上がる!RISEBOXスタッフブログ
2015年2月25日 水曜日
痛い外反母趾が起こるまで。知立市・刈谷市ライズボックス
僕らの世代の男子で、ドラクエをやったことがないなんて人がいるんでしょうか。
あ、それ僕です。
確か「ゼルダの伝説」で早々につまずいたのが、僕がRPGを嫌いなった理由だと思います。
あ、ホマレです。
今日も外反母趾を攻めます。
本日からは外反母趾になるメカニズムの話です。
何でもそうですが、ある障害に対して、原因と発生メカニズムが分からないと、良い治療は出来ません。
なので、まずはメカニズムを説明します。
前回、外反母趾になるためには、第1中足骨という親指の付け根にあたる骨が内側に開くことが必要と書きました。
逆に言えば、この内側に開いた第1中足骨が外側に閉じれば良いということになります。
それをするためには、なぜ第1中足骨が内側に開いてしまうのかを知らないといけません。
まずはこの画像の第1中足骨とその手前にある楔状骨(けつじょうこつ)との関節の角度を見てください。
斜めに少し傾いている(赤色の点線部分が関節部)のが、わかりますか?
そーなんです。
本来、骨の構造だけだと、そもそも第1中足骨が内側に開こうとしてるんです。
もちろん人間としてはそれを許したくないので、この関節の周囲にはその関節を固定させる為の靭帯や筋肉が存在します。
ここの関節を包む靭帯はそんなに傷ついたり弱くなることはないので、弱くなるとすれば筋肉の方です。
ここの関節を固定(安定)させている筋肉は主に3つです。
①前脛骨筋(赤丸は関節部)
②後脛骨筋(赤丸は関節部)
③長腓骨筋(赤丸は関節部)
つまり、外反母趾が女性に多い理由でお話した際に言ってた一つで、「筋力が男性に比べて弱い」がこれにあたります。
上記3つの筋肉はこの第1中足骨と楔状骨との関節部分を固定しているので、これらの筋肉が弱いと、この関節が不安定になります。
さらに、これも外反母趾が女性に多い理由でお話した、「関節が緩い」とさらにここの関節が不安定になります。
で、先ほども話したように、本来の骨構造だけだと、第1中足骨が内側に開こうとしているので、ここの関節周囲の筋力低下や関節自体が緩いと、第1中足骨は内側に開いてしまいます。
でも、この第1中足骨が開くだけでは、外反母趾にはなりません。
現時点での話では、ただ第1中足骨が内側に開くだけで、肝心の親指自体は外側に曲がりません(親指の外反にはならない)。
画像だとこんな感じ(点線が親指全体が開いたイメージ)
では、続きです。
第1中足骨が内側に開いていくと、第1中足骨の前の先端にある種子骨や親指についている「母趾内転筋」が引っ張られます。
で、そのまま引っ張られ続けると、種子骨を介して、母趾内転筋という筋肉が親指の骨を引っ張って、親指を外反させてしまいます。
これで、外反母趾の完成です。
でも、外反母趾には程度があって、さらにひどくなると、まだこの先があります。
あいー。
参考動画
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外反母趾を治すには原因を知る事が重要!
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投稿者 ほまれ接骨院