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2025年6月26日 木曜日
足の親指の痛みでも外反母趾ではない!?種子骨障害かもよっ!
今日も種子骨(しゅしこつ)障害の話の続き。
前回は種子骨の役割の一つの滑車(プーリー)について話をしましたね。
今回はさらに役割の話をしていきます。
なぜなら、種子骨障害の対策を語る上で、この役割を知ることが非常に重要ですからっ!!
で、今日は滑車の他の2つの役割について、お話しします。
① 衝撃の吸収
人間が歩いたり走ったりするときに必ず地面から身体に衝撃が加わりますよね。
その衝撃を吸収するそのほとんどが背骨と骨盤というのは以前もお話ししました。
例えば、なんらかの原因で背骨と骨盤に問題がおきてしまい、それらの衝撃吸収機能が弱くなったとします。
そうすると、他の部分で衝撃の吸収をしなければならなくなりますよね。
つまり、上記でいう他の部分の一つが足部。
もちろん、背骨や骨盤に問題がなくても常日頃から衝撃の吸収としての役割を果たしてくれております。
でも、背骨や骨盤が使えていないと、いつも以上に足に負担がかかってしまうことになりますよね。
足部には、アーチという箇所があり、わかりやすいのは土踏まずです。
地面に足が接地する前は土踏まずはつぶれませんが、足が地面についた瞬間に、このアーチ(土踏まず)がつぶれることで衝撃の吸収の役割を担ってくれてます。
さらに、足が地面に接地する時、アーチだけでなく、この種子骨の部分でも衝撃の吸収の役割を担ってくれてるんです。
この種子骨は足の親指の中足骨という骨の上に乗っている状態。
そして、この中足骨には種子骨が動く為の溝があるので、種子骨はある程度この中足骨の上を動くことが出来ます。
つまり、足の特に前の部分(指に近い方)に体重が乗ったときに種子骨が中足骨の上を動くことで衝撃の吸収の役割を担ってくれてます。
ということは、地面に足が接地するとき。。。
背骨や骨盤が上手く使うことができないと
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足のアーチでの衝撃吸収能力がより必要になる
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でも、この時アーチの機能が低下していると。。。
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足の種子骨にいつも以上に負担がかかってしまう
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種子骨障害が発生
という感じ。
② 長母指屈筋腱を守る
この長母指屈筋腱とは非常に大事な筋です。
どれくらいこの長母指屈筋腱が大事かと言いますと、まず単純に手も同様に、他の4本の指に比べても重要度が高い。
手も足も親指の為の筋肉が独立して存在しております。
しかも、何個も存在してます。
逆に、他の4本の指(人差し指・中指・薬指・小指)は
同じ筋肉がついていることが多いですね。
単純に指についている筋肉の数を見ても、いかに親指が大事かということが分かります
さらに親指特有の役割とは、、、
手で言えば、物を摘む・掴む際には親指は絶対に必要です。
足で言えば、地面を蹴る時・踏ん張る時もこの親指はもちろん必要です。
そして、この踏ん張る時に親指は曲がろうとしますが、この親指を曲げるための軸となる筋肉がこの長母趾屈筋腱です。
さらに、この長母趾屈筋腱は踵骨と距骨(足の根元の骨)をパックするようにに腱が走っていて
この腱のためだけに踵骨と距骨の骨に溝が出来ております。
さらに、内くるぶしの後ろにも、この腱が通る溝が存在します。
身体の中で、ある腱のためだけに溝ができる箇所は少ないんです。
つまりそれは、骨に溝があって、そこを通る腱の役割の重要性が高いと言えますね。
親指を曲げる効率を上げるためには、2つの種子骨の間を長母指屈筋腱が通らなければなりません。
むしろ、この長母趾屈筋腱を守るために、この2つ種子骨はここにあるかもしれません。
もしこの2つの種子骨かないと、親指中足骨の上に長母趾屈筋腱が剥き出しになって、
足が地面に接地するたびに潰れてしまいますから。
参考動画 ➡️ (種子骨の役割について!)
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投稿者 ほまれ接骨院