上がる!RISEBOXスタッフブログ
2018年3月18日 日曜日
ママさんバレーで肘の痛みは足首?アスリート専門刈谷ライズボックス
今日はママさんバレーのトレーナーでした。
今回は大府市と東海市の2つの市内チームの大会で、1年に1回の大きな大会です。
昔はここに知多市も入ってたんですが。。。
いつもは試合前の5〜6人にテープを巻いて、試合中に肩や腰の痛みなどの治療を2〜3人するというのがほとんどのパターン。
しかし今日はいつもより試合前のテープを巻くのが10人と、試合中に治療やテーピングを行ったのが7人といつもより多く、忙しい1日でした。
そんな中で、今日は肘の痛みの肩をクローズアップ。
この方の肘の痛みは一般的にはテニス肘と呼ばれているもので、右肘の外側周辺が痛くなるもの。
手を開いたり閉じたりするのも痛いし、物を握るのも痛い。
バレー中はレシーブとサーブが痛いそうです。
痛いのは約2週間前から。
よくよく話を聞いていくとさらにその1ヶ月前に左の足首を捻挫したそうです。
これもバレー中にジャンプ着地した際に味方の足を踏んだ時に捻ったとのこと。
その後は病院でリハビリを受けながら、約2週間安静にして少しずつ復帰していったと。
今は、サーブやレシーブの時に左足を踏み込むと足首が少し痛いかな。
くらい。
で、肘が痛いのもまさにこの時。。。
もしかしたら、サーブやレシーブの時に左足が痛いがためにしっかり踏み込むことができず、手だけが頑張って肘に負担がかかったかも。。。
ということで、試しに足首にテーピングを。
足首の捻挫をすると、足首の付け根にある「距骨」という骨の位置が微妙にずれて、それが原因でなかなか痛みが引き切らなくなってしまうことがあります。
この距骨の位置の正しい場所を探して、その方向にテーピングを1本だけすることで踏み込んだ時の痛みが無くなりました。
で、この状態で右手を開いたり握ったりすると痛みが無くなった。
でも、強く物を握って持ち上げると、まだ少し痛みが残る。
ということで、右の手首・肘・肩にアプローチをすると痛みがほぼ消失。
さらにこの状態のをキープするためのテーピングをして競技してもらいました。
試合後に聞いたら、プレー中は痛みが無く、終わってからが少し痛いくらいとのことでした。
つまり、右肘の痛みの原因の全てが左足首にあったわけではなく、右の手首・肘・肩にも多少なりとも問題があったということ。
最後にうちでこれやるといいよっ!
という体操を2種類だけ指導しました。
本当に人間の身体って、不思議なもんで、いろんなところが機能を補いながら身体を動かしているんだなあ。
と、改めて実感しました。
RISE BOX(ライズボックス)
〒448-0843
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投稿者 ほまれ接骨院 | 記事URL
2018年3月14日 水曜日
足の臭いが気になる方!靴にこんな事が原因に!刈谷市ライズボックス
先日〜。
たまたま見てた「林先生が驚く初耳学!」でこんな事やってました。
大きい靴を履くと、足が臭くなる!?
理由はこうです。
大きい靴を履く事で足が靴内で動き摩擦で体温が上がり足汗をかきやすくなる。
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さらに大きい靴を履く事で、靴内で足が動きたくない。ということに対する人間の反応として足指が踏ん張る。
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踏ん張ることでさらに指部の体温が上がり汗をかきやすくなる。
だそうです。
実際に行われた実験では、大きい靴とバッチリサイズの靴内の足の体温差が出ていました。
ここで一番体温差が出ていたのは、まさに足指(特に人差し指 〜 小指)の温度。
ココでは果たして何人のデータを取ったか・どのような方法でデータをとったか、までは確か言ってなかったはずなので、データとしての信憑性はどうかということもありますが。。。
とにかく、いつもわたくし言ってるように、大きい靴を履くと靴内で足が動きたくないので、指が踏ん張る。
ということを、大きな全国区番組で言っていただけたことが、なんだか勝手に嬉しかったです。
特に人差し指 〜 小指が踏ん張るというところ。
これも前から言ってることですが、足の指の骨の数が親指は2個で大きく太い、それ以外の4本の指は3個で小さく細いの骨からできています。
これは、親指は踏ん張るというよりは体重を支え、荷重を前方に推進させるためのもの。
ほかの4本の指は前後・左右方向へ体が倒れないため、もしくは力をしっかり入れる時に踏ん張ります。
これが、親指の以外の4本の指のみが踏ん張ることで、この4本の指の体温が優位に上昇したと考えます。
あくまでわたくしの考えですが。
あ、あとフットケアの勉強をしていた時に、足の臭いがキツイ人が足裏の角質も多い。
と習いました。
角質の量が多いということは、そこに汗内の臭いの元となる菌が角質内の保存されることで臭いがキツくなるというもの。
じゃあなぜ角質の量が多くなるのか。
これも、大きい靴を履くことで靴内で足が動き、その摩擦から足を守るために角質が増殖すると考えます。
もちろん、靴自体の機能(踵・土踏まずの補強材)が弱くても靴内で足がグラグラするので、足指が踏ん張りますので、弱い靴を履いても同じことが言えます。
ということで、今回のまとめ。
大きい靴・弱い靴を履くと靴内で足が動き指が踏ん張る。
⬇️
摩擦で靴内温度が上がり足汗をかきやすくなり、臭いがキツくなる。(特に指の温度差が大きい)
⬇️
摩擦が続くと足裏の角質が増え、菌の温床となり、臭いがキツくなる。
です。
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2018年3月11日 日曜日
名古屋ウィメンズマラソン駆け込み女子!ふくらはぎが痛くて走れない
今日3月11日(日)は名古屋ウィメンズマラソンでしたね。
当院からも7人の女性ランナーがエントリーしております。
みなさんの訴えは様々です。
足首の痛み
もも裏の痛み
股関節の痛み
ふくらはぎの痛み
腰の痛み
肩がこる(走った時のみ)
足裏の指の付け根の痛み
この時期はかけこみ寺状態になることもあります。
もちろん以前より定期的にサポートしている方もいます。
が、大会直前になって来院される方も少なくありません。
そんな中で今日紹介する方はふくらはぎの痛みの方。
厳密に言えば、走っていると、段々右のふくらはぎの下の方が重だるくなって、踏ん張れ無くなり足が前に進みにくくなるとのこと。
そしてそのまま走っていると、左も同じ症状がでてくる。
この症状は今年に入ってから少しずつでて、どんどん症状が悪化しており、今では7キロくらいでこの症状が出るとのこと。
ということで、まずはいつもようにフィッティングから。
持ってきた靴はニューバランスの1040。
これは24時間テレビで毎年走るマラソンランナーの方、さらに間寛平さんがアースマラソンで履いていたモデルです。
今年から、名古屋ウィメンズマラソンのスポンサーがナイキからニューバランスに変わり、ニューバランスのシューズを履くと出場権を得られやすいということで、この靴を選んでいるとのこと。
でも、まあ、この方は4年以上前からこのモデルを履いており、今の靴は約2年前から履いているとのこと。
実際にサイズを見てみると、横幅は少し大きいけど、縦幅は問題ない。
走り方の癖が少ないのか、ソールの磨り減りも2年履いている割にはまだ、許容範囲内。
ちなみにこの方は月間走行距離が約50キロ。
年間で約600キロ。
つまり2年間で約1200キロ。
履いてきたということになります。
さらに見ていきます。
踵の補強材であるヒールカウンターの硬さは大丈夫。
しかーーーーしっ!!
最後のチェック項目の土踏まずの補強材であるシャンクの硬さが無い。
厳密に言えばもうへたってしまっている。
この1040という靴は元々シャンクの硬さは非常に強固でしっかりしている。
でも、この方がこれまでこの靴で走ってきた距離は約1200キロ。
そりゃ、それだけ走ってりゃシャンクもへたりますわね。
もちろんこれは、新品の状態の硬さを知っているからこそ、へたっていることが分かるんです。
で、この方はソールもそんなに削れてないし、どこも破れてないからまだ大丈夫だと思っていたとのこと。
シャンクがへたることで、地面に足が着いた瞬間に足部に捻れが生じ、それを抑えるためにふくらはぎの筋肉が頑張り過ぎてしまっていたかもと考えます。
さらに、右から先に症状が出るということは荷重方向にも問題があるかも。
じゃあ、さっそく新しいのに買い替えましょう!
というワケにはいきません。
なんせ、この方が来院されたのは大会本番の10日前。
このタイミングで変えても、新しい靴に馴染む時間がありませんので逆に危険です。
靴擦れでも起こしたら、まあ大変ですからね。
どーする。。。
ということで、今回は久しぶりに靴の改造。
まずは中敷きを新しいのに変えます。
中敷きは買ったままで全く変えていなかったので、だいぶへたってました。
これだけでも履き心地はだいぶ変わります。
さらにシャンクの代わりとなる素材を中敷きの下に敷きます。
*これはサンプル画像なので1040ではありません。
これで実際に10キロ走ってみてもらったところ、だるさは約半分に軽減したとのこと。
そして本番まであと3日のところで来られて、最後の仕上げのテーピングを。
これも固定が目的のテーピングでは無く、筋肉を保護する目的のテーピングでもありません。
つまり体重を載せる方向を変えます。
さらに、体のバランス調整の整体を。
あとは時間がないためぶっつけ本番。
そして無事に完走を祈るのみ。
ちょうど先週末、体重を載せる方向を変えるテープのヒントをセミナーでいただきました。
それを自分やスタッフ、身内で反応を確認して、いけるっ!と判断して何人かのクライアントにしようして、しっかり結果で出ていたので、この方にも使用しました。
結果報告を楽しみにしています!
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