上がる!RISEBOXスタッフブログ
2018年1月26日 金曜日
種子骨炎の治療してもらうついでに、新しく靴を買って見てもらおう!?
ホマレです。
今日は初めて当院に来られる方のお話です。
大学2年生の彼女はラクロスをしています。
本人的には、思い当たる原因は全くないが、なぜか昨年末から練習中に足の親指の付け根の底面が痛くなる。
練習後はしばらくの間は歩くのも痛い状態。
試しに1週間部活を休んで復帰したけど、やっぱりすぐに痛くなる。。。
ということで、まずは最寄りの整形外科に行き、診断名は「種子骨炎」
で、治療というと。。。
湿布と電気治療のみ。。。
2週間ほぼ毎日通院したけど、いっこうに痛みは変わらない。
もう遠征も近くなってきたので、その前になんとかしたい!
ということで当院に来院されました。
いつものようにカウンセリングで、彼女の痛みの原因を探そうとしたら。。。
「ココに来るために、新しくスパイクを買ってきました!」
とここでわたくしは心の中で
「こりゃ、まずいな。。。」
つまり彼女の痛みの原因の一つがスパイクだった場合。
新しいスパイクを買ったところで、そのスパイクは彼女のこれまでの基準で買ってしまったことになる。
もし、彼女のスパイクに対する基準が間違っていたら。。。
具体的に言えば、
・縦幅・横幅のサイズが大きい
・全体的に靴の構造が弱い
・足の形に合っていない
などなど。
つまり、これらが合っていないことが、今回の種子骨炎の原因の一つであったならば、これまでの間違った彼女の基準でスパイクを新しく買っても、何の解決にもならない。。。
です。
僕がクライアントの靴でチェックしたいのは。。。
① 靴底の磨り減り具合。
② 中敷の足圧力具合
③ サイズが合っているか
④ 機能が合っているか
など。
特に①や②の確認をするには、できるだけ履き込んである靴の方が分かりやすい。
これらを確認することで、彼女に癖が分かり、治療アプローチがしやすくなります。
さらに、持参してもらった靴がダメだった場合、私の基準で選んだ靴を履くことで、痛みが改善・減少する可能性がある。
ということは、せっかく新しい靴を買ってきたのに、さらに新しい靴を買わないといけないことになってしまう。
この衝撃なる残念な事実を彼女に伝えたら、「オッケー。じゃあ、自分で買ってきたスパイクはメルカリで売るわ!」
ですって。
この子。。。
たくましい。。。
ということで、わたくしが選んだ新しいスパイクを買って練習をしてもらいました。
今回選んでもらったのはこれ。
MIZUNO モナルシーダ
渋い。。。
最初はコスパ的にもアシックスのスパイクを勧めたんですが、デザインが気にいらないということで。
違う選択肢のこのスパイクを選びました。
カラースパイクが当たり前の時代にこの、渋さを選ぶなんて。
やはり、ここでもこの子の大物感が際立ちます。
今日はここまでじゃ!!
投稿者 ほまれ接骨院