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2024年11月13日 水曜日
芯をしっかり取れば魚の目治るの?
今日のお題は魚の目。
なぜか。。。
魚の目の方からこんな質問が多いです。
「魚の目って、芯が取れればもうできないんですよね?」
と。よく聞かれます。
残念ながら、答えは「NO」
なぜなら原因が排除されてないからです。
なんでもそうですよね?
どんな病気だって、原因が分からなければ治しようがないんですからね。
風邪だってそう。
現在、世界的にみても、風邪を根治する薬が開発されておりません。
それができたら「ノーベル賞」もんと言われているくらい。
ちょっと脱線しましたが、とにかく魚の目ができるにも原因があるんです。
多くの場合は以下の3つのパターンに分かれます。
①靴が合ってない(大きい・弱い)
②元々の荷重方向のクセが強い
③上記2つのミックスパターン
で、ほとんどの方が③のパターンです。
ということで、当院に来た方で魚の目が痛い方はもちろん芯までしっかり削りますが、それで終わりとはなりません。
だって、そのままでは4週間もおあれば、すぐにまた魚の目はできてしまいますからね。
ということで、ほとんどの方はその方に合った履き物を用意してインソールを作成します。
まあ、これでも、今までの歩行のクセがすぐに治ることはないので、しばらくは削らないといけないですが、来院の度にインソールの調整をしながら、少しずつ改善していきます。
ということで、今日はここまで。
魚の目詳細ページ
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https://rise-box.com/uonome_tako/
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2024年10月22日 火曜日
安全靴でも魚の目・たこの痛みを解決しますっ!
今日は魚の目のクライアントさんを紹介します。
40代の男性で、この方が仕事で履いている靴は・・・
ザ・安全靴
しかも残念なことに会社指定のものです。
つまり、社外品は使えない。。。。
以前にもお伝えしたことがあると思いますが、安全靴は実は危険靴なんです。
どういうこと?
安全靴はつま先に鉄板や硬い樹脂製のもの入っていて、足に物が落ちてきても怪我をしないように作られております。
まあ、そういう意味では安全かもしれません・・・
靴の機能としては非常に弱いものがほとんどです。
大企業指定の安全靴で、靴の機能がしっかりした安全靴は未だかつてお目にかかったことがないです。
つまり、ヒールカウンター(踵の補強材)もシャンク(土踏まず部の補強材)も弱いものばかり。
会社指定のものになると弱いものが多くなり、なにより調整具(ヒモやマジックベルトなどの足の甲を止めるもの)が無いか、もしくはマジックベルトが1本だけのものがほとんどです。
つまり調整具が無い、もしくは靴自体が弱いと、靴の中で足が動いてしまいます。
ということは、靴の中で指が踏ん張ってしまい、歩く際に体重が前に載っている時間が長くなる & 荷重が親指から抜けにくくなる。
ということになるわけです。
さらに!
安全靴の横幅は最低でも3E(日本人の男性標準は2E)。
ということは、それより足幅の細い方はもちろん靴の中で足が動こうとしてしまいす。
今回のクライアントさんも横幅は「E」
そして、ヒールカウンターもシャンクも弱い会社指定の安全靴。
調整具がなく横幅もこの方よりも2サイズ大きい。
これだともう歩くたびに足はグラつき、指が踏ん張りまくり。
さらに、元々の荷重方向に左右のくせが強い方なので、タコ & 魚の目ちゃんの完成。
元々荷重方向は靴の底の減り具合や中敷の擦れ具合で想像できます。
わかりやすいですね。
特に右足の真ん中の穴に注目すると、、、
この方の右足の魚の目の場所はココ、、、
まさに右足中敷の真ん中の穴の空いているとこに魚の目が、、、
わかりやす過ぎですね。
ちなみに削った後はこんな感じです。
といことで、こんな方は・・・
靴は会社指定なので、踵と土踏まず部の改造をして補強しますし、もちろんインソールも作成します。
これで早く良くなるといいですね。
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2024年6月13日 木曜日
タコと魚の目が痛いよ!魚の目の種類を解説!
本日は魚の目の種類についてです。
そもそも、魚の目とは?
の確認からお話しします。
タコも魚の目もその発生機序はそんなに大きくは変わりません。
つまり、ある場所に体重が乗り続けることが、大きな原因となります。
さらに足に対して大きい靴を履いていると、靴の中で足が動くので摩擦が起こるため、これもタコ・魚の目の原因になりえます。
で、足の裏のある場所に「面」で荷重がかかり続ければタコになり、
さらにそれが引き続き「点」に荷重が乗り続けると魚の目が形成されます。
見た目も魚の目はわかりやすいケースが多いですね。
ほとんどの魚の目はタコの中に存在しています。
タコと魚の目の境は比較的明瞭で、「核状」のものがあり、一般的に言う「芯」というやつです。
よくクライアントさんに「魚の目の芯を取っちゃえば、その後はできないですよね?」と聞かれます。
これは、以前にも書きましたが、「芯」を取っても、それができた原因、または無くならない原因が排除されないと、この「芯」は2週間もあれば、すぐにできてしまいます。
ということで、ここから魚の目の種類を紹介。
①硬性鶏眼(こうせいけいがん): 鶏眼=魚の目
タコの中に形成される魚の目のこと。
この魚の目のタイプが最も多いです。
いわゆる芯が硬く、その芯の深さによって、痛みの差がります。
つまり、痛みがある場合と無い場合があるんです。
よくできる場所としては、足裏の人差し指や中指の付け根の部分です。
削ると・・・
②軟性鶏眼 (なんせいけいがん)
足指の間にできることが多いですね。
湿度が高いところに形成されることが多いので、その名の通り比較的薄く柔らかく、タコがあるところと無いところと両方ります。
神経や、血管を含む皮膚の第2層である真皮との距離が近いので、小さくても痛いことが多いんです。
これは削ったあとが分かりやすいので。。。
③粟粒状鶏眼(あわつぶじょうけいがん)
足底やカカトなどの広く浅く角質が肥厚した場所の中に粟粒状にみられるもの。
いわゆる芯も非常に浅く痛く無いことが多いです。
削る場合は無理に芯を取ろうとはしないことが大事。
まずは皮膚の代謝をアップさせることが重要になります。
残念ながら、これはafter画像がありません。
④爪溝鶏眼(そうこうけいがん)
これは爪の横の溝にできます。
多くは小指の外側にできますね。
一見、「ん?爪が割れた部分?」
と爪の割れたやつと勘違いされてる方が非常に多い印象です。
が、これも立派な魚の目になります。
これも痛みがある場合とない場合があり、痛ければ、除去します。
削ると・・・
今日はここまで。
参考動画➡️➡️➡️フットケア!タコと魚の目!魚の目の種類
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2024年5月28日 火曜日
足裏にできるタコや魚の目と間違えやすいイボの種類
今日は前回のイボの説明の続きで、こう少しイボを掘り下げていきます。
前回、イボはウイルス性と老人性とに大別されるとお伝えしました。
今日はそのウイルス性の種類を説明します。
大きく分けて3種類。
①尋常性イボ
基本、全身のどこにでもできる可能性があります。
手の指先近くにできることもあるのでその場合は注意が必要になります。
なぜ?
人間、細かい作業は指を使い、身体のいたる所を触る場合も指を使いますよね。
その時、指先にイボがあったら、感染しやすい!
ということです。
なので、痛みがなくても、手の指先にイボができたら早めにお医者さんに診てもらうのが1番です。
もちろん足裏にもできます。
そして足裏にできるイボとしてはこれが最も多いです。
色も白っぽいものが多く、タコや魚の目と間違えやすいんです。
これも間違えて、削ってしまうと、本人さんの中で自己感染したり、施術者に移ってしまうこともあります。
で、怪しいと思ったらお医者さんにGOです。
②青年性扁平イボ
これも身体中にできますが、顔や手足の甲にできることが多いとされてます。
でも足裏にも稀にできることもあります。
実際に目撃したこともあります。
大きさは2〜3ミリ前後が多いですが、これより小さかったり大きかったりする場合もあるんです。
色が特徴的で、やや薄茶色かかってます。
形も扁平で丸っこいことが多いです。
なので、これは見ると「あ、イボかもな!」と、まあまあ分かりやすいやつです。
もちろん、皮膚科へGOです。
③水イボ
水いぼはその名の通り、水を介して感染することが大きな特徴になります。
子供に感染することが多く、色が赤みがかっていて、豆状の凹みができることが多いですね。
大きさも2〜10ミリくらいと様々になります。
場所は体中のどこにでも形成されます。
③老人性イボ
この言い方はあまり好きではありませんが、いわゆる老化というやつになります。
場所は顔・手・体幹に多くできますね。
基本的には無害ですので、気にならないなら除去する必要はないと言われております。
最後にくどいようですが、イボの診断はあくまで「お医者さん」になります。
わたくしもそこは履き違えないように日々フットケアをしてます。
今日はここまで。
今回の説明動画
⬇️⬇️⬇️
タコ・魚の目と間違えやすいイボの種類
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2024年5月14日 火曜日
足裏にできるイボ!タコ・魚の目と間違えやすい?
今日はイボについてお話しします。
当院にくるクライアントさんでも、意外と多いんです。
魚の目だと思っていたものが、実はイボだったなんて事。
イボと魚の目・タコは非常に間違えやすいです。
では、まずイボとタコ・魚の目を違いを話す前にイボとはなんたるか!
ということです。
イボは皮膚の1番浅い層である表皮にできる「良性腫瘍」。
「良性腫瘍」とは、身体に危害を及ばさないもの。
ただ、これが本当にホントにごく稀に悪性に変わることがあるので、あなどってはいけませんよ。
なので、あまり放っておかない方がいいということ。
しかし、人間という動物は痛みがないと、緊急性を感じないですよね。
つまり、このイボというやつは痛みがある場合とない場合があるということ。
これが、またやっかいなんです。
痛みがあれば緊急性は上がるので、「あー、どっかにいかんとな〜」というふうになりますよね。
ですが、痛みが無いと放っとかれることが多いので、症状が悪化する方も少なくないんです。
ココで言う悪化とは、悪性に変わることもごく稀ですので、どちらかというと感染です。
そうです。
うつるんです。
なぜ?
なぜなら、ほとんどのイボは「ウイルス性」だから。
イボは大きく分けて、「ウイルス性」と「老人性」とに大別されるんです。
現在、イボになるウイルスの種類は60種類以上とも言われてます。
まあイボに感染しても、身体に中にそのイボと戦うための「抗体」ができれば、イボを勝手にやっつけてくれます。
が、、、、
体調がすごく悪かったり、もともと免疫不全だったりすると、抗体が弱かったり、少なかったりするので、イボが増殖していきます。
なので、体調管理も一つの大きな要素になるんです。
で、重要なのが、イボとタコ・魚の目を
見分けるポイント
もちろん最終判断はお医者さんになりますが、見慣れてくると、「あー、これイボかもなー」っていうのがだんだん分かってくるもんです。
ポイント①
明らかにそこには体重が乗らんでしょー
ていう場所に形成されている。
土踏まずや、指の底面の凹んでいるところですね。
ポイント②
魚の目の芯が花が咲いたような状態になってる。
これは、よく見ないとわかりませんが、見慣れるとけっこうわかるもんです。
ポイント③
魚の目の芯らしきものが並んで存在している。
しかも、微妙な位置関係でね。
この2つは下記動画のほうが、わかりやすいですね。
⬇️⬇️⬇️
魚の目?それイボ(いぼ・疣贅)かもよ!
さらに
やっかいなことに、もともと魚の目だったものが、途中でイボになってしまうパターンです。
これも、ごく稀にですがあります。
最初は、お医者さんに魚の目だと診断してもらって、当院で魚の目の治療していたら、ある時突然、イボっぽく変化していきます。
これは怪しいな。。。。
と思って、もう1回お医者さんにみてもらったら、やっぱりイボになっちゃってる。
これは、たまたま、魚の目だったところにイボのウイルスが感染してしまったことによってできてしまったものです。
非常にまれですが、こういうことも頭に入れたうえで、魚の目の治療をしています。
やっぱり、怪しいと思ったらお医者さんに見てもらうのが、1番です。
だって、魚の目とイボの治療法はぜんぜん違うし、何より、イボは僕らでは対応できないですからね。
今日はここまで。
参考動画➡️➡️➡️タコ・魚の目と間違えやすいイボって何?
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