上がる!RISEBOXスタッフブログ
2015年2月19日 木曜日
フォアフットでの着地は誰にでも合うの?大府・刈谷市ライズボックス
こんにちは!
最近『混ぜそば』が気になってて食べてみたいマサミです!
今日のマラソンシリーズは。
ランニングフォームについてです!
フォームと言うよりは、走る時の着地の仕方ですね。
着地の種類はおおまかに、
『ヒールストライク』 → 踵から着地する走り方。
『ミッドフットストライク』 → 足の裏全体で着地する走り方。
『フォアフットストライク』 → 前足部で着地する走り方。
です。
トップランナーに多いのは、『フォアフットストライク』です。
この着地は、地面からの反発を利用しやすく、スピードに乗った走りができます。
人間の足の構造的には1kmを3分代のペースで走れば、自然とフォアフットの走り方になります。
スピードが上がれば上がるほど、自然にフォアフットストライクになるということです。
なので、トップランナーでフルマラソンを2時間代で走っちゃう様な人はフォアフットの着地で走っている人も多いです。
しかし、このフォアフットでの着地は、アキレス腱やふくらはぎにとても負担をかけます。
簡単に考えてもつま先立ちで全体重を支えながら走っている様なものですからね。
スピードが出ていれば、それは効率が良い走りになります。
しかし、1kmを5〜6分、あるいはそれ以上のペースで走る人が無理やり『フォアフット』の着地をすることはあまりおすすめできません。
意識しなければ、キロ5分以上のペース位だと自然と踵や足底接地になるはずです。
踵や足底着地によるアキレス腱やふくらはぎの負担はフォアフットに比べてかなり低いです。
それが、フォアフットの方がスピードが出るからとか、トップランナーの着地がそうだからという理由で無理やり着地を変える事をすると、足への負担が増大する可能性があります。
短い距離や、10km、あるいはハーフ位ならフォアフットで走り切れちゃう人もいると思います。
ただフルマラソンは違います。
『30kmの壁』。
ほんとによく聞きます。
30km位から筋疲労やエネルギー切れで急にペースがダウンしたり、止まってしまったり。
私も実際42km走った訳ではないので未知の世界ですが、経験者の皆さんはほとんどの人が「30kmからが本当の戦い」と言います。
それを考えると、フォアフットで足の疲労を蓄積させる事が良いことなのか?と思ってしまいます。
途中までフォアフットで、疲れたらヒールストライクにすればいいんじゃない?
って思う人もいると思いますが、フォアフットでアキレス腱やふくらはぎが疲れ切ってしまったら、ヒールストライクに変えても遅いです。
結局ふくらはぎやアキレス腱がうまく機能せず、地面からの衝撃吸収をどこか他の場所に頼らなければいけなくなってしまいます。
例えば、膝です。
着地時に膝は少し曲がっていますが、それ以上曲げる事で衝撃吸収をしようとします。
それがランナー膝の原因になっちゃったりしちゃうかもしれません。
参考動画 ➡️ (ランナー膝のメカニズム)
➡️ (ランナー膝の原因)
とにかくそれにより筋肉も必要以上に疲労します。
結果、足が止まる。
そんな事にはなってほしくありません。
自分が一番走りやすい着地や、フォームは当然あります。
なので、参考情報としてチラリと頭の片隅に置いといて下さい
そして、色々試してみて自分の目標や目的に合ったベストなフォームを身につけていただけたらいいなと思います。
本日は終了〜
ありがとうございました!
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投稿者 ほまれ接骨院