上がる!RISEBOXスタッフブログ
2020年6月8日 月曜日
テニスをすると、スネが痛いんです!?シンスプリントなの?
ホマレです。
本日はシンスプリントにお悩みのクライアントさんのお話です。
今回はテニスをしている40代の女性…
まずはシンスプリントとは何かですが、
正直、あまりはっきりと分かっていません。
私の見解は前にこのブログでお話ししたので、そちらを読んで見てください。
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シンスプリントとは、つまりスネの内側に痛みを感じるものです。
走ってたり歩いたりして痛い。
押して痛い。
痛みの程度は人それぞれ違います。
今回のクライアントさんは趣味でテニスを週2で行っている方です。
痛みが出始めたのは、約2年前…
痛みが出始めてからは、痛くなって、少し休んで、痛くなくなって、また痛くなっての繰り返しで、病院に通院したこともあるけど、あまり変わらずだったそうです。
そして、事件は2週間前…
テニスコートではなく、駅の階段で起こりました。
仕事に遅刻しそうになり、いつものパンプスを履いて急いで階段を駆け下りていたとき、痛みが少しズキっと…
その時はそんなに大したことないかなと思い、仕事帰りにいつものようにテニススクールに行きました。
しかし、練習を始めてすぐに今までとは違う痛みを感じたそうです。
そして、いつものように2週間休み…
いつもならこれで痛みは無くなるはずなのですが、でも今回は全く痛みは変わらず、しかも前よりも痛くなった…
といことで来院されました。
このようなことって、よくありますよね。
専門種目じゃない時で、ふとした時に痛みがでる。
そしてその後、専門種目をするとなぜか普段よりも痛い。
いったいなぜこんなことが起きるのか?
というのは、正直はっきりとは分かりません。
一応私の見解としては、
例えば日常生活において普段から、なんらかの負荷がその部分にかかっているとします。
人は閾値といって、身体に常に負荷がかかり続けていても、閾値というある一定のラインを超えない限りはそれを痛みとして感じません。
しかし、何らかの小さなきっかけで身体にかかる負荷が閾値を超えてしまうとそれを痛みとして感じます。
今回のクライアントさんの場合は、普段のテニスでの身体の使い方がよくない・その方の足に合っていない靴を履いているなどの原因で常に身体に負荷がかかっていましたが、それは閾値を超えるレベルではありませんでした。
それが、パンプス階段事件が「引き金」になり、閾値を大きく超えてしまいました。
なので、テニスでは身体にかかる負荷は一緒でも、一度閾値を超えてしまった為に痛みを強く感じてしまう。
とまあ、あくまでも私の見解ですが…
ということで、今回は普段テニスでかかっている身体への負荷がどこからきているのかを探ればよいということになりました。
もちろん「引き金」になった原因でもある仕事用のパンプスも確認します。
最初にパンプスとテニスシューズの確認…
パンプスはシャンク(土踏まずの補強材)も
カウンター(カカトの補強材)も
しっかりしてましたが、サイズが縦も横も大きい。
理想のサイズより3サイズも大きかったんです。
試しに履いて歩いてもらうと、地面を蹴りだすときに常にカカトがパカパカ…
ご本人は、まぁこんなもんかなぁと思ってましたと…
いやー、サイズが大きければ大きいほどどれだけ足に負担がかかるのか。
ということをお話して、次はテニスシューズの確認へ。
サイズはやっぱり縦も横も大きい。
ここでも、先ほどのパンプスのように大きいことが、こんなにも足の負担になるんですよとお話して。
そして…
カウンターはまあまあ。
ですが、
シャンクがぐにゃぐにゃ…
そして座った状態のご本人の足を見てみると、
それほど扁平足ではない。
次に立っていただきました。
なんと!
さっき座った状態からは想像もできないほど土踏まずが潰れています。
そうです…
扁平足は座った状態だけでは判断してはいけません。
私が大切にしているのは、座っている時と立っている時で、土踏まずがどれくらい潰れるかです。
座っている時と立っている時の土踏まずの差がそのままスネへ捻りの力として伝達していきます。
これが、シンスプリントの原因の一つになりうるのです。
ということで、今回選んだパンプスとテニスシューズ…
最強のロングカウンターとシャンクを誇るパラマウントワーカーズ社の「マティーノ」24.0のウィズ(横幅)は「D」。
細いですね。
この細さのパンプスはなかなか見れられません。
足首にもストラップがついているので、足が靴の中で前に動かないように止めてくれます。
テニスシューズは同じ靴でも横幅が選ぶことができるニューバランスのテニスシューズ。
カウンターのシャンクもとてもシッカリしていて、横幅もなんと「D」があるんです。
テニスシューズのほとんどが2E〜4Eなので、この細さは本当にありがたいですね。
そして、実際にこのテニスシューズを履いて軽く院内をジョギングしても痛くない!
今までのテニスシューズだと痛いのに…
しかし、ケンケンではまだ痛みが出るのでインソールも作ることになりました。
早く良くなるといいですね〜。
と、今日はここまで。
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投稿者 ほまれ接骨院