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2025年3月26日 水曜日
ふくらはぎが痛くて走れない!名古屋ウィメンズマラソンまですぐなのに!
今月は名古屋ウィメンズマラソンがありましたね。
当院からも多くの女性ランナーがエントリーしておりました。
みなさんの訴えは様々。
足首の痛み。
もも裏の痛み。
股関節の痛み。
ふくらはぎの痛み。
腰の痛み。
肩がこる(走った時のみ)。
足裏の指の付け根の痛み。
もちろん以前より定期的にサポートしている方もいますが、大会直前になって来院される方も少なくないです。
そんな中で今日紹介する方はふくらはぎの痛みの方です。
厳密に言えば、走っていると、段々右のふくらはぎの下の方が重だるくなって、踏ん張れ無くなり足が前に出にくくなるとのことでした。
そしてそのまま走っていると、左も同じ症状がでてくる。。。
この症状は今年に入ってから少しずつでて、どんどん症状が悪化しており、今では7キロくらいでこの症状が出るとのことです。
ということで、まずはいつもようにフィッティングから入ります。
持ってきた靴はニューバランスの1040でした。
この方は4年以上前からこのモデルを履いており、今の靴は約2年前から履いているとのことです。
実際にサイズを見てみると、横幅は少し大きいけど、縦幅は問題なし。
走り方の癖が少ないのか、ソールの磨り減りも2年履いている割にはまだ、許容範囲内でした。
ちなみにこの方は月間走行距離が約50キロだそう。
年間で約600キロになります。
つまり2年間で約1200キロ履いてきたということになりますね。
さらに見ていくと、、、
踵の補強材であるヒールカウンターの硬さは大丈夫でしたが、最後のチェック項目の土踏まずの補強材であるシャンクの硬さが全く無い。。。
厳密に言えばもうへたってしまっているということ。
この1040という靴は元々シャンクの硬さは非常に強固でしっかりしているんです。
でも、この方がこれまでこの靴で走ってきた距離は約1200キロ。。。
そりゃ、それだけ走ってりゃシャンクもへたります。
もちろんこれは、新品の状態の硬さを知っているからこそ、へたっていることが分かるんですがね。
で、この方はソールもそんなに削れてないし、どこも破れてないからまだ大丈夫だと思っていたとのことでした。
シャンクがへたることで、地面に足が着いた瞬間に足部に捻れが生じ、それを抑えるためにふくらはぎの筋肉が頑張り過ぎてしまっていたかもと考えました。
さらに、右から先に症状が出るということは荷重方向にも問題があるかも。。。
じゃあ、さっそく新しいのに買い替えましょう!というワケにはいかないんです。
なんせ、この方が来院されたのは大会本番の10日前でした。
このタイミングで変えても、新しい靴に馴染む時間がありませんので逆に危険。
靴擦れでも起こしたら、まあ大変ですから。
どーする。。。
ということで、今回は久しぶりに靴の改造にしました。
まずは中敷きを。
中敷きは買ったままで全く変えていなかったので、だいぶへたってましたね。
これを変えるだけでも履き心地はだいぶ変わるんです。
さらにシャンクの代わりとなる硬い素材を、中敷きの下に。
*これはサンプル画像なので1040ではないです。
これで実際に10キロ走ってみてもらったところ、ふくらはぎの痛みは約半分に軽減したとのことでした。
そして本番まであと3日のところで来られて、最後の仕上げにテーピングを指導。
これも固定が目的のテーピングでは無く、筋肉を保護する目的のテーピングでもないです。
つまり体重を載せる方向を変えるんです。
さらに、体のバランス調整の整体をしました。
あとは時間がないためぶっつけ本番へ。
そして無事に完走を祈るのみ。。。
ちょうど先週末、結果報告がてら整体に来られました。
なんとか完走!
まあ痛みは当然痛みが出たけど、走れないほどでも無く、最後まで走りきったとのことでした。
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投稿者 ほまれ接骨院