上がる!RISEBOXスタッフブログ
2020年6月10日 水曜日
足の裏にできる魚の目とタコ。原因は何なん?大府市のフットケア
ホマレです。
本日は、角質肥厚についてお話しします。
角質肥厚とは何か…
簡単にいうと、タコのことです。
この絵、覚えていますか?
皮膚は大きく分けて3層構造になっていると前にお話しました。
表面から順番に、
①表皮
②真皮
③皮下組織
となっていて、①の表皮はさらに4層に分かれています。
しかも、手のひらと足裏は5層に分かれているんです。
その表皮の5層の中の1番浅く、表面に最も近い層のことを「角質層」と言います。
一般的に言われている「角質」は、まさにこの「角質層」のことをいっているんです。
そして、前にもお話しましたが、ある一定の場所に圧力がかかり続けたりすると、この角質層がその圧力から身体を守ろうとするため角質層がどんどん厚くなってしまいます。
これを、「角質肥厚」といいます。
この角質肥厚、圧力がかかり続ける他にも肥厚してしまう原因が結構あります。
<角質肥厚の原因>
①機械的刺激
これは先ほど説明した通り、圧力がある一定の場所にかかるという刺激が角質を増やしてしまうことです。
分かりやすいのは「摩擦」ですね。
これも想像しやすいですが、大きい靴を履くことで靴の中で足が動き、靴と足がこすれるという摩擦で角質が増えていきます。
摩擦から身体を守ろうとしているんですね。
②温熱刺激
熱かったり、寒かったりしてもその刺激で角質が肥厚してしまいます。
分かりやすくいうと、寒冷刺激ですね。
寒いところでずっと過ごしていると、体の中の体温を外に逃がさないようにするために角質が増えてしまいます。
③化学的刺激
これは、酸・アルカリ・紫外線などの化学的な刺激のことです。
例えば、酸性雨や紫外線などから身体を守ろうとすると角質が増えてしまいます。
④病原微生物
これは菌・ウイルスなどのことです。
一般的なタコの角質とは違います。
「イボ」っていうものが代表的ですね。
イボのほとんどは外からの感染でなってしまいます。
そのウイルスや菌は皮膚の角質層に着くんですが、その着いたウイルスや菌から身体を守ろうとするため角質が増えてしまいます。
なので、イボの多くは一見タコのように見えても角質が増えた中に存在しています。
そしてそのイボがパッと見ると、魚の目にとても似ていたりすることがあるので、分かりにくいんですね。
これは、前にもお話しましたが、イボの最終診断は病院の先生です。
と、ここまで説明してきましたが、このように角質が肥厚してしまう原因は結構あるんです。
でも、やっぱりタコや魚の目は足の裏にできるので、原因としては①の機械的刺激が多いと思います。
でもでも、②〜④も頭に入れておかないと、仕事にはなりません。
私たち、フットケアセラピストはタコや魚の目を削って仕事が終わるわけではないですからね。
削った後も、出来てしまう原因を取り除かないと、タコや魚の目などは2週間もあればすぐに出来てしまいますからね。
ということで、今日はここまで!
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投稿者 ほまれ接骨院