが、第1中足骨が回転して、それにつられて母指外転筋が骨の下にきてしまうと、親指を外転することが出来なくなります。
つまり、ここまでの流れで、親指は外反(内転)してしまっているのに対して拮抗してくれていた母指外転筋が働かなくなってしまうと、さらに外反母趾をひどくしてしまうんです。
今日はやや難しかったので、外反母趾になるメカニズムをまとめると。。。
①もともと第1中足骨の根元の関節面は内側に傾いている
②その関節面を支える筋肉が弱い、もともと関節自体が緩いと第1中足骨が内側に倒れようとする
③母指内転筋にテンションがかかり、親指の骨を外反(内転)させる
④外反母趾の完成
(以下からが今日の話)
⑤完成された外反母趾をさらに悪化させる第1段階として
母指内転筋にテンションがかかり続けることで、第1中足骨を回転させる。
第1中足骨と親指の関節面の傾きが変わり、親指はさらに外反。
⑥完成された外反母趾をさらに悪化させる第2段階として
母指内転筋のテンションで第1中足骨が回転した状態が続くと、骨の横についている母指外転筋(母指外反に拮抗する筋肉)が、骨の下に移動するため働かなくなって、親指がさらに外反。
という、流れです。
ここまでが、外反母趾になるメカニズムです。
今日の参考動画
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投稿者 ほまれ接骨院