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2024年10月21日 月曜日
足の親指付け根裏側の痛み!種子骨障害は厄介です!
今日は以前にも解説した事がある、足の親指付け根の裏側の痛いやつ
そう、あれ。
種子骨障害
もしくは、種子骨炎と言われるやつです。
非常に厄介です。
最悪の場合は疲労骨折もしますから。
これは比較的多く、わたくし何例も経験しました。
疲労骨折した方も含めてです。
で、今回のクライアントさんは女子の高校2年生
バレーボール部、ポジションはセンター。
そう、ブロックとスパイクで跳びまくるポジションです。
痛いのは左。
バレーボールでブロックやスパイクを打つ瞬間の足さばきをよ〜く見てみると、足は揃ってないです。
少し幅を取り、前後に位置していますよね。
もちろん、両足で跳びますが、より強く地面を蹴るための得意な足があるんです。
これは人によって、違いますが、今回のクライアントはまさに左足をメインに使って跳んでました。
そして走る時に地面を蹴るメインの足も左です。
つまり単純に左足を酷使する身体の使い方を普段の部活の中で行っている。
しかし、ここで問題なのは、やはり靴です。
そして荷重方向、上半身の使い方です。
彼女はとにかく軽い靴を好んで履いておりました。
「軽い靴」 = 「弱い靴」
がほとんどです。
軽い靴は、靴の重要なパーツをできる限り削ぎ落としてありますので。
軽くするためにです。
しかし、これを履く事を許されるのは、自分にかかる地面からの衝撃を自分自身の身体でしっかり受け止める事ができるという方です。
さらにそれを反発力に変えて自分を身体を上や前に運ぶ事ができるしなやかさと力強さがあるかどうか。
なんでもそうですが、軽けりゃ良いといものではないんです
軽いものを作るということは、それなりに犠牲にしていることがけっこうあります。
逆に・・・
「重い靴」 = 「強い靴」
にはなりませんが。
とにかく、彼女の場合、ジャンプ動作の際に土踏まずが異常なほど内側に倒れ込むんです。
もちろん、通常でも土踏まずは踏み込めば内側に倒れこむもんですが、それが強すぎても、弱すぎてもダメなんですよね。
人間なんでも「ええ頃加減」がありますよね。
ここで活躍する靴のパーツはコレ!
「シャンク」
と呼ばれるパーツ。
ランニングシューズが分かりやすいので、画像はそれを使っております。
このシャンクが過度な土踏まずの倒れ込みや足の捻じれを抑えてくれてます。
このシャンクが靴によっては強いものや弱いもの、長いものや短いもの。などなど
多種多様です。
そして、彼女が履いていた軽さを求めた靴のシャンクは・・・
もちろんすんごく弱かったのです。
基本、バレーボールシューズってシャンクが弱いものが多いんですよね。
で、彼女の場合は・・・
ジャンプ動作の踏み込む際、痛い方の左足をメインにして跳ぶ
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踏み込む際に土踏まずが通常より内側に倒れすぎる
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軽い靴を選んで履いてるので、シャンクが弱い
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シャンクが過度な土踏まずの倒れ込みと足の捻じれを抑えれない
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荷重が一気に種子骨に載る
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その繰り返し、繰り返し
あとは、身体の使い方ですね。
わかりやすく言えば踏み込みの際に「猫背」になっている。
これでは、効率よく上にジャンプができず、さらに足に負担がかかってしまうということ。
ということで今回選んだ靴は!
アシックスの「LEORD」
靴の命であるカウンターもしっかりしていて、バレーボールシューズにしてはシャンクがなかなかしっかりしております。
さらに!
1万円でおつりがくるんです。
まさに部活女子にはもってこいの1足。
もちろんインソールも作りましたです。(まだ微調整前の画像ですが・・・)
そして、身体の使い方と、セルフエクササイズと体操も指導。
このクライアントは幸いにも、先に整形外科でMRIをとってきてもらっていて疲労骨折にはいたってなかったので、このまま少しずつ部活復帰の予定。
インソール作成後2週間経ってインソールの微調整に来ていただきましたが、今のところ痛みなくプレーできているとのことです。
いやー、次の大会に間に合いそうで良かったです!
種子骨炎解説動画
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投稿者 ほまれ接骨院