上がる!RISEBOXスタッフブログ
2017年3月7日 火曜日
軽くて柔らかい靴は身体に良い靴?半田市・刈谷市ライズボックス
ホマレです。
今日は勘違いシリーズです!
あ、今日からですが。。。
人間、いろんな場面や場所で、勘違いもしくは思い違いをしております。
もちろんその中には昔は正解だったものが不正解になったり。
メディアの間違った情報に踊らされたり。
周囲の状況や時代の中でいろんなものが正解➡️⬅️不正解を繰り返しています。
例えば、ここ最近は運動前はゆっくり筋肉を伸ばすストレッチはしない方が良いと言われています。
この状態で運動をすると筋肉の力が発揮しにくくなり、逆に怪我をする確率が上がってしまうといわれているんです。
でも、この情報を知らずに未だに運動前のアップとして、ゆっくりじっくりストレッチをしている方は多く存在します。
靴もしかりです。
わたくし、来院されたクライアントさんによくこのような質問をします。
「あなたにとって良い靴って、どんな靴ですか?」
すると大体このような答えが返ってきます。
「軽い」
「ゆったり」
「柔らかい」
「気持ちいい」
「疲れない」
などなど
ここで勘違いしていけないのは、「楽=良」です。
前回もお話しましたが、人間歩く時は足が「ぐらつき」ます。
この「ぐらつき」を自分自身でコントロールできるのか、できないのか。
できない人は少なくとも運動する時は靴に「ぐらつき」を抑えてもらわないといけません。
そうしないと種々の怪我の原因となります。
この「ぐらつき」を自分自身でコントロールできてるのは、イチローレベルになります。
つまりほとんどの方はこの「ぐらつき」を自分自身でコントロールできていません。
つまり靴に頼らないといけないわけです。
で、このぐらつきを抑える役割を果たしてくれてるのがカウンター(踵の補強材)とシャンク(土踏まず部の補強材)です。
これら2つのパーツは靴にとって非常に重要なパーツと言えます。
しかしこれら2つのパーツにはもちろん少なからず重さがあります。
ということはこの2つのパーツはある靴は、無い靴に比べれば少しではありますが重くなります。
しかし実際に履いてみると、これらのパーツが入っていない靴に比べて、歩行時や走行時に足が安定するので軽く感じます。
つまり、軽い靴はこれら2つのパーツが入っていないか、入っていても薄くて弱いかです。
結局、軽ければ軽いほど身体に良いかというとそういうわけではありません。
「軽=良」ではない!
ということになります。
次は「柔らかい」という感覚です。
この言葉で問題なのは、どこが「柔らかい」かです。
先ほどの話の通り、カウンター(踵の補強材)とシャンク(土踏まず部の補強材)は硬くないといけません。
あと、ソール(靴底)もランニングシューズの場合は柔らかすぎると衝撃の吸収はできますが、ぐらつきもその分増すので、柔らかすぎもダメです。
もしかしたら「気持ちいい」はこのソールが柔かいに既存しているかもしれません。
ということは、ある程度の柔らかさがあっても良いのは、ソールの指が曲がる部分と、足首回りを覆うクッション材くらいですかねー。
つまり、「柔かい=良」は、全てにおいて言えることではありません。
次は「ゆったり」という言葉です。
この言葉も勘違いが非常に多い言葉です。
ほとんどの方が思っている「ゆったり」は、= 「でかい」
です。
これも以前お話しましたが、靴が足に対してでかいと靴の中で足が動きます。
動くと指が踏ん張り、蹴り出しの時にブレーキがかかり、そのブレーキから逃れようと足裏やふくらはぎの筋肉が頑張り過ぎたり、横方向に身体が逃げるので足・膝・股・腰関節に負担がかかります。
本来、靴内で足が動かないのが理想です。
ということで、「ゆったり=良」ではありません!
で、これら「ゆったりではない」「硬くあるべきところが硬い」「軽すぎない」のことがしっかりなされていて、はじめて「気持ちいい」「疲れにくい」の感覚になっていきます。
逆に言えば、「軽い」「柔かい」「ゆったり」な靴を履いて「気持ちいい」「疲れにくい」は実は勘違いや思い違いの事がほとんどだという事になります。
もちろん全てにおいてではありませんが。。。
いかがでしょうか。
以外と人間は勘違いが多いんです。
これをいかに正して、自分に合ったものを追求していくかで理想のシューズに出会うことができるはずです。
ちゃんちゃん。
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投稿者 ほまれ接骨院