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2024年11月5日 火曜日

走ると股関節が痛いランナーの方のお話

今日は左股関節が痛いランナーの方のお話です。

ランナー歴は3年40代男性の方。

去年より、体力もついてきたので、少しストライド(歩幅)を大きくして走り始め、それから間もなくして地面を蹴る時に左の股関節が痛くなったと。

今では、歩くのも少し痛いので走るのを少し制限しているそう。

 

で、この方の特徴は普段歩く時から、体幹が後ろに残り、骨盤前方位タイプ。

残念ながら、画像がないのでスタッフに再現してもらいました。

で、この方が痛いのは、この時の左股関節。

さらにこの時、上半身が右にやや倒れている。。。

ということは左足で地面を蹴る時に体幹が後ろに残り、さらに上半身が右に倒れているので左足で地面を蹴る時に左股関節の前が伸ばされている状態です。

この走り方でさらにストライド(歩幅)を大きくする走り方にすれば、さらに左の股関節の前にストレスが強くなりますね。

で、この方の靴を見てみると、縦幅のサイズはなかなか合っているけど、まあ横幅の大きい靴を履いている。

さらにレーシングシューズなので、カウンター(カカト部の補強)もシャンク(土踏まず部の補強)もなかなか弱いんです。

これでは、地面に足が接地する時に足がグラつくので、それを防ごうとして指が下画像のように靴の中で指が踏ん張ってしまいます。

こうなると、蹴り出しの時間がさらに長くなるタイプの方は余計に股関節の前側にストレスが大きくかかることになります。

ということで、まずはしっかり靴のサイズを合わせ、機能的にもしっかりしているものを選びました。

これで指の踏ん張りがなくなり、スムーズに地面を蹴ることができるので、股関節へのストレスが減りますね。

ここからインソールの作成に入ります。

ここでのインソールの役割は後ろに倒れた体幹を起こすことがメインです。

もちろん、体幹の倒れも戻します。

といことで走ってもらって痛みがほぼ消失で違和感が残る程度。

ここから微調整をして違和感も取れましたので、予防のための体操を指導して一旦ご卒業です。

 

 

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投稿者 ほまれ接骨院

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