上がる!RISEBOXスタッフブログ

2015年9月24日 木曜日

朝一番とランニングで痛い足底筋膜炎!知立市・刈谷市ライズボックス

負けましたねぇ。

スコットランドに。

けっこうな大差で。

ショックすぎる。

南アフリカの時とは、うって変わってミスがらみの失点が多かったからねぇ。

めっちゃ期待してたから、悲しさも倍増です。

今朝は開催国イングランドとウェールズの対戦。

世界ランク3位と5位対決。

めっちゃ興奮しました。

わたくし元イングランド代表のジョニー・ウィルキンソンのドロップゴールが大好きでした。

キックを蹴る前のルーティーンの独特な体勢は、今の日本代表の五郎丸選手そっくりです。

実は以前、ウィルキンソンが来日した際にウィルキンソンが当時の五郎丸選手にキックを指導したことがるそうです。

ルーティーンの体勢が似ているのもうなずけますね。

次はいよいよサモアとの戦い。

しっかり修正して、今度は勝ってほしいですね〜。

歴史は塗り替えるためにある。

なんつて。

ホマレです。

今日は連休より少し前に来られた足底筋膜炎の方のお話。

50代の男性でランニング歴は20年。

長いですね〜。

フルマラソンもサブ4です。

つまり3時間代でフルマラソンを完走しているとのこと。

なかなかレベルの高い方です。

走る量は月間で約100キロちょっと。

今回の痛い場所は足底筋膜と言って、足の裏の太い腱で踵の骨から始まっています。

で、痛みが出やすいのは踵に近いところ

この方もそうでした。

痛みが出始めたのは約1ヶ月前。

走っていて、足が地面に接地している間ずっと痛みが出るとのこと。

しかも両足。

右が先に痛くなり、そのあとすぐに左も。

そして、この足底筋膜炎の特徴は朝一番に起きて立ち上がった時に痛みが発生すること。

案の定、この方も朝一番は痛いとのこと。

ランニングするのも、仕事前に走ることが多いので、朝痛いと走れないとのこと。

本人が思う分析では・・・

・痛くなる少し前から、走る距離は変えてないが、走るスピードを少し上げたこと。

・走る時には靴が古くなってきた。

・朝走る時の気温が痛くなる少し前から少し下がってきた。

目標は10月25日の大井川マラソン。

もちろん、大会のスタート時間は朝なので、痛みが出やすい時間帯とも言えます。

この足底筋膜炎は血流も影響しているとも言われているので、朝一番痛いというのもうなずけます。

なので、アドバイスとしては、走る前にカイロで温めて下さい。

と、まずは通例の指導管理。

そして、身体の評価はもちろんしますが、まずはシューズフィッテイングをしっかりと。

今回、お持ちいただいた靴は「ミズノ ウェーブスペーサー ダイナ ワイドタイプ」の26.0㎝サイズ。

という、ランニングシューズよりはちょっと軽いタイプのもの。

フルマラソンを4時間以内で走る方には丁度良い靴ではあります。

しかし、本番のレースに関しては。

なぜ、この靴を選びましたか?

の問いに。

「軽いし、カックイイし、自分甲高幅広なんで・・・」

とのこと。

で、実際計測してみると、縦幅255ミリと252ミリ。

縦幅のサイズは許容範囲内でした。

が・・・

横幅はD〜E(男性標準は2E)で、そこまで甲高ではない・・・

つまり、横幅は細く、そこまで甲高でもない。

結局、ご本人の認識違いでした。

実はこういう方が本当に多いです。

昔から通例のように日本人は甲高幅広が多いですからねー。(実際、日本で市販されているウォーキングシューズのほとんどが3E以上ですからね〜。)

と言っているのを、自分もそうだと認識していたとのこと。

でも、実際に測ってみて、サイズ表に合わせてみると、ご本人さんも納得してくれますからね〜。

で、この方は縦幅が合っていて、横幅が2〜3サイズ大きい靴を履いていたことになります。

足底筋膜に負担がかかるのは大きく分けて2つのタイミング

①足が地面に接地した瞬間。

これくらいのタイムで走る方だと、基本的に走る時は踵から地面に接地します。

その時、靴の踵のホールドが弱いと、足底筋膜に負担がかかります。

さらにランニングシューズ全般に言えることですが、靴底のソールと呼ばれる部分が反発力を生かすために柔らかくできています。

そのため、足の踵が地面に接地した瞬間はソールが軟らかいがために踵がグラつくことがあるんです。

で、踵が地面に接地した瞬間に踵がグラつけば、それを抑えようとして足底筋膜が緊張します。

じゃあ、そのソールの柔らかさを多少硬くすれば、踵のグラつきはおさまります。

改造はこんな感じ。

踵の部分だけ、薄くて硬い素材を入れてあげるんです。

こうすると、踵が地面に接地した時も踵のグラつきは抑えられます。

これは、靴擦れで接地した瞬間に痛い場合も有効です。

踵が地面に接地した瞬間に踵が靴の中で横揺れを起こして、踵と靴が擦れるんですね。

このタイプの靴擦れにも、この改造がよく使います。

②足が地面に一番荷重が載っている時。

この時に足に対して靴の横幅が大きいと、足は横に動きたくないので、指を曲げて踏ん張ろうとします。

こうすると、足底筋膜が緊張が加わります。

でも、足に対して靴は大きいので、横アーチが潰れようともします。

こんな感じ。

そうすると、靴の中で足が動きたくなくて指で踏ん張ることによって足底筋膜が緊張してるのに、横アーチは潰れようとするので、緊張している足底筋膜が伸ばされようとするんですね。

つーまーり。

足底筋膜炎に対して、靴の対象法は・・・

①踵の補強のしっかりした靴を選ぶ。

②ソールの踵部分を硬くすること。

③足が横にブレないよう、横アーチが潰れないよう、細めに靴を履くこと。

アーンド。

④荷重方向をインソールで良い方向に誘導してあげること。

です。

ここで、提案。

今履いている軽くて、機能的にやや弱い靴を少し改造(ソールの踵部分の補強と、中敷に横幅を足す)する。

新しくやや重いが機能的に強く、横幅のきっちりあったランニングシューズを買うか。

(ランニングシューズシューズの方が全体の形も真っ直ぐで、土踏まず部分も踵部分も補強がしっかりしてるので、走るためのトレーニング効果が高いので、練習の約8割はこのランニングシューズのほうが良い。)

もちろん、どっちにしても、インソールは必要かと。

で、この方が選んだのは両方とも。

今、履いている靴は大会用にして、新しく練習用にランニングシューズを買って、両方ともにインソールを入れる。

ということを選択されました。

で、今回買ってもらったのが、「ミズノ ウェーブライダー 18 スリムタイプ」

連休中にけっこう走ってもらって、結局、改造した靴も、新しく買った靴もインソールなしで走って痛みが半分くらいに。

さらに両方ともインソールを入れて練習していただいて、痛みがほぼ消失しました。

さらに、普段仕事中も革靴でよく歩くということだったので、革靴も購入していただきました。

あとは、身体の評価で背骨や骨盤の動きが硬く、上手に使えていないところがあって、走るとモモやふくらはぎはパンパンになるということだったので、靴とインソールでだいぶ軽減されましたが、身体のバランス調整もしばらくす
るということになりました。

これで、不安だった大井川フルマラソンが、逆に楽しみになった!

と言っていただけました。

いやー。

よかったです〜。

とにかく、まずは認識違いされている方が多いこと。

縦幅が合ってても、横幅があってないだけでも怪我の原因になるということ。

反発力を生かそうとソールの踵部分が柔らかいのも、時にはケガの原因になるということ。

でしたー。

チャンチャン。

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投稿者 ほまれ接骨院

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