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2024年12月16日 月曜日
靴を履くと痛い外反母趾!開帳足と幅広靴の関係性?!
最近、外反母趾の方が多く来院されます。
外反母趾は痛くない方もいれば、痛みが全くない方もいますよね。
さらに痛みの強さと外反母趾の変形の程度は比例してないです。
つまり、変形の程度が強くても痛みが全くない方もいますし、変形の程度が非常に少なくても痛みが強い方も存在します。
痛みが出るのは、骨の変形が進行している時期だと言われてます。
多くの方が両足性ですが、片方だけの方も意外と多く存在します。
さて、外反母趾の方の足のサイズを計測していて気になるのは荷重位と非荷重位との サイズの差になります。
荷重位とは立ってサイズを測り、非荷重位とは座ってサイズを測ること。
つまり体重が足に乗っているか(荷重位)、そうでないか(非荷重位)。
この荷重位と非荷重位のサイズの差が何を表しているか。
人間は非荷重位よりも荷重位の方が足のサイズが大きくなります。
これは荷重することによって、土踏まずが潰れるからですね。
で、人によってこの土踏まの潰れ具合が違うということ。
つまり、たくさん潰れる人と、そんなに潰れない人がいる。
たくさん潰れる人は足部の関節が柔らかいことを示していて、
逆にそんなに潰れない人は足部の関節が硬いことを示しております。
この足の硬さの違いはあくまで個性と捉えます。
利き手、利き足、利き目、利き耳、噛み癖などと一緒です。
そしてその硬さの違いによって、選ぶ靴のサイズも変わってくるということ。
で、問題なのは柔らかすぎる場合ですね。
これが外反母趾の方に多い傾向があるんです。
柔らかすぎる足の方の多くは開帳足。
ようは足の横アーチが潰れているということです。
外反母趾ではない方でわかりやすいのは足の指と指の間の隙間が広くなってます。
人は歩く際に地面を蹴りますよね。
この地面を蹴る際に体重がしっかり前方に乗ってきますが、このときに誰しも横アーチは潰れようとしています。
しかし、外反母趾の方のように開帳足の方はこのよこアーチの潰れ具合がより強くなってます。
そしてこのとき、必要以上に横幅の広い靴を履いてしまうと、開帳足がさらに潰れようとするので外反母趾が悪化していきます。
人はこの繰り返しで外反母趾の程度がどんどんひどくなっていくんです。
もちろんこれが悪化の原因の全てではありません。
しかし、まずはキツイからといって安易に横幅の広い靴を履くことが外反母趾や開帳足の方にとっては非常にまずいので、この「キツイ」という感覚から変えないといけません。
わたしがいつもクライアントさんに説明するときに、このように伝えます。
「今までの生活環境が今の足の状態を作っているのであれば、今までの生活環境に変化を与えないことには良い足を作り出すことはできないです」
この言葉が意外と効きます。
わたしはクライアントさんに何かをしてあげても、クライアントさん自身の認識と行動を変えないことには、クライアントさんにとって良い影響を与えることができないからです。
このクライアントさんの認識と行動を変えるためのプレゼンすることが最も重要だと考えております。
そしてこのようなプレゼンをどのようにすればいいか日々考えてますし、それこそクライアントさんが教えてくれることも多くあるんです。
今日はここまで。
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投稿者 ほまれ接骨院