上がる!RISEBOXスタッフブログ
2020年8月17日 月曜日
歩くと痛い靴擦れ!原因が分かれば対策もできるんです!
ほまれです。
本日は靴擦れシリーズ、第2弾です。
前回のブログでは、地面に足が接地した時(足が地面についてる前半)などの靴擦れの対応をお話しました。
今回からは足が地面についている後半に靴擦れの痛みが出る方のタイプのお話をしていきたいと思います。
ここで少し復習します。
まず靴擦れになってしまう原因は?
① ソールが柔らかい
② 中底の踵部が大きい
③ ヒールカウンターが弱い
④ 前足部での紐締めが甘い
⑤ 靴の横幅が大きい
⑥ 靴の縦幅が大きい
⑦ 履き口が大きい
⑧ 踵の後ろの骨が突出してる
と、全部で⑧個ありました。
前回のブログでは、この⑧個のうち①〜③についてご説明しました。
⑧番目は骨の形の問題なんですが、もちろん対策はあるので、次回ご説明しますね。
それでは、今回は地面に足がついている後半での靴擦れの痛みなので、④〜⑦についてお話していきます。
④〜⑦をさらに
a : 横に足が動いて踵と靴が擦れている
b : 縦に足が動いて踵と靴が擦れている
と、2つに分けられます。
最初に復習した靴擦れの原因の⑧個でいうと…
a が ④⑤
b が ⑥⑦
に当てはまります。
では初めに、まずは a の④⑤から説明します!
人は歩行時、なんらかの障害がなければ基本的には、踵から地面に着く→足裏全体に体重が載る→踵が浮いて指で地面を蹴ります。
この時に体重の載る所はだいたいこんな感じにります。
あくまでだいたいです…
何が言いたいかというと、
足は縦方向だけではなく、横方向にも荷重が移動しているということ!
ということは、この時に靴の中で足が横方向に動く環境があると、踵と靴は擦れてしまうんですね。
そして、
④ 靴の前足部の紐締めが甘い。
の説明ですが…
このような感じで靴を持ってきた方は要注意です。
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これを持ってきた方は、1番上の紐の結び部分だけを外して靴の脱ぎ履きしていることが分かります。
ということは、この方が次にこの靴を履く時は足をなかば強引に入れて履き、一番上の紐しか締めない可能性が…
でもあくまで可能性なので、「いつも履いているように靴を履いて下さい」と言って、まずは目の前で履いていただきます。
そして、1番上の紐しか締めないと…
走ると紐は必ず全体的に少しづつ緩んでいきます。
この方のように、一番上の紐しか締めない方はつま先に近い方(前足部)の紐が最初から緩んでいるということになりますよね。
ということは、一番上の紐は締めているので足首に近い所はシッカリ止まっているので、足と靴は動きません…
が!!!
前足部の紐はちゃんと締められていないので、前足部は横方向に靴の中で足が動いてしまいます。
なので、この状態で走るとシッカリ紐が締まっている足首近くを支点として、紐が緩い前足部は靴の中で横方向に動くということになります。
もちろんこの時、足首近くを支点として前足部が動いているので、反対に後足部である踵も横方向に動いています。
これはいわゆる「テコの原理」ですね。
図で表すと、こんな感じです。
なので、この対策は…
『シッカリ前足部から、紐を締めましょう!』
ということです。
そのためには、靴を脱ぐ時にこれくらい緩めてから脱がないといけません。
もちろん脱ぐ時は先程のように上だけ緩めて靴を脱いだとしても、履く時にこうのように緩めることができればいいのですが…
やっぱり靴を脱ぐ時、強引に脱ぐと靴にもストレスがかかるので、結果的に靴は長持ちしません。
なので!
正しく!そして、靴に優しく履こうと思うのならば、脱ぐ時にシッカリ全ての紐を緩めましょう!
私は、よくクライアントさんに、
『正しい靴の履き方は、正しい靴の脱ぎ方から!』
と、伝えます。
これ、私の中で名言です。
そして、自己満です…
あ!
この④のタイプはあくまで、足と靴の横幅が合っている!ということが大前提になります。
では次に、
⑤靴の横幅が足より大きい
のパターンの説明です。
このパターンだと、構造的に足よりも靴の横幅の方が大きいので、どれだけ先ほどのように靴紐を前足部から締めても意味がありません。
こういう方は紐を締めても締めても靴の中で足は動いてしまいます。
逆に紐をキツく締めすぎて、違うとこに足の痛みが出てしまうことがあるので、それも要注意です。
代表的なのは、足の甲に出る痛みですね。
足に対して靴の横幅が合っているか合っていないかの判断はいくつか種類があります。
でも、数字を計測した方が、私もクライアントさんも納得できますよね。
なので、サイズに不安な方は計測してもらうといいんですが…
ここで重要なポイントが1つ!
一般的に、メンズのランニングシューズのレギュラータイプの横幅は「2E」で作られています。
そして、レディスのレギュラータイプの横幅は「E」です。
ですが、男性ではこの2E幅のレギュラータイプの靴に対して、足幅が「3E」「4E」の方が履いたほうが良いと場合は良くあります。
しかし、ビジネスシューズなどは「4E」の方は「4E」の靴を…
なんてこともよくあります。
その理由は…
実際に足を見てみないとなんとも言えません。
ということで、そんな方は、
『シッカリ横幅の合った靴を新しく買いましょう!』
もちろん縦幅も合わせましょう!
しかし…
そう簡単に新しく買い替えられない方もいます。
この靴…この前買ったばっかりで…
なんて方には!
安心してください!
靴の中敷をこんな感じで改造します。
これで、靴の中で横方向に足が動くことありません。
と、いうことで今日はここまで!
次回は、
b 縦に足が靴の中で動いているタイプの⑥⑦
の説明をしていきたいと思います!
参考動画
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歩くと痛い!靴擦れ対策!
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投稿者 ほまれ接骨院