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2024年12月13日 金曜日
靴を買う時の縦幅の基準は、本当に指1本分?
今日も
勘違いシリーズ第5弾!
今日の内容もタイトル通りです。
これも当たり前になっていることですが、
試し履きをする時に、靴を履いてつま先に指1本分の余裕が必要。
これって、実はすご〜〜くやばいんです。。。
今日はその辺を掘り下げます。
靴の縦幅のジャストサイズを選ぶにあたり、「捨て寸」という言葉を必ず説明します。
「捨て寸」とは靴のサイズ表記よりも少しだけ靴を大きく作っている余分のサイズのことです。
たとえば、靴のサイズ表記が「24.0」だった場合、その靴の実際のサイズは246ミリくらいあり、この場合は「246ー240=6」で、「6ミリ」の捨て寸があると言います。
この「捨て寸」という概念は、日本で販売されているほとんどの靴に適用されており、基本的には靴のサイズ表記よりも実際には靴が少し大きく(1〜30ミリ)できております。
ではなぜこの捨て寸が必要なのでしょう。
大きな理由はこの2つ。
① 靴下の厚み分を加味している。
② 地面に足がついた瞬間に足が一瞬大きくなることを加味している。
この2つを合わせると人によって様々ですが、だいたい5〜15ミリの捨て寸が必要とされております。
つまり、どんな人でも自分の足のサイズ ➕ 捨て寸の5〜15ミリが必要なんです。
で、この捨て寸はもともと靴に含まれております。
しかし、実際に靴自体のサイズを測ることは不可能なので、中敷で測ると捨て寸が分かります。
つまり!!
中敷のサイズが実際の靴のサイズになるんです。
このように捨て寸があるということを理解した上で靴の縦幅を選ばなければならないんです。
ここでさらにやっかいなのが、同じメーカーの全く同じ靴でも、サイズによって捨て寸のサイズが違うという事実。
⬇️の画像をごらんください。
これはニューバランスの治療院限定モデルのWW584という靴です。
グレーゾーンをご覧ください。
WW584の2Eウィズを見ていくと、21センチという縦幅の靴の捨て寸は「21ミリ」ですが、24.5センチの靴の捨て寸はなんと「8ミリ」なんです!
実際これくらい違うことが、各メーカーとも、当たり前にあるので、注意が必要なんです。
つまり、アシックスなら10ミリ、ミズノなら5ミリとかメーカーごとに捨て寸がきまっているわけではないですし、GT−2000だから全サイズの捨て寸が10ミリていうわけではないです。
たまにですが、お客さんを一緒に靴屋さんにいって、靴を選ぶことがあるんです。
で、靴屋さんなので、靴がいっぱい並んでますよね。
わたくしその中から靴を選ぶときに靴のサイズ表記はほぼ見ておりません。
もう何万足も靴を見てきているので、靴を見ればだいたいのサイズはわかる。
大事なのは、靴のサイズ表記なんかではなく、中敷のサイズを測ることなんです!
で、そのサイズこそが靴自体のサイズになるんです。
つまり、靴を買うときはメジャーが必要です。
あ、靴の中には中敷が取れないものもあります。
このような場合は実際に靴を履いて確かめてみるしかありません。
足の甲部にある紐などの調整具をしっかり閉めた状態で歩いてみて、指先(親指・人差し指・中指のどれか)がほんの少し当たってるくらいが捨て寸5〜10ミリくらいと言われております。
その感覚を大事にして試し履きをしてみるといいかもしれません。
ということで今日はここまでです。
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投稿者 ほまれ接骨院