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2023年3月29日 水曜日
走って痛い膝の痛み。色んな方法で改善しますよ!
今日も。。。
『膝』です。
ランナー膝のメカニズムのお話で、腸脛靭帯は普段、大腿骨の出っ張りの前に位置していて、膝が曲がると出っ張りを乗り越えて後ろに行くとお伝えしました。
走っている時、通常の着地時は膝は伸びきってはいません。
少しだけ膝が曲がった状態で着地しています。
この通常着地程度の角度なら、腸脛靭帯はまだぎりぎり大腿骨の出っ張りの前に位置しています。
本来ならこれに続いてそのまま次の足が出て行きます。
しかし、地面からの衝撃を膝で吸収してしまう人は、着地時にさらに膝が沈んで、膝の曲がる角度が強くなってきます。
大腿骨の出っ張りを乗り越えてしまう角度になっちゃいます。
もしかするとこの繰り返しにより、腸脛靭帯の炎症が起こっているのかもしれません。
衝撃の吸収が身体で効率よくできていない為、膝が衝撃吸収を頑張りすぎてしまっているかもしれません。
でも、着地の時に膝が沈んでいるかの判断は難しいですよね。
そういう時は私たちが評価をして原因をさがしたり、施術で衝撃吸収を出来るような身体になるお手伝いをしたりをます。
また、インソールで荷重方向をコントロールをすることもあります。
自分で対処するためには色んなことを試してみる事です。
例えば、ランニング時の腕の振りで肩甲骨の動きが悪いとき。
骨盤での衝撃吸収があまり出来ていないとき。
背骨での衝撃吸収があまり出来ていないとき。
これらを無意識に膝で補おうとして痛みが出てしまっているのかもしれません。
肩甲骨の動きを出す体操や、骨盤、背骨で衝撃吸収しやすくする体操をしてみましょう!!
動画でもブログでもいくつか紹介しているので、ぜひ見てみてください〜!
これをやってみて、膝が少しでも楽になるようならば、原因がわかってくるかもしれませんですね。
痛みなく走れるように、セルフケアで自分の身体と対話しながら、労わってあげてください☺️
関連動画 ➡️ (ランナー膝の考えられる要因!膝沈んじゃう編。)
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〒474-0025
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投稿者 ほまれ接骨院 | 記事URL
2023年3月6日 月曜日
膝の外側の痛み!ランナー膝(腸脛靭帯炎)ってなんなん?
今日は『ランナー膝』についてです。
よく聞くランナー膝とはいったい何なのでしょう?
はい、そのままです。
ランナーの膝の痛みのことがランナー膝です。
よくジャンプする競技の人の膝の痛みのことをジャンパー膝。
テニスで肘の痛みのことをテニス肘。
野球で肘の痛みのことを野球肘。
という感じです。
広い意味だと大体このような意味です。
ただし、競技性で痛みが出やすい場所というものはあります。
ジャンパー膝だとお皿の下。(膝蓋靭帯炎)
テニス肘だと肘の外側。(外側上顆炎)
野球肘だと肘の内側。(内側上顆炎)
()の中の様に、それぞれに病名があります。
その競技(テニス)でそこ(肘の外側)の痛みが出やすいということです。
単純にその競技でなったわけではないのなら、例えば肘の外側の痛みだと、外側上顆炎、という感じになるわけです。
ランナー膝で痛みが主に出やすいと言われている場所は膝の外側です。
病名でいいますと、『腸脛靭帯炎』です。
腸脛靭帯とは、主にお尻の筋肉(大臀筋)と股関節の横の筋肉(大腿筋膜張筋)が重なって靭帯という組織に変わって膝の外側についています。
膝の関節は大腿骨と下腿骨で出来ていますが、腸脛靭帯がついているのは下腿骨です。
お尻から大腿骨(外側)の横を通って膝の下側の下腿骨(外側)にくっついています。
この大腿骨は膝の関節のところでふくらんでいます。
膝の曲げ伸ばしを効率よくできる骨の形状になっています。
腸脛靭帯は、膝が伸びているときは、大腿骨のふくらみの前方にあります。
そして、膝が曲がったときは、ふくらみを乗り越えて後方に移動します。
曲げ伸ばしのたびにふくらみを何度も乗り越えているというわけです。
したがって、その繰り返しによって靭帯と骨が擦れて炎症が起こると言われています。
これがとても有名な腸脛靭帯炎になるメカニズムです。
そのくらい多い症状とも言えるということですね。
この炎症が起こる理由は様々です。
よく言われているのが、O脚の人がなりやすい、靭帯が硬くなるから、とかですね。
でも、O脚だからなる!とか、硬いからなる!とかで必ずなってしまうわけではありません!!
O脚の人でも、硬い人でもならない人はいるし、発生の理由は人によって様々です。
次回からは、腸脛靭帯に負担をかけている可能性をあげて、その場合どこに気を付けるべきかをお話ししていきます〜!
本日はここまでです!
ありがとうございました☺️
関連動画です♪ ➡️➡️➡️ (ランナー膝ってなに?) (腸脛靭帯炎(ランナー膝)になるメカニズム)
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