上がる!RISEBOXスタッフブログ
2016年1月17日 日曜日
足首捻挫後の痛み(後遺症)解決!豊明市・刈谷市ライズボックス
勝ちましたね〜。
サッカーU−23日本代表 オリンピック予選。
タイに4−0。
そして同組のサウジアラビアと北朝鮮が1−1で引き分けたため、なんと予選残り1戦を残してグループ首位通過。
いや〜、風向きが良い方向に向いてきましたね〜。
ホマレです。
今日はスポーツをしている人もしていない人も、経験したことがある人が多いで「足首の捻挫」
そして、一生懸命に治療したにもかかわらず、痛みがなかなか取れ切れない。
そういわゆる後遺症とも呼ばれたりもします。
今回のクライアントさんは女子サッカー選手。
そして仕事はスニーカーを履いて良く動くとのこと。
この方は半年前にサッカー練習中に足首を捻挫。
地元の病院に行って、捻挫の程度はだいたい中等度と言われたとのこと。
その後ボチボチ通院していて、約1ヶ月半で日常生活での痛みが無くなったので、サッカーに復帰したら・・・
練習始めのアップですぐに足首周り全体が痛くて練習ができない。
実際痛めたのは、外くるぶしのすぐ下だけだったと、本人は言ってました。
で、その後病院に通院しながらほんの少しずつ良くなってなっていって、怪我から半年。
しかし未だにサッカーやってると必ず痛くなる。
試合でも痛みで満足にプレーできない。
ということで、当院に来院されました。
ちなみにサッカーやっている時よりも、サッカーほどは動いていない仕事中の方が痛いとのこと・・・
なぜか・・・
まずはいつものように足の確認。
痛いとこ。
どーすると痛いか。
足の形。
柔らかさ。
足の温度。
爪の皮膚の状態。
タコのつき具合。
などなど。
で、実際に足の中で何が起こっているかという医学的なことは話しが難しくなるので、ここでは割愛します。
ということで、今回は実際にクライアントさんが持ってきた靴の何を確認しているかをお伝えします。
今回は3足の靴を持ってきてもらいました。
試合用のスパイクと練習用のスパイク。
そして、仕事用のスニーカー。
まずは靴を取り出す。
ふむふむ・・・
クライアントさんが持ってきた靴でまず最初に見るのは・・・
<< 靴紐の状態 >>
① 靴紐がこんな状態なら・・・
もしかしたら靴を履くときも脱ぐ時も靴紐を緩めたり締めたりせずにそのまま履いているかもしれない。
② さらにこんな状態なら・・・
靴を脱ぐ時に蝶々結びだけをほどいて脱いで、履く時はなかば強引に足を入れて、また一番上の紐穴部分だけを締めて蝶々結びをしているかもしれない。
③ そして靴紐がこんな状態なら・・・
ある意味わたくしの中では理想です。
つまり、靴を脱ぐ時に紐を下の方までしっかり緩め、履く時は下の紐穴からしっかり締めていく。
かもしれない。
あくまで、かもしれないですが。
でも、だいたいは合ってることが多いので、3つ目のパターンの方は靴の履き方を教えるのが楽ですね。
だって、教えることはそのぶん少なくなりますし、普段からこの紐をしっかり締めて結ぶという行為に「面倒くさい」という概念が少ないからです。
スポーツの現場ですら、普段から紐の結びをおろそかにしている方に、この面倒くさい行為をしてもらうのは、なかなか至難の技です。
まあ、もちろんなんとか説得するしかないんですが・・・
「人間、身体に良いことは何でも面倒くさいでしょ?歯磨きと一緒です。紐締めるのも一緒です。」
これ、わたくしの師匠の言葉です。
普段からよく使います。
で、今回のクライアントさんは2番目のパターンの方でした。
アスリートとしては、本当に本当の最低限ですな。
しかしスパイクにしか、それはしていません。
普段、仕事で履くスニーカーは1番目のパターン。
ん〜残念過ぎです。
ということは、動きっぱなしの仕事中ずっと、足は靴の中でぐらついているわけですね。
もしかしたら痛みの取れない原因の一つかもしれません。
そして次に見るのは・・・
ここです。
<< 靴のサイズ表記 >>
です。
もちろん横幅が表記されている靴は非常に少ないので、基本は縦幅のみを確認します。
これは複数の靴を持ってきてもらった方は特にです。
なぜか?
つまり、複数持ってきてもらった靴のサイズがそれぞれ一緒なのか?
それとも違うのか?
です。
持ってきた複数の靴が同じサイズだった場合は、試し履きはしているかもしれませんが、履いているサイズ感や相性をあまり気にしていない可能性があります。
違う方は靴を買う時に靴の試し履きを必ず行い、靴と足とのサイズ感や相性を大事にしていることが伺えます。
これら2つはけっこう重要なポイントです。
だって、その後のシューズフィッティングで説明することや、実践することが変わってきますからね〜。
で、今回のクライアントさんは試合用のスパイクは機能もサイズ(縦・横共に)もバッチリでした。
ここまで、バッチリで履いている方はなかなかお目にかかりません。
だいぶ若い選手だったので、ものすご〜く褒めました。
ですが残念なことに、持ってきた3足とも25.0の同じサイズ。
幸いにも、3足とも機能的にはしっかりしてましたが。
案の定、中敷を測ってみると練習用のスパイクはジャストサイズの試合用のスパイクより5ミリ大きく、仕事用のスニーカーはなんと13ミリも大きかったんです。
以前からお話してますが、日本で売られている靴は「捨て寸」といって、靴のサイズ表記よりも中敷のサイズは大きくできています。
それも全く同じメーカーで、全く同じ靴でもサイズ表記が違うだけで「捨て寸」が変わってきます。
なので、今回のクライアントさんのように同じサイズ表記の靴だから大丈夫!
だと思って靴を購入している方は、このように靴ごとのサイズが変わってきます。
さらに仕事用の靴は先ほど話したように、靴紐を全くコントロールせずに履いてる。
ということはジャストサイズよりも13ミリも大きい靴を履いて、さらに紐もユルユル状態なんです。
つまり、仕事中の靴がいくら機能的に強い靴であっても、靴の中で足がグラグラと動きまくっているんです。
これがもしかしたら、最初にお話したサッカーやっている時よりも仕事中の方が痛い理由かも。
ということで、まずは仕事用の靴はまだ買ったばかりでもったいないということで靴の改造。
幸いにもこの靴の機能はそんなに問題はなかったので、縦幅と横幅を改造するだけで済みました。
もちろんあとは「インソール」!!
これで、痛みもだいぶ改善されたそうです。
サッカーはテープをすればほとんど痛くないとのこと。
ヨカッタヨカッタ。
あ!
最近、靴に困っている人がなぜだか多くて。
こんなに靴が溜まってしまいました。
こんなに溜まったのは初めて。
しかも、全員がインソールを必要としています。
とにかーーーく!
いいものが提供できるように!
まずはそこから・・・
さらばじゃ!
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投稿者 ほまれ接骨院