上がる!RISEBOXスタッフブログ

2020年7月6日 月曜日

朝一で足を着くと踵が痛いんです!足底筋膜炎?大府市ライズボックス

ホマレです。

本日は少し前に足底筋膜炎で来院された方のお話です。

50代の男性でランニング歴は20年…

フルマラソンもサブ4の方です。

つまり3時間代でフルマラソンを完走するという、レベルの高い方です。

月に走る量は約100キロちょっと。

今回痛みが出た所は足底筋膜という、足の裏の太い腱で踵の骨から始まっています。

そして、痛みが出やすい所は踵に近い部分

この方もそうでした。

最初に痛みが出始めたのは約1ヶ月前だそうです。

走っている最中、足が地面についている間ずっと痛みがあるとのことでした。

しかも両足とも。

右が先に痛くなり、その後すぐに左も痛くなる…

そして、この足底筋膜炎の特徴は朝一番に起きて立ち上がった時に痛みが出るということ。

案の定、この方も朝一番は痛いということでした。

仕事前に走ることが多いので、朝痛いと走れない…

ご本人の分析では、

・痛みが出始める少し前から、走る距離は変えてないが、走るスピードを少し上げた

・走る時にはもう靴が古くなってきた

・朝走る時の気温が痛みが出始める少し前から少し下がってきた

この足底筋膜炎は血流も影響していると言われているので、朝一番痛いというのも分かります。

ということで、身体の評価ももちろんしますが、まずはシューズフィッテイングから。

今回、持ってきていただいた靴は「ミズノ ウェーブスペーサー ダイナ ワイドタイプ」の26.0㎝。

ランニングシューズよりはち少し軽いタイプのものです。

フルマラソンを4時間以内で走りきる方には良い靴ではありました。

が、しかし、本番のレースに関しては…

なぜ、この靴を選びましたか?

という私の質問に、

「軽いし、かっこいいし、甲高幅広なんで…」

と…

で、実際に測ってみると、縦幅255mmと252mm。

縦幅のサイズは許容範囲内でしたが…

横幅はD〜E(男性標準は2E)で、いうほど甲高でもない…

つまり、ご本人思っているよりも実際は、横幅は細く、そこまで甲高でもないという認識違いでした。

実はこういう風に勘違いされている方が本当に多いです。

昔から日本人は甲高幅広が多いですからね。(実際、日本で販売されいているウォーキングシューズのほとんどが3E以上です。)

と言っているのを、自分もそうだと認識していたとのことです。

でも、実際に計測してみて、サイズ表に合わせてみると、ご本人さんも納得してくれます。

そして、この方は縦幅が合っていても、横幅が2〜3サイズ大きい靴を履いていたということになります。

この足底筋膜に負担がかかるのは大きく分けて2つのタイミングです。

①足が地面に接地した瞬間。

このくらいのタイムで走る方だと、基本的に走る時は踵から地面に接地していきます。

その時に靴の踵のホールドが弱いと、足底筋膜に負担がかかってしまいます。

さらにこれはランニングシューズ全般に言えることですが、靴底のソールという部分が反発力を生かすために柔らかくできています。

そのため、踵が地面に接地した瞬間はソールが軟らかいために踵がグラつくことがあります。

踵が地面に接地した瞬間に踵がグラつけば、それを抑えようとして足底筋膜に負担がかかります。

なので、そのソールを多少硬くすれば、踵のグラつきは抑えられます。

改造はこんな感じです。

踵の部分にだけ、薄くて硬い素材を入れています。

こうすることによって、踵が地面に接地した時も踵のグラつきは抑えられます。

これは、靴擦れで接地した瞬間に痛いという場合にも有効です。

踵が地面に接地した瞬間に踵が靴の中で横揺れを起き、踵と靴が擦れてしまうんですね。

このタイプの靴擦れにも、この改造パターンをよく使います。

②足が地面に一番荷重が載っている時。

この時、足に対して靴の横幅が大きいと、足は横に動きたくないので、指を曲げて踏ん張ります

こうすると、足底筋膜が緊張します。

そして、足に対して靴は大きいので、横アーチが潰れようともします。

こんな感じです。

こうなると、靴の中で足が動きたくないので指で踏ん張ることによって足底筋膜が緊張して、さらに横アーチは潰れようとするので、緊張している足底筋膜が伸ばされようとするんです。

つまり、足底筋膜炎に対して、靴の対処法は、

①踵の補強がシッカリしている靴を選ぶ。

②ソールの踵部分を硬くする。

③足が横にブレないよう、そして横アーチが潰れないよう、細めの靴を履く。

④荷重方向を良い方向にインソールで誘導する。

ことです。

ここで、提案してみました。

①今履いている軽くて、機能的には少し弱い靴を改造(ソールの踵部分の補強と、中敷に横幅を足す)する。

②少し重いが機能的には強く、横幅のシッカリ合ったランニングシューズを新しく買うか。

(ランニングシューズの方が全体の形も真っ直ぐ出来ていて、土踏まずの部分も踵の部分もシッカリ補強がしてあるため、走るためのトレーニング効果が高いので、練習の約8割はこのランニングシューズのほうが良い。)

もちろん、どっちを選んでも、インソールは必要…

そして、この方が選んだのは両方でした。

今、履いている靴は大会用にして、練習用に新しくランニングシューズを買って、その両方にインソールを入れるということを選択されました。

そして、今回買っていただいたのが、「ミズノ ウェーブライダー 21 スリムタイプ」

購入後結構走ってもらって、結局、改造した靴も、新しく買った靴もインソールなしで走って痛みが半分くらいに減ったと…

そしてさらに、両方ともインソールを入れて練習してみたら、痛みがほぼなくなったそうです。

さらに、仕事中も革靴でよく歩くということだったので、革靴も一緒に購入していただきました。

あとは、身体の評価で背骨や骨盤の動きが硬く、上手に使えていないところがあり、走るとモモやふくらはぎが張るということだったので、靴とインソールで軽減されましたが、身体のバランス調整も今後しばらく続けていくことになりました。

とにかく、

まずは認識違いされている方が多いということ。

縦幅が合っていても、横幅が合っていないだけで怪我の原因になるということ。

反発力を生かそうとソールの踵部分が柔らかいのも、時にはケガの原因になってしまうということ。

今日はここまで。

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投稿者 ほまれ接骨院

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