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2025年6月26日 木曜日

種子骨炎!?足の親指の付け根の底面の痛みが気になるの。。。

今日のお話は「種子骨」について。

先日、新しいクライアントさんが来院しました。

この方は既に病院にて診断を受けてきた方。

病名は

「種子骨障害」

痛い場所は足の親指の付け根の底面です。

いわゆる母趾球と呼ばれたりするとこです。

画像的にはココ。

この部分に米粒より少し大きい骨が2個あって、この骨こそ「種子骨」と呼びます。

「種子骨」という言葉は、一般的には、あまりなじみのない言葉ですよね。

なので、この「種子骨障害」を説明するには、まず、この「種子骨」とは?

ということを伝えなければなりません。

ということで、まずは「種子骨」を今日は説明します。

 

「種子骨」って、人間の身体の中で実は何箇所か存在します。

その中で一番有名なのは、膝のお皿ですね。

これ、解剖学的には「膝蓋骨」って呼びます。

なので、この膝のお皿であるこの「膝蓋骨」を例にとって説明します。

この「膝蓋骨」の役割を一言で言うと。。。

「滑車」です。

つまり、力の伝達効率がよくする!!

ってこと。

わかりやすい図だとこんな感じ。

2つの建物の上にそれぞれ人が立っていて、下から重い荷物を持ち上げようとするなら、右の滑車を使って持ち上げる人と、左の滑車を使わない人とどっちが楽に荷物を持ち上げられそうです?

もちろんの滑車を使っている人のほうですね。

力学的に説明すると難しいので、感覚的に右の方が、楽そう!

で、いいです。

では、この滑車を膝に例えるとこんな図になります。

ここでは、「膝蓋骨」がこの「滑車」になります。

では、これを膝で説明します。

この「膝蓋骨」は膝を伸ばす際に活躍します。

もちろん、関節を動かすのは筋肉であり、膝を伸ばすメインの筋肉はモモの前の筋肉。

モモの前の筋肉はけっこう有名で「大腿四頭筋」と呼びます。

この「大腿四頭筋」が、主に骨盤とモモの骨から始まり、脛骨粗面という「スネの骨」の上の方に付着します。

じゃあ、この「大腿四頭筋」が働いて、膝を伸ばそう!という時にこの「滑車」である「膝蓋骨」があることによって、弱い力でも効率よく膝を伸ばすことが出来るんです。

もし、膝を伸ばそうとしたときにこの「膝蓋骨がなかったとしたら?

この「大腿四頭筋」は、まぁ大変ですよね😥

考えてみたら、膝から下の重さだけでも、5~7キロくらいもありますからね。。。

そんな重いものを一つの筋だけで持ち上げようと思ったら凄く大変。

だから、この「膝蓋骨」という「種子骨」を使って、筋肉の力の伝達効率を上げてるんです。

これが「種子骨」の役割です。

そしてこの種子骨が、足の親指の付け根の底面にあるんです。

2個。

つまり、ここの種子骨も「滑車」の役割をしております。

ということは、ここには、主に親指を曲げるための筋があるので、親指を効率よく曲げるためにこの「種子骨」が、あるんです。

 

参考動画

☟☟☟☟

種子骨障害!種子骨って、どんな役割をしてるの?l

 

 

 

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投稿者 ほまれ接骨院

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