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2024年7月22日 月曜日
歩くと痛い巻き爪の治療をするには!爪の変形を知るっ!
本日は爪の変形についてです。
これも巻き爪を治療する上で、必ず知っておかなければならない知識の一つになります。
なぜなら、我々では対応できず、お医者さんにみてもらわないといけないものもありますので。
特に注意しないといけないのは感染症です。
あやしいと思ったらら、迷わず皮膚科に行ってくださいと伝えます。
では。
①匙状爪(さじじょうつめ)
スプーンのように爪の先が上向きになり、爪の中央部分が凹んだ状態です。
生まれつきは非常に少ないです。
生後1〜4歳で見られることもありますが、これは病的ではありません。
匙状爪になる疾患としては、鉄欠乏性貧血やバセドウ病などが多いです。
10本の全ての指でこの変形が見られると、怪しいかなということになりますね。
いっぽう、我々が対応できるほとんどのものは、でかい靴を履いているか、踏ん張り癖があることで匙状爪になっている方になります。
②鉤弯爪(こうわんつめ)
爪自体が分厚くなり、爪の変色と鉤型の変形が見られます。
親指に多く発生し、遺伝的に思春期に症状が出現することも。
熱傷・凍傷・骨折・挫傷の後にこの変形が起きることもあります。
鉤弯爪となる疾患としては、乾癬・爪白癬(これらはいわゆる水虫などの感染症)・カンジタ症(感染症)など。
そして我々が対応できるものは、
先細の靴を履いている人、でかい靴を履いている人、踏ん張り癖のある方、深爪傾向の人などで鉤弯爪になっている方になります。
③肥厚爪(ひこうつめ)
爪自体が異常に分厚くなり、爪の成長が極めて遅くなった状態。
高齢者などが生理的になることが度々あり、いわゆる老化現象というものになります。
なので、薄く削っても、しばらくすればまた爪が厚くなってきますので、完治することはできませんが、管理することは可能です。
疾患としては、動脈硬化・爪白癬・カンジタ症の人がなりやすいです。
我々が対応できるのは、
先細の靴をはいてい人、でかい靴を履いている人、踏ん張り癖のあることで肥厚爪になっている方になります。
これらの方は親指や人差し指に肥厚爪が多く発生します。
つまり、圧迫を受けやすい爪ですね。
④陥入爪(かんにゅうそう)
爪自体は爪のレール(爪の両サイドの溝)に食い込み、その部分で炎症や化膿を起こしている状態です。
疾患としては、脚の循環障害・糖尿病・爪白癬など。
指自体を爪の上から踏まれた時にの後に、このような状態になることもありますね。
我々が対応できるものの原因としては、
急激な体重増加、妊婦さん、長時間の立ち仕事をされている方、先細の靴を履かれる方、でかい靴を履く方、深爪の方などになります。
⑤巻き爪(まきづめ)
これが、いわゆる巻き爪。
爪が巻いているだけで炎症や化膿は起こしていない状態となります。
つまり、痛くないということ。
陥入爪との違いは痛いか痛くないかですね。
爪の巻き具合がきつくても、痛くなければ巻き爪となります。
遺伝に関しては、まだはっきりわかっておりません。
疾患は、脚の循環障害、糖尿病、爪白癬など。
指を爪の上から踏まれたあとに起こることもあります。
我々が対応できるものの原因としては、
陥入爪と一緒ですね。
ここで重要なことは、
結局、巻き爪も陥入爪も爪の変形の一種だということです。
そして、上記の①〜⑤が合併することがある!
です。
匙状爪と陥入爪が合併したり、鉤弯爪と巻き爪が合併したり。
そうすると、非常に厄介になります。
とにかく、これらに対して我々が対応できるものには、シューズフィッティングをして、インソールをいれて、定期的に爪のケアをするということ。
これを徹底することで、病的なものや、生理的なものでない限りは改善していきますね。
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投稿者 ほまれ接骨院