上がる!RISEBOXスタッフブログ
2020年8月26日 水曜日
新しい靴を履いたら、靴と踵が擦れて水膨れに!
ほまれです。
本日も「靴擦れシリーズ」!!!
今回は前回の続きで第3弾です!
前回は足が靴の中で横揺れすることで、靴擦れが起こってしまう場合の説明と対策をお話ししました。
そして、今回は足が靴の中で縦に揺れることで、靴擦れが起こってしまう場合の説明と対策をお話ししたいきたいと思います。
靴擦れシリーズの第1段で、靴擦れが起きる原因を⑧個お伝えしました。
①ソールが柔らかい
②中底の踵部が大きい
③ヒールカウンターが弱い
④前足部の紐締めが甘い
⑤靴の横幅が大きい
⑥靴の縦幅が大きい
⑦履き口が大きい
⑧踵の後ろの骨が突出してる
本日はその中の⑥⑦のお話をしていきます。
まずは、
⑥靴の縦幅が大きい
歩く時に地面に足がついている後半の時に靴擦れを起こすタイプですね。
ということで、今回注目するのは、歩行時でのこの時です!
この画像で言うと右足になります。
そう…
踵が地面から離れるこの瞬間です!
足に対して靴の縦幅が大きいと、足が靴の中で前の方に滑ってしまいます。
足が靴の中で前にずれてしまうと、靴から足自体が脱げようとします。
当然、足が靴から抜けようとして初めに脱げる場所はカカトになりますよね。
この時に踵と靴が擦れることによって靴擦れを起こします。
ということで、やっぱり自分の足の縦幅に合った新しい靴を買いましょう!
というように簡単に買い替えれたらいいですが、
その靴が買ったばかりだとしたら、そう簡単にいかないことも多いですよね…
ということで!
靴の改造をしましょう!
この部分の改造は比較的安価で出来ます。
こんなパーツを靴の前の方にはめ込みます。
とはいっても、これで対応するにも限界はあります。
足の実寸に対して、許容範囲から10㎜以上靴の方が大きいと対応できません。
いろいろ理由はありますが、ここでは本筋からずれてしまうので省略させていただきますね。
次は、
⑦履き口が大きい。
履き口とはここのことです。
つまり足を靴に入れる所になります。
日本人は足首が細い方が結構多いです。
つまり足首の太さに対して靴の履き口が大きいと、先程を同じように歩くとき踵が上がってしまうので、そのタイミングで踵が靴から抜けようとして靴擦れを起こします。
ここで、問題になるのがウォーキングシューズです。
ランニングシューズをはじめとしたスポーツシューズには、このようなサブの鳩目(紐を通す穴)があります。
このサブの鳩目は、まさに靴の履き口に対して足首が細い方が歩くときに踵が靴から脱げないようにするために使います。
しかし、ウォーキングシューズは靴の脱ぎ履きのしやすさを求めているので、このようなジッパーがついています。
なので、サブの鳩目がついてないのです。
ということは、足首が細い方がウォーキングシューズを履くと、必然的に脱げやすくなります。
そして、靴擦れになってしまう…
と、こういう方には靴そのものを改造していきます。
こんなことをしたり、
こんなことをしたり、
このような感じで解決していきます!
では最後の、
⑧カカトの後ろの骨が突出している。
このタイプの方は、
「どんな靴を履いても靴擦れになってしまう…」
という方が結構いらっしゃいます。
しかし!!!
そのような方でも、これまで説明してきた原因の⑦個のうちのどれかに大体当てはまっているので、それらの対応で改善することは結構多いです。
でも…それでも本当に何やっても靴擦れしてしまう…
という方には、最終兵器!!!
このカカトの突出している骨の部分を「ドーナツパッド」で覆ってしまいます!
こんな感じです。
よく突出した骨のところにガーゼや絆創膏などを貼る方がいらっしゃいますよね?
実は、それをしても残念ながらあまり効果はありません。
それはなぜなのか…
突出してる骨が靴に当たって痛いのに、その突出してる部分にガーゼや絆創膏を貼ってしまうと、突出部分の高さがより増してしまいます。
なので結果、より靴に骨が当たることになりますよね。
ということで、
とにかく靴擦れにお困りの方は一度ご相談ください!
今日はここまで!
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投稿者 ほまれ接骨院 | 記事URL
2020年8月17日 月曜日
歩くと痛い靴擦れ!原因が分かれば対策もできるんです!
ほまれです。
本日は靴擦れシリーズ、第2弾です。
前回のブログでは、地面に足が接地した時(足が地面についてる前半)などの靴擦れの対応をお話しました。
今回からは足が地面についている後半に靴擦れの痛みが出る方のタイプのお話をしていきたいと思います。
ここで少し復習します。
まず靴擦れになってしまう原因は?
① ソールが柔らかい
② 中底の踵部が大きい
③ ヒールカウンターが弱い
④ 前足部での紐締めが甘い
⑤ 靴の横幅が大きい
⑥ 靴の縦幅が大きい
⑦ 履き口が大きい
⑧ 踵の後ろの骨が突出してる
と、全部で⑧個ありました。
前回のブログでは、この⑧個のうち①〜③についてご説明しました。
⑧番目は骨の形の問題なんですが、もちろん対策はあるので、次回ご説明しますね。
それでは、今回は地面に足がついている後半での靴擦れの痛みなので、④〜⑦についてお話していきます。
④〜⑦をさらに
a : 横に足が動いて踵と靴が擦れている
b : 縦に足が動いて踵と靴が擦れている
と、2つに分けられます。
最初に復習した靴擦れの原因の⑧個でいうと…
a が ④⑤
b が ⑥⑦
に当てはまります。
では初めに、まずは a の④⑤から説明します!
人は歩行時、なんらかの障害がなければ基本的には、踵から地面に着く→足裏全体に体重が載る→踵が浮いて指で地面を蹴ります。
この時に体重の載る所はだいたいこんな感じにります。
あくまでだいたいです…
何が言いたいかというと、
足は縦方向だけではなく、横方向にも荷重が移動しているということ!
ということは、この時に靴の中で足が横方向に動く環境があると、踵と靴は擦れてしまうんですね。
そして、
④ 靴の前足部の紐締めが甘い。
の説明ですが…
このような感じで靴を持ってきた方は要注意です。
⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️
これを持ってきた方は、1番上の紐の結び部分だけを外して靴の脱ぎ履きしていることが分かります。
ということは、この方が次にこの靴を履く時は足をなかば強引に入れて履き、一番上の紐しか締めない可能性が…
でもあくまで可能性なので、「いつも履いているように靴を履いて下さい」と言って、まずは目の前で履いていただきます。
そして、1番上の紐しか締めないと…
走ると紐は必ず全体的に少しづつ緩んでいきます。
この方のように、一番上の紐しか締めない方はつま先に近い方(前足部)の紐が最初から緩んでいるということになりますよね。
ということは、一番上の紐は締めているので足首に近い所はシッカリ止まっているので、足と靴は動きません…
が!!!
前足部の紐はちゃんと締められていないので、前足部は横方向に靴の中で足が動いてしまいます。
なので、この状態で走るとシッカリ紐が締まっている足首近くを支点として、紐が緩い前足部は靴の中で横方向に動くということになります。
もちろんこの時、足首近くを支点として前足部が動いているので、反対に後足部である踵も横方向に動いています。
これはいわゆる「テコの原理」ですね。
図で表すと、こんな感じです。
なので、この対策は…
『シッカリ前足部から、紐を締めましょう!』
ということです。
そのためには、靴を脱ぐ時にこれくらい緩めてから脱がないといけません。
もちろん脱ぐ時は先程のように上だけ緩めて靴を脱いだとしても、履く時にこうのように緩めることができればいいのですが…
やっぱり靴を脱ぐ時、強引に脱ぐと靴にもストレスがかかるので、結果的に靴は長持ちしません。
なので!
正しく!そして、靴に優しく履こうと思うのならば、脱ぐ時にシッカリ全ての紐を緩めましょう!
私は、よくクライアントさんに、
『正しい靴の履き方は、正しい靴の脱ぎ方から!』
と、伝えます。
これ、私の中で名言です。
そして、自己満です…
あ!
この④のタイプはあくまで、足と靴の横幅が合っている!ということが大前提になります。
では次に、
⑤靴の横幅が足より大きい
のパターンの説明です。
このパターンだと、構造的に足よりも靴の横幅の方が大きいので、どれだけ先ほどのように靴紐を前足部から締めても意味がありません。
こういう方は紐を締めても締めても靴の中で足は動いてしまいます。
逆に紐をキツく締めすぎて、違うとこに足の痛みが出てしまうことがあるので、それも要注意です。
代表的なのは、足の甲に出る痛みですね。
足に対して靴の横幅が合っているか合っていないかの判断はいくつか種類があります。
でも、数字を計測した方が、私もクライアントさんも納得できますよね。
なので、サイズに不安な方は計測してもらうといいんですが…
ここで重要なポイントが1つ!
一般的に、メンズのランニングシューズのレギュラータイプの横幅は「2E」で作られています。
そして、レディスのレギュラータイプの横幅は「E」です。
ですが、男性ではこの2E幅のレギュラータイプの靴に対して、足幅が「3E」「4E」の方が履いたほうが良いと場合は良くあります。
しかし、ビジネスシューズなどは「4E」の方は「4E」の靴を…
なんてこともよくあります。
その理由は…
実際に足を見てみないとなんとも言えません。
ということで、そんな方は、
『シッカリ横幅の合った靴を新しく買いましょう!』
もちろん縦幅も合わせましょう!
しかし…
そう簡単に新しく買い替えられない方もいます。
この靴…この前買ったばっかりで…
なんて方には!
安心してください!
靴の中敷をこんな感じで改造します。
これで、靴の中で横方向に足が動くことありません。
と、いうことで今日はここまで!
次回は、
b 縦に足が靴の中で動いているタイプの⑥⑦
の説明をしていきたいと思います!
参考動画
⬇️⬇️⬇️⬇️
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投稿者 ほまれ接骨院 | 記事URL
2020年8月10日 月曜日
靴擦れって意外と厄介者なんですよねー。でも原因が分かれば。。。
ホマレです。
本日から「靴擦れ」シリーズが始めます。
前回のブログで、靴擦れの原因を見つける為には、痛みが出るタイミングが大きなヒントになるとお話しました。
つまり、痛みが出るのが地面に足が着いている前半なのか?後半なのか?
ということです。
では、本日は痛みが前半に出るタイプをご紹介していきます。
前回、靴擦れの原因を⑧個お話しました。
その⑧個のうち、前半で痛みが出るタイプは①~③が比較的多いですとお伝えしました。
① ソールが柔らかい
② 中底の踵部分が足の踵より大きい
③ ヒールカウンターが弱い
ということで、本日はそのメカニズムと対応についてお話していきます。
まず初めに、メカニズム…
痛みが前半で出るということは、踵が地面に接地した時に多くは痛みを感じます。
それでは、踵が地面に接地した時に足は靴の中でどのようになっているでしょうか?
人間の踵の骨は横から見ても後ろから見ても分かるように丸い形をしています。
ということは…
踵が地面に接地した瞬間に、踵は横揺れを起こします。(これは走るスピードが速ければ速いほど踵の横揺れは大きくなります)
この時に、
① ソールの踵部分が柔らかいと、踵の横揺れを抑えることが出来ない。
② 足の踵に対して、靴の中底の踵部分が大きいと、踵は横揺れ起こす。
③ ヒールカウンターが弱いと、踵の横揺れを抑えることが出来ない。
ので、踵が靴と擦れてしまいます。
ということで!
ここからは、これらへの対処法をお話していきます。
基本的には③個とも、
① ソールの踵部分がある程度硬さのあるものを選ぶ。
② 中底の踵部分の小さめのものを選ぶ。
③ ヒールカウンターが硬くてしっかりしたものを選ぶ。
といったような、その人に合う靴を新しく買い直すことがベストです。
…が!
しかし!!!
そう簡単には買い替えれないこともありますよね。
靴擦れを起こすのは大体新しい靴を買って間もない頃が多いからです。
ということで…
そうです…!
新しく靴を買い換えるよりはお安くすむ「靴の改造」を紹介していきます。
①のパターンには…
薄くて硬い素材を踵部分に入れていきます。
こうすることによって、ソールの柔らかさを補強することが出来ます。
②のパターンには…
中敷の踵部分に羽をつけて、靴の中で踵が動かないようにします。
③のパターンには…
ヒールカウンターの素材自体を靴に内側からつけます。
⬇️ ⬇️ ⬇️ ⬇️ ⬇️ ⬇️ ⬇️ ⬇️
こんな感じに改造すると、靴擦れの痛みから解消されるかもしれません!
でもでも大切なのは、一度靴擦れになったら、それが完治するまでは靴擦れになった原因の靴を履かないこと!です。
靴擦れが痛いままでは、どんなに靴を改造しても皮膚が炎症を起こしていれば痛いものは痛いですからね。
ということで、今日はここまで!
次回は「靴擦れ」シリーズの後半戦になります!
参考動画
⬇️⬇️⬇️
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