上がる!RISEBOXスタッフブログ
2020年4月20日 月曜日
巻き爪って、爪の変形の種類の一つに過ぎないんです!
ホマレです。
本日は爪の変形についてお話しします。
爪の変形も巻き爪を治療する上で、必要な知識の1つです。
なぜならば、私たちでは対応できず、お医者さんにみてもらわないといけないものもあるからです。
特に気をつけないといけないのは感染症です。
怪しいと思ったら、迷わず皮膚科に行ってくださいとお伝えします。
では、爪の変形について5つ説明します。
①匙状爪(さじじょうつめ)
スプーンのように爪の先が上向きになり、爪の中央が凹んだ状態の爪です。
生まれつきは非常に少なく、1〜4歳で見られることもありますが、これは病的ではないです。
匙状爪になる病気としては、鉄欠乏性貧血やバセドウ病などです。
10本の全ての指で匙状爪が見られると、怪しいかなということになります。
私たちが対応できるものは、
大きい靴を履いている、踏ん張り癖があるなどが原因で匙状爪になっている方です。
②鉤弯爪(こうわんつめ)
爪自体が分厚くなり、爪の変色と鉤型の変形が見られる状態の爪です。
指の中でも親指に多く発症します。
これは遺伝的に思春期に症状が現れることもあります。
熱傷・凍傷・骨折・挫傷の後に鉤弯爪になる方もいます。
鉤弯爪になる病気としては、乾癬・爪白癬(いわゆる水虫などの感染症)・カンジタ症(感染症)などです。
私たちが対応できるものは、
先の細い靴を履いている、大きい靴を履いている、踏ん張り癖がある、深爪の傾向がある事などが原因で鉤弯爪になっている方です。
③肥厚爪(ひこうつめ)
爪そのものが異常に分厚くなり、爪の成長が極めて遅くなった状態の爪です。
高齢者などが生理的になることが度々あります。
いわゆる老化現象というものです。
ですので、薄く削っても、時間がたつとまた爪が厚くなってくるので、完治することはありませんが、管理することはできます。
肥厚爪になる病気としては、動脈硬化・爪白癬・カンジタ症などです。
私たちが対応できるものは、
先の細い靴を履いている、大きい靴を履いている、踏ん張り癖のあるなどで肥厚爪になっている方です。
このような方の多くは親指や人差し指に肥厚爪が発症します。
つまり、圧迫を受けやすい爪に発症しやすいという事です。
④陥入爪(かんにゅうそう)
爪自体が爪のレールに食い込み、食い込んだ部分で炎症や化膿を起こしている状態の爪です。
陥入爪になる病気としては、脚の循環障害・糖尿病・爪白癬などがあります。
指を爪の上から踏まれた後にもこのような状態になることもあります。
私たちが対応できるものは、
急激な体重増加、妊婦さん、長時間の立ち仕事をしている、先の細い靴を履いている、大きい靴を履いている、深爪の傾向があるなどが原因で陥入爪になっている方です。
⑤巻き爪(まきづめ)
爪が巻いているだけで炎症や化膿は起こしていない状態の爪です。
陥入爪と巻き爪の違いは痛いか痛くないかです。
爪の巻き具合が酷くても、痛くなければ巻き爪です。
遺伝に関しては、まだはっきりとは分かっていません。
巻き爪になる病気としては、脚の循環障害、糖尿病、爪白癬などがあります。
指を爪の上から踏まれた後に起こることもあります。
私たちが対応できるものは、陥入爪と同じです。
ということで、重要なことは。。。
・結局、巻き爪も陥入爪も爪の変形の1つだということ。
・上で説明した①〜⑤が合併することがあるということ。
匙状爪と陥入爪が合併したり、鉤弯爪と巻き爪が合併したりします。
そうなると、とても厄介です。
これらに対して私たちが対応できることは、
シューズフィッティングをして、インソールをいれて、定期的に爪のケアをすることです。
これをしっかり行うことで、病的なものや、生理的なものでない限りは改善していきます。
ということで、今日はここまで!
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投稿者 ほまれ接骨院