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2025年4月4日 金曜日
外反母趾の痛みと変形を無くすことは可能なの?
今日は外反母趾の方のお話。
今回来られた方は30代の女性で外反母趾で悩んでいるとのことでした。
さらに痛いのは外反母趾だけでなく、両膝の内側と右のお尻も痛いと。
仕事は立ち仕事でコンビニの店員さんです。
仕事を始めてだいたい1時間くらいで両方の外反母趾が痛くなり、その後またさらに1時間くらいで両膝の痛み、仕事の終わりの方で右のお尻が痛くなってくるということでした。
履く靴はなんでも良いとのことです。
まあ、まずは外反母趾の変形具合を確認します。
本人的には凄く変形していると思っているそうですが、僕的には正直そこまでひどい変形ではなかったです。
変形具合は中の下くらい。
もしかしたら現状、ちょうど変形が進んでいる時で痛みが強いかもです。
で、この外反母趾の痛みが出てきて、その痛みをかばいながら仕事をしていると両膝と右のお尻が痛くなる。
じゃあ、外反母趾の痛みさえコントロールできれば、両膝とお尻の痛みは無くなるんじゃないかと考え、
まずはいつもようにシューズフィッティングから始めました。
本人的には外反母趾なので横幅は拡いと思っていたそうです。
が、サイズを計ってみると、実際は日本人の女性標準である「E」でした。
つまり本人が思っているほど拡くはないんです。
こういう人は非常に多いですね。
次に仕事で履いている靴を確認します。
仕事用に履いているスニーカー2足確認したところ。。。
一足目は踵と土踏まずの補強材が弱く、非常に軽く横幅のゆったりとした靴。縦幅はまあまあ合っている紐靴です。
二足目は踵と土踏まずの補強材がある程度しっかりしていて、多少重さがあり、縦幅はまあまあ合っていて、横幅は一足目よりは狭い紐靴でした。
仕事的に靴を脱いだり履いたりは全く無いけど面倒くさいので、靴ひもはゆるゆるの状態。。。
どっちの靴を履いていることの方が多いの?と聞くとの一足目の方が二足目よりも痛みが出にくい気がするから、一足目をよく履いているとのことでした。
靴的には、二足目の方が合っているんです。
まあ、一足目の方が軽いから楽に感じるということです。
新しい靴を提案しても良いのですが、とりあえずは今の靴で紐をしっかり締めてみて、どこまで痛みがコントロールできるかを確認。
もちろん靴的には二足目の方が良いので、この靴で紐の締め方指導を致しました。
外反母趾に対する紐締めで最も重要なのは外反母趾の一番出っ張って痛いところの部分の少し手前の部分を紐でしっかり締めること。
本当は外反母趾の出っ張った部分を締めれると一番良いのでしょうが、ここを締めると痛くなってしまいますからね。
なのでこの矢印の部分をしっかり締めることで、拡がった骨を痛み無く締めることができます。
これで1週間過ごしてもらったところ、なんと、膝とお尻の痛みはほとんど無くなったとのこと。
外反母趾も痛みはまだまだあるけど、多少は減った。
ということは、最初の予測であった外反母趾の痛みがコントロールできれば、両膝とお尻の痛みもコントロールできると言うのは少しハズレましたね。
まあ、とにかく痛みは減っているので、靴はこのままで行くことになり、あとは荷重方向をコントロールするためにインソールを作成。
このままインソールの微調整を繰り返し、約3週間で外反母趾も含めた全ての痛みが消失したそうです。
で、最後に聞かれたのが、痛みが全て取れたけど親指の変形はこのさき元に戻っていきます?
それは確約できませんが、変形が少しずつ元に戻っていく可能性はある。
と伝えました。
とにかく、その可能性を少しでも強くするために普段履く靴選びをしっかり行い、紐をしっかり締め、その都度適切なインソールを作りましょう!
です。
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投稿者 ほまれ接骨院