上がる!RISEBOXスタッフブログ
2018年1月31日 水曜日
足裏の痛み。まずは固定しないテーピングで減痛を体感してもらいます
ホマレです。
最近、なぜか足裏の痛みを訴える方が多く来院します。
踵の裏の痛み。
土踏まずの痛み。
指の付け根の痛み。
などなど。
ランナーもいれば、サッカー選手、さらにはバスケ選手。
こんな方々にも、いつものようにカウンセリングは行います。
カウンセリングを行った結果、インソールを作った方がいいでしょう。
という人も少なくありません。
最初からインソールを作って欲しいと希望する方も見えます。
このように、インソール作ることが決まっている方で、いきなりインソールを作ることを当院ではしておりません。
当院のインソールはその方の痛みの原因である歩き方を主に改善していきます。
つまり、このように足の形をとることをしません。
昔はこの作り方でわたくしもインソールを作成しておりました。
当時は何十人も作ったところで困っておりました。
なぜなら、このインソールを作ってもなかなか痛みを減らすことができない。
少なからず痛みが減る方もいましたが。。。
なざ痛みが減らない人多いのか考えました。
原因はこうだと考えます。
①足の形の悪さが、その方の痛みの大きな原因だとした場合
②その悪い足の形の型をとる。
③その悪い足の型通りのインソールが出来上がる
④結果、悪い足の形をキープするためのインソールになってしまう。
⑤痛みが軽減しない
です。
それに気づいたわたくしは、このインソールの作り方をやめました。
この作り方は一般的には「フルオーダーインソール」と呼ばれたりします。
確かにこの作り方だと、お客さんにかかる負担はほぼありません。
なぜなら、型取りをする5分だけで済んでしまうので。
で、今わたくしがやっているやり方は、その方の歩き方や立ち上がり方、片足立ちなどの動きを評価します。
これらの動きの中で、足の指の骨以外の12個ある骨をその方にとって最も良い傾き、さらにその方にとって最も良い高さなどを約1時間かけて評価します。
そしてこの評価を元にインソールを削り出していきます。
ここまでやって初めて良いインソールができます。
さらにインソールを渡した後に数回の微調整をすることで完成させていきます。
と、ここまでが当院でのインソール作成ですが、このインソール作成に入る前にやってもらうことがあります。
それがテーピングです。
これは、このインソールのもっとも大事な最初の2つの評価を生かして、その評価を再現するテーピングを貼った状態で実際に痛みがでる運動や日常生活をおくってもらいます。
クライアントさんによってテープの貼る方向や場所は変わります。
しかも、このテーピングは全く動きを固定しないので、貼ってあることを忘れてしまいます。
で、この固定しないテーピングを貼って生活をして、痛みが減ることをしっかり体感してもらって、その効果を納得してもらってからインソールの作成に入ります。
もちろん、このテーピングを貼って数日〜1週間くらい過ごしてもらうので、テープの貼り方もご指導します。
本当にこんなテーピングで痛みが減るの?
と、よく聞かれますが。
まあ、とにかくやってみてください。
テープの貼る方向が、その方にとって合っているのであれば、痛みは減りますから!
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投稿者 ほまれ接骨院