上がる!RISEBOXスタッフブログ
2015年7月19日 日曜日
踵と土踏まず部の弱い長靴で魚の目形成。東浦町・刈谷ライズボックス
皆さんはこんな経験はありませんか?
同世代のクライアントさんが来ると、ついつい昔話になってしまいます。
先日は給食の牛乳瓶の蓋を使って「メンコ」をしていた話になりました。
あんなんで盛り上がってた時代が懐かしいです。
いや、今でも楽しいかも。
ホマレです。
ややご無沙汰です。
今日は珍しい試みのお話です。
ある魚の目のクライアントさん。
仕事は立ち仕事とのこと。
ご本人もこの仕事にしてから、魚の目ができはじめたという自覚を持っていらっしゃる。
で、何を履いて仕事しているんですか?
「長靴です!」
で、わたくしは、
「へ?」
世の中にはいろんな仕事があり、その仕事の方々のおかげでこの社会が支えられてるのは間違いありません。
そう、長靴を履いて仕事をしている方がいる事はもちろん知っていました。
今のお店を始めてから、フットケアのクライアントさんで長靴を持ってこられた方は始めてでした。
自分の経営する接骨院時代に何回か経験しましたが、その時はまだ靴改造の能力はやや乏しかった為、実際に長靴をちゃんと改造するのはこれで2回目です。
これまでもお話しているように、魚の目やタコができる方には、インソールを入れて体重の載せる方向を変えることがほとんどです。
しかし、インソールを入れる前にそれを入れる履物が良くないと、インソールの効果が半減します。
なので、今回もインソールの話はもちろんしました。
しかし、まずは長靴をなんとかしないと・・・。
そして今回の長靴がこれ。
カカトの補強であるヒールカウンターはもちろんありません。
土踏まずの補強であるシャンクももちろんありません。
靴底のソールの素材がもう少し強かったら良かったんですが、こんなんです。
土踏まずのソール部分を横から押すとこんなふうにクニャと潰れてしまいます。
これまで幾度となく登場してきました安全靴もたいがい機能的にはよくない靴がほとんどでした。
が、今回の長靴はさらなる問題点があります。
そうです。
他の靴との決定的な違いは・・・・
留め具がないんです。
留め具で一般的なものは「ヒモ」やマジックテープを使った「ベルクロ」。
でーすーが。
長靴には、それら留め具がありません。
つまり、靴の中で足が非常に動くやすい環境があるということなんです。
でもでも、長靴のサイズが合っていて、カウンターとシャンクを入れて、さらにインソールを入れれば、長靴と足との隙間はかなり減り、靴の中で足は動きにくくなるはず!
ということで、まずはなによりカカトと土踏まず部の補強であるカウンターとシャンクを入れ込みました。
いつもより、苦労したのは、長靴の形がハイカットなのでカウンターをつけるのにけっこう苦労しました。
で、カウンターとシャンクを入れました。
カカト部がカウンターでしっかり補強できました。
が、土踏まずがいつもやる補強ではまだ頼りない。
で、外側から土踏まず部の靴の凹みの所にも補強材を装着しました。
装着したとこの画像は撮り忘れましたが、こんなものをつけてみました。
水にも強く、素材自体の強度も強い。
先日テレビでもやってましたが、25年くらい前に筆箱で「像が踏んでも壊れない」と売り文句にした有名な素材です。
とりあえずはこれで履いてみてくださいと渡しました。
で、歩いてみてもらったところ、意外と靴の中で足が動いている感じがないとのこと。
やはり留め具がなくとも、靴自体と足がフィットしてれば、意外と動かないんですよね。
もちろん、長靴の脱ぎ履きはややしにくいですが、この長靴が原因で痛いんですからしょうがないですよね。
まあ、これで様子をみて、この長靴の感じに慣れたところでインソールをいれようということで。
実際には、これで仕事してみないとわからないですからねー。
いくつか問題点がでても、考えて解決しようとすれば、それがまた自分の肥やしとなり身となり、皆さんの栄養となることでしょう。
んじゃば、今日はこの辺で。
参考ページ
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靴の改造(チューニング)解説ページ
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投稿者 ほまれ接骨院