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2025年7月18日 金曜日
歩くと痛い種子骨炎の原因は何?
今日は種子骨炎の痛みが出る原因についてです。
こ部分の種子骨は内側と外側にそれぞれ1個づつありますが、実際痛みは出やすいのは内側です。
では、なぜ内側の方が痛みが出やすいかという原因です。
内側種子骨の方が痛めやすい理由 その1
まずは種子骨の周囲がどのような構造になっているかを知らないとです。
以前にもお話しましたが、種子骨は筋肉や腱などに包まれております。
足の親指の付け根にある種子骨も筋肉に包まれております。
動画では、詳しく筋肉名は言ってませんがここではお伝えします。
まずは⬇️の画像を確認。
内側種子骨には短母指屈筋内側頭と母指外転筋が着いてます。
外側種子骨には短母指屈筋外側頭と母指内転筋が着いてます。
それぞれの種子骨に2つづつの筋肉が着いてます。
そこで問題となるのは、どの筋肉の力が強いか。
ここでは、内側と外側の短母指屈筋はほぼ同じ力です。
では、内転筋と外転筋とどっちが強いか。
外転筋です。
つまり、外転筋が付いている内側種子骨のほうが外側種子骨に比べて負担がかかるということになります。
内側種子骨を痛めやすい理由 その2
陸上の100メートル走などではカーブを走ることがないので、体重はほぼ真っ直ぐ抜け、種子骨としては内側にも外側にもほぼ均等に負担がかかりますよね。
では、陸上のトラックのカーブを走る種目ではどうでしょうか。
基本、陸上のトラックは反時計回り。
これは各国共通ですね。
走る方向はどの国に行っても同じ。
これにも、ちゃんと理由があるんです。
人間は基本、心臓は左にありますよね。
つまり右半身よりも左半身のほうが微妙に重いんです。
なので、反時計回りの方が、質量の重い左半身のほうが地面に近くなり、遠心力が働きにくくなるので、走りやすいと言われております。
試しに時計回りで走ってみると実際にタイムが落ちることがほとんどみたいです。
と、話はずれましたが、とにかくトラックは反時計回り。
つまり、トラックのカーブを走る際に、左足は真ん中から体重が抜けることが多く右足は内側から体重が抜けていきます。
なので、内側の種子骨ばかりに負担がかかり続けるんです。
ことトラック種目に関しては、右足に特に負担がかかってます。
他のスポーツでも結局、内側の種子骨に負担がかかる動作が本当に多いです。
① バスケやフットサルなどのターン動作は基本親指の内側で地面を蹴ることが一般的。
② ジャンプ着地の際に膝が内側に入ることが一般的には多いので、その結果ジャンプ着地するときに体重はより内側に乗る。
上記2つのようなことの繰り返して、内側種子骨のほうが外側よりも痛めやすいです。
先日、普段ランニングもするんですが、趣味で草野球をしている方が来院しました。
その方は右投げでピッチャーをしているんですが、ピッチングでボールを離す時に右足で地面を蹴る時に内側の種子骨が痛いとの訴え。
そうです。
まさにこの時、地面に内側の種子骨が「グリっ」と当たってるんですね。
ということで、今日は内側種子骨のほうが外側よりも痛めやすいよ!!
という話でした。
また次回。
関連動画
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(種子骨障害の原因を徹底追及!)
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投稿者 ほまれ接骨院