ブログ
2024年12月13日 金曜日
靴の違いが有痛性外脛骨の原因になってるかも!
今日も勘違いシリーズ第6弾!
今回は靴のメーカーによって、同じランニングシューズでも形が全然違うんだよっ!!
っていう話。
今回はクライアントさんで実際にあった話になります。
そのクライアントさんは高校2年生男子のバスケマン。
約1年前から右足の外脛骨が痛くなり、病院で診察を受けたところ「有痛性外脛骨」と診断されたとのこと。
その後なんとかだましだまし部活をしてきましたが、あることを境に痛みが増強したと。
その原因とは、捻挫。
そうです。
有痛性外脛骨ははっきりとした原因がある場合と、そうでない場合があります。
で今回は足首の捻挫が原因です。
捻挫したのは約1ヶ月前と。
バッシュを履いてバスケをやるときは痛みが少ないそうですが、他の部活との兼ね合いで体育館が使用できないときは、校内をひたすら走りまくるんですが、この走っているときにどんどん痛くなってくるとのことなんです。
で、この校内を走るときに彼はニューバランスのランニングシューズを履いていると。
ちなみに彼はメーカーに対するこだわりはなくて、ただ単純にカッコよくて、履きやすいいものを選んでいるみたい。
実際に彼はこれまで、アディダス、ナイキ、アシックス、ニューバランスと多くのランニングシューズを中学生の頃より履いてきたようです。
まあ、まずは足のサイズを測ってみました。
すると彼の足の形が丸めだということが分かり。
足のどこが丸いか?
ここです。
⬇️⬇️⬇️
上図は、親指と小指の付け根の横に出っ張ったところを結んで、その部分を切ったとして前から見た形のことです。
つまり、断面の形です。
大まかにですが、断面の形はこの画像の右下の「A」「B」「C」のように、おもに3種類の形に分かれます。
「A」は丸めの足の形
「C」は潰れた形
「B」はその間の形
で、彼は「 A」タイプの丸めの足でした。
ここで問題なのは、特にランニングシューズは、この部分の形の差が大きいということ。
つまり、全てのメーカーが同じ形をしているわけではないんですよね。
彼が実際に履いていたニューバランスの形は「C」タイプで潰れた形をしていました。
逆にアシックスは「A」タイプの丸い形をしてます。
わかりやすい画像が下に。
まさみマンが持ってる重ねた2枚の中敷です。
下の黄色はニューバランスのレディスの25.0サイズの「D」ウィズ
上のピンクはアシックスのレディスの25・0サイズの「E」ウィズ
本来、靴の横幅は「A・B・C・D・E・2E・3E・G・H」と「A」が最も細く、C・Dになるにつれて大きくなっていきます。
でも、ニューバランスの「D」ウィズの中敷(黄色)よりも、アシックスの「E」ウィズの中敷(ピンク)の方が細いではないですか!
ということは、靴の横幅は直線距離ではなく、あくまで周計(1周のサイズ)なので、ニューバランスの「D」ウィズの中敷よりも大きいはずのアシックスの「E」ウィズの中敷の方が、直線距離で細くなります。
ちなみにミズノもこのアシックスに近い形をしております。
で、彼は『A』タイプ。
でも、履いているニューバランスの靴は潰れた「C」タイプ。。。
この形のギャップがもしかしたら、痛みが引かない原因かもです。
つまり、潰れた形の靴の中で丸い形の足が動いているかも。
だって、彼が履いていたニューバランスの「1040」という靴は、カウンターもシャンクもある程度しっかりしているし、サイズも彼にとっては一応許容範囲Dだったので。
まあ、この靴もボロボロでそろそろ替え時だったということなので、ミズノ ウェーブライダーを履いてもらったところ、痛みはバスケやってるときと同じくらいのレベルまで減ったとのことです。
あとは、痛みを取りきりたいです!
ということで、とりあえずバッシュにインソール(足底板)をつくりました。
今回の勘違いは、
サイズが合っていても、
カウンター(踵部の補強)とシャンク(土踏まず部の補強)がしっかりしていても、
足の形の違いが痛みの原因になってるかも!
でした。
ほまれ接骨院 ✖︎ RISE BOX
〒474-0025
愛知県大府市中央町1丁目200 1階
今すぐお電話を!
⬇️⬇️⬇️
0562-85-2782
施術時間 月~金 13:00~21:00
土 9:00~12:00
定休日 : 日
・腰・股関節・膝・足の痛みに対するバランス調整整体
・魚の目・巻き爪・たこ・外反母趾などのフットケア
・靴の提案・改造・販売、インソール(機能的中敷)作成
は刈谷市・名古屋市・大府市・東海市・豊明市・知多市・東浦町・豊田市・みよし市近郊の当院へ。
投稿者 ほまれ接骨院