上がる!RISEBOXスタッフブログ

2024年9月4日 水曜日

朝の起床時や走ると痛い足底筋膜炎!

こんにちは😃

朝晩、すこーしだけ涼しくなってきましたねー

気のせいかもしれないですが・・・

まだ残暑厳しい日々が続きますので体調にはお気をつけください🙏

今日は少し前に来られた足底筋膜炎の方のお話です。

50代の男性でランニング歴は20年。

長いですね!!

フルマラソンもサブ4です。

つまり3時間台でフルマラソンを完走しているとのことで、なかなかレベルの高い方です。

走る量は月間で約100キロちょっととのこと。

今回の痛い場所は足底筋膜と言って、足の裏の太い腱で踵の骨から始まっています。

痛みが出やすいのは踵に近いところ

この方もそうでした。

痛みが出始めたのは約1ヶ月前に走っていて、足が地面に接地している間ずっと痛みが出るとのこと。

しかも両足😢右が先に痛くなり、そのあとすぐに左も。

そして、この足底筋膜炎の特徴は朝一番に起きて立ち上がった時に痛みが発生すること。

案の定、この方も朝一番は痛いとのこと。

ランニングするのも、仕事前に走ることが多いので、朝痛いと走れないとのこと。

本人が思う分析では、、

・痛くなる少し前から、走る距離は変えてないが走るスピードを少し上げたこと。

・走る時の靴が古くなってきた。

・朝走る時の気温が痛くなる少し前から少し下がってきた。

目標は大会の出場。

大会のスタート時間は朝なので、痛みが出やすい時間帯とも言えます。

この足底筋膜炎は血流も影響しているとも言われているので、朝一番痛いというのもうなずけます。

アドバイスとしては、走る前にカイロで温めて下さい。とまずは通例の指導管理。

そして、身体の評価はもちろんしますが、まずはシューズフィッテイングをしっかりと。

今回お持ちいただいた靴は「ミズノ ウェーブスペーサー ダイナ ワイドタイプ」の

26.0㎝サイズ。という、ランニングシューズよりはちょっと軽いタイプのもの。

フルマラソンを4時間以内で走る方には丁度良い靴ではあります。

しかし、本番のレースに関しては。

なぜ、この靴を選びましたか?の問いに。

「軽いし、カックイイし、自分甲高幅広なんで・・・」とのこと😅

で、実際計測してみると、縦幅255ミリと252ミリ。

縦幅のサイズは許容範囲内でした。

ですが、

横幅はD〜E(男性標準は2E)で、そこまで甲高ではない。

つまり、横幅は細く、そこまで甲高でもない。

結局、ご本人の認識違いでした。

実はこういう方が本当に多いです😞

昔から通例のように日本人は甲高幅広が多いですからね。

実際、日本で市販されているウォーキングシューズのほとんどが3E以上ですからね。

その方も自分もそうだと認識していたとのこと。

でも、実際に測ってみて、サイズ表に合わせてみると、ご本人さんも納得してくれます。

この方は縦幅が合っていて、横幅が2〜3サイズ大きい靴を履いていたことになります。

足底筋膜に負担がかかるのは大きく分けて2つのタイミング

①足が地面に接地した瞬間。

これくらいのタイムで走る方だと、基本的に走る時は踵から地面に接地します。

その時、靴の踵のホールドが弱いと足底筋膜に負担がかかります。

さらにランニングシューズ全般に言えることですが、靴底のソールと呼ばれる部分が反発力を生かすために柔らかくできています。

そのため、足の踵が地面に接地した瞬間はソールが軟らかいがために踵がグラつくことがあるんです。

踵が地面に接地した瞬間に踵がグラつけば、それを抑えようとして足底筋膜が緊張します。

が、そのソールの柔らかさを多少硬くすれば、踵のグラつきはおさまります。

改造はこんな感じです。

踵の部分だけ、薄くて硬い素材を入れてあげるんです。

こうすると、踵が地面に接地した時も踵のグラつきは抑えられます。

これは、靴擦れで接地した瞬間に痛い場合も有効です。

踵が地面に接地した瞬間に踵が靴の中で横揺れを起こして、踵と靴が擦れるんですね。

このタイプの靴擦れにも、この改造がよく使います。

②足が地面に一番荷重が載っている時。

この時に足に対して靴の横幅が大きいと、足は横に動きたくないので、指を曲げて踏ん張ろうとします。

こうすると、足底筋膜が緊張が加わります。

でも、足に対して靴は大きいので、横アーチが潰れようとします。

こんな感じ。

そうすると、靴の中で足が動きたくなくて指で踏ん張ることによって足底筋膜が緊張してるのに、横アーチは潰れようとするので、緊張している足底筋膜が伸ばされようとするんですね。

つまり、、

足底筋膜炎に対して、靴の対象法とは

①踵の補強のしっかりした靴を選ぶ。

②ソールの踵部分を硬くすること。

③足が横にブレないよう、横アーチが潰れないよう、細めに靴を履くこと。

そして

④荷重方向をインソールで良い方向に誘導してあげること。

です。

ここで、提案!

今履いている軽くて、機能的にやや弱い靴を少し改造

(ソールの踵部分の補強と、中敷に横幅を足す)する。

新しく、やや重いが機能的に強く、横幅のきっちりあったランニングシューズを買う。

(ランニングシューズシューズの方が全体の形も真っ直ぐで、土踏まず部分も踵部分も補強がしっかりしてるので、走るためのトレーニング効果が高いので、練習の約8割はこのランニングシューズのほうが良い。)

もちろん、どちらにしても、インソールは必要かと。

で、この方が選んだのは両方ともでした。

今、履いている靴は大会用にして、新しく練習用にランニングシューズを買って

両方ともにインソールを入れる。ということを選択されました。

今回買ってもらったのが、「ミズノ ウェーブライダー」

購入後に結構走ってもらい、結果改造した靴も、新しく買った靴もインソールなしで走って痛みが半分くらいになりました。

さらに両方ともインソールを入れて練習していただいて、痛みがほぼ消失。

さらに、普段仕事中も革靴でよく歩くということだったので、革靴も購入していただきました。

あとは、身体の評価で背骨や骨盤の動きが硬く、上手に使えていないところがあり、走るとモモやふくらはぎがパンパンになるということだったので、靴とインソールでだいぶ軽減されましたが、身体のバランス調整もしばらくするということになりました。

これで、不安だったフルマラソンが、逆に楽しみになった!

と言っていただけました。

いやーよかったです!!

とにかく、まずは認識違いされている方が多いこと。

縦幅が合ってても、横幅があってないだけでも怪我の原因になるということ。

反発力を生かそうとソールの踵部分が柔らかいのも、時にはケガの原因になるということ。

でした😊

 

 

靴の改造・提案・販売詳細ページはココ!!

 

 

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2024年8月27日 火曜日

長い間悩まされました。走ると痛いランナー膝に!

今日は今シーズンの夏で一番涼しい朝でしたね。

本日は先日来られたランニング愛好家の方で、ランニング歴はちょうど3年。

この方は会社の健康診断でメタボと診断され、ダイエットの為に走り始めた方になります。

最近の中年男性のランナーの走るようになる理由のダントツ1位ですね。

で、今回のクライアントさんの悩みは、いわゆるランナー膝(腸脛靭帯炎)です。

しかも、3年前に走り始めて、すぐに痛くなり、そのまま騙し騙しランニングシューズを4足変えながら走っているものの、ランナー膝の痛みは出たり、治まったりの繰り返しだそうです。

今回は会社の駅伝大会のランナーに選ばれて、本格的に痛みなく練習せんといかん!

ということで、当院にこられました。

この方のランニングペースは週に3回の1回約10キロ。

毎回、だいたい7〜8キロくらいで右膝の外側が痛くなり、痛みが弱ければそのままペースを落として走り、痛みが強ければそこから残りを歩くんだそう。

そんな繰り返しを3年続けてい田ということです。

もちろん、痛みが続くときは、他の医療機関に行ったりもして痛そうです。

でも、またしばらくして走り始めると、痛みが再発する。

ということで、当院でカウンセリング。

当院ではそんな方に対して、身体中の評価をしています。

どこの筋肉が使えていて、どこが弱い?

関節の硬さはどう?

身体の使い方はどう?

などなどです。

良くないところはもちろん修正しますが、何より走る為に今持っている良いところを、いかに引き出していくか。

いろいろ評価しましたが、なにはともあれ、まずはシューズフィッティングからです。

サイズを測ってみると、縦幅も横幅も当日おもちいただいた靴と意外とサイズは合っているんです。

5ミリ大きいですが。

でも、機能的にちょっとな感じ。

お持ちいただいた靴はGT-2000 

元々、この方は踵を後ろからみると内側に倒れていて、荷重が外側に逃げるタイプなんです。

で、アシックスのGT-2000などのニューヨークシリーズには踵が外側に倒れている方が・・・

それいじょう倒れない様に「DUOMAX」という素材がソールの踵に近い部分に入っていて、荷重がまっすぐ抜けるように、さらに土踏まずが潰れないようにしてあるんです。

これによって、踵が外側に倒れている人には良いことが多いのですが、今回の踵が元々内側に倒れ、荷重が外側に抜けるような方のタイプだと、荷重がさらに外側に抜けていってしまうんです。

それが、原因で膝の外側にストレスがかかり痛みを出している可能性があります。

で、この方には縦幅のサイズを1サイズダウンして、「ミズノ ウェーブライダー 」を購入してもらいました。

身体のバランス調整はあえてしませんでした。

ランニングシューズだけでどこまで変わるかを知っていただくためにです。

もちろん紐の締め方はキッチリ指導。

これで、いつも通り、2週間(合計6回)走ってもらいました。

結果は・・・

痛みが「0」

つまり、身体の問題がゼロではないにしろ、靴だけで痛みが無くなってしまいました。

まあ、こんなことは稀にあります

今日のまとめは。。。

サイズも機能もその人に合っていても、靴の特性が合ってなかったり、紐の締め方が良くないだけで痛みが出ることもあるです!

 

 

シューズフィッティング詳細ページはココ!

 

 

 

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2024年8月21日 水曜日

フットケア!!痛い陥入爪と巻き爪の原因とは!

毎日毎日暑いですね😓

涼しくなるのはまだまだのようですね。

 

では今日は前回の続き、陥入爪・巻き爪になってしまう原因です。

前回は原因の①〜④までお伝えしましたので、本日はその続きです。

では、早速いってみましょう!!

 

⑤荷重方向が悪い

体重を乗せる方向が悪くても、爪に負荷がかかります。

もともと歩く時や走る時に荷重が外側に流れてしまう方です😥

このような方は2パターンに分かれることが多いです。

1つ目は体重が一番載った時は外側に体重が載っているんですが、

そのあと地面を蹴り出そうとするする時に、一気に荷重が内側に載ってしまいます。

この時、必要以上に親指に荷重が載ってしまい、爪にストレスがかかります。

2つ目は最初から最後まで、荷重が外側に乗り続けること。

そうなると、親指にいつまでたっても荷重が載ってきません。

爪の性質上、ある程度の荷重を受けることによって、爪の形状が維持されます。

逆に爪に荷重が載ってこないと、爪は巻いていきます。

⑥浮指

これも、⑤と理由は同じです。

指が浮く(反る)と爪に荷重が載りにくいので、爪に荷重が全く載らず巻いていきます。

親指の先端だけが地面から浮いてるのがよくわかりますね。

⑦爪の切り方が良くない

これは最近ではよく言われますね。

そうです、爪を切りすぎてしまうこと。

つまり深爪です。

これは完全に切り過ぎです😓

これも爪が巻いていく立派な原因です。

爪を切る。

爪が巻く。

爪が痛い。

さらに爪を切る。

もう、悪循環です。

⑧爪をちぎる癖がある

これも、深爪になりやすいです。

爪の先がガタついて、外側の爪が食い込んでますね。

子供に多いです。

⑨爪の代謝が良くない

爪に栄養がいかないと、爪が巻いていきやすいです。

判断基準は爪の根元の皮膚の色

ここで爪の約80%が作られます。

つまり、ここの色が黒ずんでいたりすると、爪への栄養が十分にいっていない可能性があるということです。

この方の爪自体が黒いのは置いといて、爪の根元に皮膚の部分が黒いのがわかりますね。
大事なのは、多くの場合、上記⑨つの理由が単独ではなく、複合で起こっているということ。

これらを一個一個しっかり見極めることが重要です。

巻き爪になってしまった原因

もしくは、治らない原因

これがしっかり分からないと正しいアプローチはできませんからね☝️

 

巻き爪の詳細はココ!

 

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2024年8月8日 木曜日

フットケア!靴を履いて歩くと痛い巻き爪の原因!?

今日は巻き爪の原因ついてです。

糖尿病や甲状腺障害などの病的因子が無い限り、巻き爪になるには外的因子が必ずあります。

ここで言う外的因子とは、外から刺激を受けて爪が巻いていくことです。

つまり巻き爪の原因で内科疾患以外のものを指しています。

巻き爪になる大きな原因としては、大きく分けて⑨つ

①縦・横共に大きい靴を履く事

一般的に多いのは、自分の足の横幅が大きいと勘違いしていて、横幅にを合わせると結果、靴の縦幅の大きいものを買ってしまうパターンです。

実際こういう方の横幅を計ってみると、たいして横幅が大きい方は非常に少ないです。

 

つまりは、ただの勘違い

わたくしもその一人。

高校の時、横幅拡い足だなぁと思っていて、実寸は255ミリの足なのに、26・5サイズの靴を履いておりました。

資格を取って、靴に興味が湧き、靴の勉強をしてから、この事実に気がついた次第です。

日本人の横幅の男性標準は「2E」。

わたくしの横幅は「C」。

これでも、横幅が大きいと思ってたんです。

実際にこんな方は本当にたくさんいるんです。

もちろん、本当に横幅が大きい方はそれに合わせて靴を選んでおります。

で、足が靴よりも小さくて、靴の中で足が動こうとすると、足は動きたくないので指が踏ん張ってしまいます。

これは実際に歩いている動画の踏ん張っているタイミングでの静止画です。

でも、結局、靴のなかで足は動いてしまってます。

つまり、指が踏ん張って曲がった状態で、靴のなかで足が動いているんですね。

そうすると、指先に圧力がかかった状態で動いてしまうので、靴と指は擦れてしまい、爪にストレスがかか流ということです。

②靴の履き方が良くない

縦も横幅も、実際の足の大きさと靴が合っていたとしても、靴の履き方が合っていなくても爪に負荷はかかっています。

多く見かけるのは、この履き方ですね。

単純に脱ぎ履きがしやすいんですよね。

しかし、こうやって履いていると、靴の中で足は動いています。

この時、サイズはジャストで合っているので、結果靴の中で足の指が靴のつま先部分に常に当たり、爪へのストレスとなってしまいます。

③機能的に弱い靴を多用する事

これも以前から言ってますが、土踏まずの補強がしっかり入った靴を選ぼうぜ。

ということです。

歩く時には、まず踵が地面につき、その後は土踏まずの部分に体重が載ってきますよね。

この時、人間の足は必ずぐらつくんです。

このグラつきを抑えてくれるのが、靴の踵と土踏まず部分の補強。

もし、この2つの補強のどちらか、もしくは両方弱かったりすると、ぐらつかないように自分の筋肉が頑張ってしまいます。

自分の筋肉が頑張った時の人間の足は以下の画像のようになります。

そうです。

大きいサイズの靴を履いた時と同じ反応ですね。

この後の爪にかかるストレスも同じになります。

④靴の形が合ってない

ハイヒールやビジネスシューなどで靴のつま先部分の形状が尖っているものは、もちろん爪にストレスがかかっています。

あとは、下のような扇状に指が拡がった足の形の方がランニングシューズを履くとつま先にストレスがかかりますよね。

ランニングシューズなどの多くの靴はつま先部分の形状は、人差し指部分を中心に丸くできてます。

ということは、上記画像のような方が履けば、それはヒールを履いているのと同じ状態になり、爪が圧迫を受けてしまいます。

ということで、ちょっと長くなるので続きは次回!

 

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2024年8月6日 火曜日

フットケア!?靴を履くと痛い巻き爪の病的ば原因!?

今日は巻き爪の病的原因についてです。

大まかに分けて、巻き爪になるためには「外」からの原因と「内」からの原因があります。

「外」からとは、深爪や爪の切り方、大きい靴、指先を踏まれるなど、爪に対して外界からの刺激によって巻き爪になってしまうもの。

「内」からとは、先天性や後天性の内科疾患により、爪が変形してしまうもの。

この両者の大きな違いは「外」からの原因の場合は全ての爪に変化が現れないことが多いということです。

足の親指だけの巻き爪や、親指と人差し指・中指だけが巻き爪などですね。

逆に「内」からの原因は手を含めたほとんど全ての爪が巻き爪などの変形を起こすことが多くなります。

さらに「内」からの原因の場合は足より手の方が、爪の変形が顕著となることが多いですね。

しかし例外もあって、手よりも足の方が爪の変形が強くでる場合もあるんです。

それは、脚の循環障害によるものです。

わかりやすく言えば、脚の血の流れが悪くなるということです。

動脈硬化・糖尿病・下肢静脈瘤などがそれになります。

そして、爪の変形に大きな影響をうけるのが、爪の成長速度

甲状腺機能亢進症・先天性心疾患・パーキンソン病などは、爪の成長速度を早くすると言われております。

あと、病的ではないですが、妊娠中も爪の成長速度を早くすると言われております。

逆に爪の成長速度を遅くするのは、甲状腺機能低下症・腎障害・半身麻痺・糖尿病・栄養失調など。

つまり、

まず、巻き爪などの爪の変形でお悩みの方がいたら、その変形している爪だけでなく、手足を含めた全ての爪を見てみよう!

ということです。

手足の全ての爪はおかしいと思ったら、まずはお医者さんになります。

そう、内科さんですね。

あとは、お医者さんの指示を仰いでください。

もちろん単なる、巻き爪や陥入爪であれば、当院で対応します。

以前にもお話ししましたが、巻き爪や陥入爪と匙状爪や鉤弯爪・肥厚爪などが合併することもあるので、注意が必要になります。

実際にこのように爪の変形を持った状態で来院されるクライアントさんは結構多いんです。

さらに、ほとんどの方は痛みが出て、日常生活に影響を及ぼすくらいの痛みになってから来院する方が多いですよね。

まだ、爪の変形具合が軽い状態で痛みが出てる方はむしろラッキー

つまり、強度に変形していても、あまり痛みを感じない方もいるということです。

そういう方は、強い痛みが出た時はすでに変形がだいぶ進んでしまっています。

もちろん、変形が強くて痛みが出ている方の方が、治療期間が長引きますよ。

逆に、変形具合が軽い状態で痛みがある方のほうが、治療期間は短いですね。

まあ、理想は痛みが対してなくても、「あれ、自分の爪、ちょっと形がおかしくね?」

と気づいた時点でフットケア専門店や医療機関に行くことが望ましいです。

「内」からの原因にしても、「外」からの原因にしても、必ずそうなってしまった理由がありますから。

何事も原因や理由が分からないと対処できないですからね。

そして、早めに対処すれば悪化することを防げるので、結果、治療期間も短くなります。

今日はここまで。

 

 

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2024年7月24日 水曜日

爪水虫(白癬)と巻き爪の併用治療は大変です!

梅雨が明けた途端に毎日溶けそうなくらいの暑さですね😥

 

今日もフットケアの巻き爪編です!!

本日は巻き爪に合併する事が度々ある、爪白癬(つめはくせん)

いわゆる爪の水虫です😅

これも巻き爪の治療する上では、非常な重要な知識となります。

クライアントさんも爪水虫の存在に気づく事なく来院される場合も多々あります。

もちろん、わたくしには診断はできませんので、怪しいと思ったらお医者さんに行ってもらいます。

つまり、爪水虫の状態のまま巻き爪治療をするという事は結構なリスクがあるからなんです。

その辺の話を今日はします。

一般的には、中高年の世代がかかりやすいと言われてますが、10代や20代でも発症します💦

 

原因は爪を伸ばした状態が続き、そこに垢や汗やゴミなどがたまり、湿度が高い状態が長くなることで水虫菌に感染する場合。

もう一つは、元々いわゆる水虫を足に持っていて、それが爪に感染する場合2パターンが多いと言われています。

感染しても気づかない方が多いのは、前者のパターンの場合。

皮膚に感染する水虫と違って、カユミや痛みなどの症状があまりないから。

見た目は、爪の先の方から感染することが多いので、爪先の色が白や黄・黒っぽくなるくらい。

お医者が見ればすぐ分かるのでしょうが、自覚症状がないので多少爪の色がおかしくても、ちょっとどこかでぶつけたかな?くらいにしか気にとめないのがほとんどです。

ですので、最初は少しだけだった、爪の黄色い部分が大きくなってきて、

「あれ?ちょっとおかしくない?」

となり来院するケースが多いということです。

そして、問題となるのは、巻き爪の方にこの爪水虫が合併してしまうパターン。

なぜかというと、爪水虫になると爪自体の強度が落ちて、もろくなることが多いです。

そこに巻き爪が痛いとやって来て、爪水虫を見逃した状態で爪の矯正を行うと、

爪が縦割れしたりします。

いったん爪水虫の方の爪が縦割れを起こすとドンドンその割れ目が爪の根元の方まで、走っていくことが多いです

もうこうなってしまうと、巻き爪矯正のプレートは貼れなくなるので、テーピングなどでごまかしながらの期間が続きます。

爪水虫の治療期間は人それぞれですが、最低でも2〜3ヶ月はかかると言われてます。

もちろんその分、巻き爪の治療期間も伸びます😭

なのでまずは何より早期発見!!

特に巻き爪の痛みで困っている方、まずは爪の先の方のを確かめてください!

少しでも、怪しいと思ったたらまずはお医者さんへ急行💨

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2024年7月22日 月曜日

歩くと痛い巻き爪の治療をするには!爪の変形を知るっ!

本日は爪の変形についてです。

これも巻き爪を治療する上で、必ず知っておかなければならない知識の一つになります。

なぜなら、我々では対応できず、お医者さんにみてもらわないといけないものもありますので。

特に注意しないといけないのは感染症です。

あやしいと思ったらら、迷わず皮膚科に行ってくださいと伝えます。

では。

①匙状爪(さじじょうつめ)

スプーンのように爪の先が上向きになり、爪の中央部分が凹んだ状態です。

生まれつきは非常に少ないです。

生後1〜4歳で見られることもありますが、これは病的ではありません。

匙状爪になる疾患としては、鉄欠乏性貧血やバセドウ病などが多いです。

10本の全ての指でこの変形が見られると、怪しいかなということになりますね。

いっぽう、我々が対応できるほとんどのものは、でかい靴を履いているか、踏ん張り癖があることで匙状爪になっている方になります。

②鉤弯爪(こうわんつめ)

爪自体が分厚くなり、爪の変色鉤型の変形が見られます。

親指に多く発生し、遺伝的に思春期に症状が出現することも。

熱傷・凍傷・骨折・挫傷の後にこの変形が起きることもあります。

鉤弯爪となる疾患としては、乾癬・爪白癬(これらはいわゆる水虫などの感染症)・カンジタ症(感染症)など。

そして我々が対応できるものは、

先細の靴を履いている人、でかい靴を履いている人、踏ん張り癖のある方、深爪傾向の人などで鉤弯爪になっている方になります。

③肥厚爪(ひこうつめ)

爪自体が異常に分厚くなり、爪の成長が極めて遅くなった状態。

高齢者などが生理的になることが度々あり、いわゆる老化現象というものになります。

なので、薄く削っても、しばらくすればまた爪が厚くなってきますので、完治することはできませんが、管理することは可能です。

疾患としては、動脈硬化・爪白癬・カンジタ症の人がなりやすいです。

我々が対応できるのは、

先細の靴をはいてい人、でかい靴を履いている人、踏ん張り癖のあることで肥厚爪になっている方になります。

これらの方は親指や人差し指に肥厚爪が多く発生します。

つまり、圧迫を受けやすい爪ですね。

④陥入爪(かんにゅうそう)

爪自体は爪のレール(爪の両サイドの溝)に食い込み、その部分で炎症や化膿を起こしている状態です。

疾患としては、脚の循環障害・糖尿病・爪白癬など。

指自体を爪の上から踏まれた時にの後に、このような状態になることもありますね。

我々が対応できるものの原因としては、

急激な体重増加、妊婦さん、長時間の立ち仕事をされている方、先細の靴を履かれる方、でかい靴を履く方、深爪の方などになります。

⑤巻き爪(まきづめ)

これが、いわゆる巻き爪。

爪が巻いているだけで炎症や化膿は起こしていない状態となります。

つまり、痛くないということ。

陥入爪との違いは痛いか痛くないかですね。

爪の巻き具合がきつくても、痛くなければ巻き爪となります。

遺伝に関しては、まだはっきりわかっておりません。

疾患は、脚の循環障害、糖尿病、爪白癬など。

指を爪の上から踏まれたあとに起こることもあります。

我々が対応できるものの原因としては、

陥入爪と一緒ですね。

ここで重要なことは、

結局、巻き爪も陥入爪も爪の変形の一種だということです。

そして、上記の①〜⑤が合併することがある!

です。

匙状爪と陥入爪が合併したり、鉤弯爪と巻き爪が合併したり。

そうすると、非常に厄介になります。

とにかく、これらに対して我々が対応できるものには、シューズフィッティングをして、インソールをいれて、定期的に爪のケアをするということ。

これを徹底することで、病的なものや、生理的なものでない限りは改善していきますね。

 

 

巻き爪詳細ページはココから!

 

 

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2024年7月10日 水曜日

フットケアの一つ巻き爪の治療!爪の成長について!

本日は爪の成長についてのお話し。

巻き爪を知るには、爪を知る必要があります。

前回は構造の話をしましたね。

わたくしどもは、まずクライアントさんの巻き爪の治療をする前に必ずする事があるんです。

それは、爪の健康状態のチェックになります。

毎回毎回この爪の健康状態の確認から施術スタートします。

それによって、アドバイスをしたり、施術の仕方などを変えたりもしますね。

爪の健康状態のチェックに、爪の成長状態を知る事は非常に有用となります。

日本人の平均は約0.08㎜〜0.12㎜が1日で伸びます。

また、季節や温度、年齢などによっても変化しますし、

さらには全身的には甲状腺ホルモンの影響を受け、その他、糖尿病などの疾患によっても影響を受けるんです。

仕事内容によっては薬剤を扱うこともあるので、薬剤の種類によって爪の成長速度に影響を及ばすものもあります。

  <<成長速度>>

時間

夜<昼 

昼は夜の約5倍伸びるのが早くなリマス。

これは気温と体温の関係によります。

基本、温度が高い方が体の代謝効率は上がるので、昼の方が早く爪が伸びるわけです。

 

世代

若者>高齢者

50歳以上では、幼児よりも遅いです。

これも、高齢者になるほど、水分は失われ、代謝効率も落ちますから爪の成長速度は遅くなります。

 

季節

夏>冬

夏>春>秋>冬

これは完全に気温です。

もちろん温度が高い方が、代謝は良いですから。

 

性別

男性>女性

基本、青年期までは男性の方が代謝効率が良いですが、

50〜70歳では、ほぼ性による差はなくなり、それ以上の年齢では、女性の方が成長が早くなることが多いです。

 

手足

手>足

足の爪は手の爪に比べて5〜7割程度の伸びる速度になります。

つまり、どっちの方が日常生活で使用頻度が高いかということ。

もちろん手の方がたくさん使いますね。

 

手の指

人差し指・中指・薬指>親指・小指

 

足の指

親指>小指

まあ、どこに1番体重が載っているかです。

親指ですよね。

1番太いことからも、その重要性が理解できます。

今日はここまで。

 

巻き爪詳細ページ

 

 

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2024年7月4日 木曜日

巻き爪の治療するには、爪の構造を知らないとっ!

今日は爪の構造のお話しです。

巻き爪を知る為には、まずは構造を知らないと!

まずはこの図をご覧ください。

爪体(そうたい)

爪甲とも呼ばれます。

まずは、爪の本体です。

いわゆる爪です。

これは3層構造からなっています。

爪床(そうしょう)

ネイルベッドとも呼ばれる爪を載せている部分。

ここでは爪の約2割は作られています。

側爪郭(そくそうかく)

これはわたくしどもはレールと呼んでおります。

いわゆる爪が巻いて刺さっていくところです。

爪が巻けば巻くほど、このレールはどんどん内側に入っていくんです。

で、炎症が起きると赤く腫れ上がり、膿んだりすることも。

ゴミも溜まりやすいところで、そこから細菌感染を起こして炎症することもあるんです。

爪母(そうぼ)

爪の根元の奥深くの部分。

ここでは爪の約8割が作られるという超重要な役割を果たしてます。

代謝異常でここの働きが悪くなると爪の成長が遅れてしまいます。

サインとしては、ここの部分の皮膚が黒くなりますね。

結構います。

そんな方はココをマッサージしてあげると代謝改善につながり、皮膚の色も黒さが減ります。

爪半月(つめはんげつ)

ココはハーフムーンと呼ばれております。

爪の根元近くで白っぽく半月状の形をしている部分。

ここは今まさに爪になろうとしている所になります。

ですので、水分豊富です。

だから、色も爪体の色よりやや白いです。

爪上皮(つめじょうひ)

一般的には甘皮と呼ばれる所です。

わたくしどもはキューティクルと呼んでます。

爪体の根元と皮膚との間にある薄い膜状の皮。

ここの役割は外部からの細菌が体内に侵入するのを防ぐ役割をしてます。

わたくしどもはキューティクル処理はしますが、除去しすぎないように気を付けてます。

爪下皮(つめかひ)

爪の裏と皮膚の間の部分。

役割は爪上皮を同じですね。

フリーエッジ(自由端)

爪体の先が皮膚から離れた先端の白い部分です。

いわゆる爪を切るところですね。

切りすぎると深爪と呼ばれています。

ストレスポイント

爪体と側爪郭が離れる部分。

巻き爪により1番痛みが出やすいところになります。

 

これをふまえての次回からの話になります。

 

参考動画➡️➡️➡️巻き爪の治療!爪の構造!

巻き爪参考ページはココか

 

 

 

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2024年6月18日 火曜日

靴を履いて歩くと痛い巻き爪の治療編!爪の役割を解説!

今日から巻き爪シリーズです。

今日は爪の役割についてです。

まずは、爪とは何?です。

爪は皮膚も浅い層にある「角質」が変形して硬くなったものになります。

ケラチンという皮膚と同様の組織です。

形は人それぞれですが、基本的には前後・左右に湾曲しております。

役割としては、

①指先の保護

指先は非常に繊細かつ小さい骨でなりたっております。

そして、繊細かつ小さい骨でなりっている指先は、外界からの衝撃に弱いということが言えますね。

なぜなら、指先だからです。

手よりも足の方が伝わりやすいですね。

足の小指や親指を机の角でぶつけた事のない人はほとんどいないことでしょう。

そうです、このぶつけてしまった時に、もしも爪がなかったら・・・

もっと簡単に小さな骨は折れますし、怪我をすれば、そのぶん指先の感覚は鈍りますよね。

爪があるからこそ、小さな骨は折れにくいし、皮膚や神経を含めた他の大事な組織が傷つきにくくなっているんです。

もちろん、外界からの衝撃を受ければ、爪自体は怪我しますけどね。

でも、骨折よりはマシです。

たとえ、この小さな骨が骨折したとしても、この爪は添え木の役割をしてくれます。

だから折れた骨ががっつりズレていることがなければ、爪の添え木効果があるぶん、そんなにしっかり固定する必要がなくなるんです。

 

②力の支点

これも、爪の役割としては超重要です。

先ほどから爪の下にある骨は小さいと言ってますね。

これは指先に圧力がかかった時にもし指先の骨が大きかったら、逆にその圧力を受け止めるのに邪魔をしてしまうんです。

だから、指先の骨は小さいんですね。

でも、より大きな力が加わった時に爪があるおかげで、その圧力に対して爪がの役割をはたしてくれるんです。

だから、重い荷物も持てるし、早く走ることができます。

突然ですが、足の親指などの爪が剥がれたことはあります?

わたくし、何回も剥がれております。

サッカーの現役時代の話です。

サッカーやってる方はきっと多くの方が爪を剥がしてしまうことでしょう。

つまり、サッカーしてると、足を踏まれんです。

踏まれる多くは親指です。

痛いなあと思って試合後スパイクと靴下を脱ぐと親指の爪の下が真っ黒ってこともしばしば。

爪下血腫というやつです。

この方は軽く親指を踏まれ、少し爪が剥がれ、またその後に人差し指を踏まれた方になります。

人差し指は爪の下が真っ黒

つまり、爪と皮膚の間で内出血をおこしているんですね。

あんまり、ひどいとお医者さんに行って、その血を抜いてもらうんですが、ほとんどの方は放置します。

わたくしもそうでしたね。

そのまま時が流れ、2〜3ヶ月もすると、爪が死んで皮膚から浮いてポロっと取れます。

取れるのは別にいいんですが、その後は親指に爪がないので、なんだか走りにくいんです。

親指の爪がないことによって、地面からの圧力をうまく受け取ることができないので、力の支点とならずに走りにくいんです。

他に例えるなら、深爪です。

わたくし仕事上、手の爪は超深爪であります。

白いとこは基本ないです。

ほんとはあまり良くないことなんですが、爪があるとクライアントさんを触る時に当たっちゃうんです。

だから、爪は1週間に1〜2回切ってます。

でも、切りたては爪が短いので、なんだか物が掴みにくいし、字を書いていても何だか書きにくいです。

もともと筆圧強いもんですから余計」ですね。

今日はここまで。

 

 

参考動画➡️➡️➡️歩くと痛い巻き爪の治療!爪の役割!

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