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2025年8月13日 水曜日
足の内側の出っ張りの骨(外径骨)にも役割があります!
今日は外脛骨がくっついている舟状骨の役割について説明いたします。
これまで説明してきたように、外脛骨は舟状骨という骨の内側に位置しております。
前回お話したように、タイプは大まかに分けて3つ。
外脛骨が捻挫以外の原因で痛みが出るためには、それなりに理由があるんです。
その理由を知るためには、外脛骨がくっついている「舟状骨」の役割について、お話をする必要があります。
この舟状骨という骨には、「後脛骨筋」という筋肉がくっついております。
これは、ふくらはぎの数ある筋肉のうちの1つ。
で、この後脛骨筋は舟状骨以外にもくっついてます。
画像的には、こんな感じ(ちなみに舟状骨は矢印の指す部分の骨)。
そうです、けっこう外側までついてますよね。
これも前回お話したように、人それぞれパターンがあって、いろんな所にくっついてます。
なので、この画像のように後脛骨筋がくっついてない人も沢山います。
とにかく、この後脛骨筋は舟状骨だけでなく、それ以外の外側の骨にも付いていると言うこと。
何が言いたいかというと、この舟状骨は「プーリー」の役割をしております。
「プーリー」?
どこかで聞きました?
そーです。
「種子骨障害」の時にお話ししました。
以前、種子骨の役割として「プーリー」つまり「滑車」の役割があることをお伝えしましたよね。
じゃあ、「滑車」の役割とは。
種子骨の時にも話しましたが、力の伝達効率を上げる
つまり、そこに付いている筋肉の力を発揮しやすくするということ。
この場合は後脛骨筋の力を発揮しやすくするということですね。
では、なぜ後脛骨筋の力が発揮しやすいといいのか?
つまり後脛骨筋の役割とは。。。
① 足首を伸ばす
地面を蹴る時に他のふくらはぎの筋肉達と一緒に活躍してくれてます。
② 土踏まずを下から支える。
土踏まずを支える筋肉はいろいろあります。
その中でも後脛骨筋は「長腓骨筋」という筋肉と共に土踏まずを支えてくれるメインの筋肉。
この長腓骨筋も後脛骨筋と同様に立方骨という骨が「プーリー(滑車)」の役割を果たして、筋肉の力の発揮効率を上げて、足の裏に着いてます。
後脛骨筋と重ねてみるとこんな感じ。
わかります??
いかにも、土踏まずをこの2つの筋肉が支えている感じがしますよね。
つまり、内側から後脛骨筋、外側から長腓骨筋が土踏まずを支えてます。
よく見ると、足裏の真ん中あたりで2つの筋肉が重なっているようにも見えますよね。
体の筋肉の中で、このプーリー機能を使うのはそんなに多くはないです。
つまり、この2つ筋肉はこのプーリー機能(後脛骨筋:舟状骨、長腓骨筋:立方骨)を使うことによって、筋肉の力の発揮効率を最大限に生かして、土踏まずを下から支えようとしています。
今日は何だか解剖学の授業みたいになっちゃいました。
でも、今日の話しは本当に重要なんですよね。
これがエクササイズやテープやセルフケアにつながってきますから!
ではでは、今日の話はここまで。
参考動画
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投稿者 ほまれ接骨院