上がる!RISEBOXスタッフブログ
2015年2月10日 火曜日
ランニング障害の有痛性外脛骨の原因!東浦町・刈谷市ライズボックス
モモ鉄で日本の地理を覚えました。
ホマレです。
今日は前回の続きですー。
そー。
有痛性外脛骨の原因。
part2です。
前回は骨の位置異常でしたね。
で、今日は・・・
「ふくらはぎの中の圧力」
です。
いわゆるふくらはぎの「内圧」
んーー、例えるならば。
水風船に水を入れるとします。
もちろん水を入れれば入れるほど水風船はパンッパンになっていきます。
この時、水風船の内部の圧力が高くなっていので、パンパンになります。
言葉的には、内圧が上がると言います。
この内圧は四方八方が塞がっている場所では、基本的には全て存在します。
これはもちろん私たち人間の身体でも同様のことが言えます。
人間に起こりうる障害の一つに「コンパートメント症候群」というものがあります。
これは、ふくらはぎに起こることが多いのですが、筋肉が疲れすぎて、筋肉が固くなり、筋肉が全体的に腫れます。
で、ふくらはぎ部の内圧が上がってしまい、血の流れが悪くなります。
血液は筋肉や神経・皮膚に栄養を与えていますので、このままふくらはぎの「内圧」上がったままだと、筋肉などに栄養がいかなくなり大変なことになります。
これが、「コンパートメント症候群」
ほんとにひどくなると手術になることもあります。
そして今回見ていただきたいのが、この図です。
こっから先は文が少々長くなりますが、最後に簡単にまとめまーーす。
では、話を戻します。
今回の外脛骨部には、後脛骨筋が付着していることは、以前お話しました。
で、こふくらはぎの断面図を見てみると、後脛骨筋はふくらはぎのほぼド真ん中に位置します。
つまり、この後脛骨筋は皮膚に接することなく周り全てを他の筋肉か骨に覆われています。
すぐ下にある「長母趾屈筋」も同じような感じですな。
何が言いたいかというと、ふくらはぎが疲れて、周りの筋肉が腫れてきて内圧が上がると、後脛骨筋や長母趾屈筋が周りから圧迫されることになります。
で、この2つの筋肉は皮膚接しているわけではなく、全周を筋肉や骨で囲まれているので、「逃げ場」が無い状態です。
この状態で、後脛骨筋が働こうとしても、周りから圧迫されているので、上手に働くことが出来ません。
そうなると、後脛骨筋は筋力を発揮することが出来なくなるので、代わりにほかのふくらはぎの筋肉が頑張ります。
で、さらに後脛骨筋や長母趾屈筋以外の周りのふくらはぎの筋肉がいつも以上に頑張らなくてはいけなくなるため、よりふくらはぎの内圧が上がります。
そーです。
悪循環です。
その繰り返しで、とうとう後脛骨筋は筋肉が痩せてしまします。
後脛骨筋は土踏まずを内側から支える重要な筋肉ですので、この筋肉が痩せて働かなくなると土踏まずが落ちてしまい、いわゆる「扁平足」になってしまします。
そのまま後脛骨筋の使われない状態が続くと後脛骨筋自体が固くなります。
で、もともとあった土踏まずが落ちてしまうので、固くなった後脛骨筋が外脛骨の部分で引っ張ってしまい、その部で炎症を起こします。
ここまでの流れを簡単に書いてみます。
① ふくらはぎ疲れる
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② ふくらはぎの筋肉が腫れる
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③ ふくらはぎの内圧が上がる
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④ 後脛骨筋はふくらはぎ中央で、全周囲まれているので圧迫を受ける
☟
⑤ 後脛骨筋が上手に働けないので、後脛骨筋の筋力低下
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⑥ 後脛骨筋が支えている土踏まずが低下(偏平足化)
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⑦ 後脛骨筋が固くなり外脛骨部を引っ張る
☟
⑧ 外脛骨部で炎症
☟
⑨ 有痛性外脛骨の完成!
で、この後脛骨筋。
実はこの先があるんです。
そーれーは。
次回じゃ~~~!!
はいー。
参考動画!
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(外脛骨の痛みが出る原因は?後脛骨筋がなぜ外脛骨を引っ張るのか?)
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投稿者 ほまれ接骨院