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2023年10月10日 火曜日
外反母趾って、なんで女性に多いの?
10月に入り、だんだんと寒くなってきましたね。
今日から新シリーズについてです!!
「外反母趾」
これも、ほんとうに多いですよねー。
知っている人の方のほうが圧倒的に多いのでは。
そうです!
足の親指の変形です!!
前にも言いましたが、身体に起こるほぼ全ての変形(変形性膝関節症・変形性頚椎症など)
と同様に、「変形 = 痛み」 ではありません。
そして、男性よりも女性の方が圧倒的に多いんです。
今日はまず、その理由を説明してきます!
~ 理由①筋力が弱い ~
女性は男性に比べると、全体的に筋力が弱く、もしくは少ないです。
それは、足に関しても同様です。
どこが、どのように、なぜ弱くなってしまったかは、次回以降に説明していきます。
~ 理由②関節が緩い ~
女性は男性に比べると全体的に関節が緩いです。
「関節が緩い=身体が柔らかい」
というわけではありません。
一般的に言う「身体が柔らかい」とは、「筋肉の柔軟性」が高いということ。
つまり、「筋肉肉が柔らかい」ということ。
では、「関節が緩い」とは?
簡単に言うと、関節の「遊び」が大きく、関節の動く範囲が大きいということ。
筋肉の柔らかさだけでは、補えないくらいの関節が柔らかいということです。
わかりやすいのは、肘とか、肩とか、手首とかですかね。
肩では、お互いの手が付いても、指先くらい。
ここまでいくと、肩の関節が完全に緩いとなります。
肘では、伸ばしても、ここまで伸びてくると
筋肉の柔らかさだけでは、説明付きません。
手首も同様に。
親指と腕がくっつく位だと、関節が柔らかいといえます。
筋肉が柔らかいだけでは、こんなに関節が動かないのがわかりますね。
で、このような全身の関節を評価していき、
柔らかい関節が多いと、身体中の関節が全体的に柔らかいですね。
ということです。
つまり、「全身柔らかいですね」
となると、足部も柔らかいということになります。
そうです。
これも外反母趾になりやすい一つの原因になってきます。
これも、詳しくはまた次回以降で説明していきます。
~ 理由③思い込み ~
自分の足の横幅や縦幅を図ったことがない方は、
基本的に、その方の本来のサイズよりも「大きい靴」を
履いていることがとても多いです。
すなわち、「思い込み」 です。
特に外反母趾の方が気にしているのは、「横幅」。
自分の足の横幅は広いんだ!
と。
日本人の足の横幅は外国人に比べると基本的には狭いです。
横幅のサイズ標記で言うと、ほとんどの方が「C・D・E」です。
もちろんあまり多くははないですが
「2E・3E・4E」の方もいます。
ウォーキングシューズなんかは特にそうですが
基本的には「3E」です。
「幅狭」とタグの説明に書いてあっても
サイズ標記のとこを見ると「2E」となってます。
例えば、外反母趾の方で横幅が「E」の方がいたとします。
もしも、その方が
「私は外反母趾だから、横幅が広いので、通常のウォーキングシューズ(3E)でいいわ」
という様になったとしたら・・・。
そうです。
「E」の方が「3E」を履いてしまうと・・・
横幅に余裕があるので、横幅は余計に拡がろうとします。
つまり、外反母趾がさらに悪化してしまうということ。
もしくは、靴の中で足が横方向に動いてしまい、足が靴に当たり痛みが強くなる。
のどっちかです。
外反母趾の方の正しい靴の履き方も、また次回以降に詳しく解説していきます。
でもでも、まずは何より、「正しいサイズと正しい機能」!!
この二つがとっっっても重要です。
さあ、ここまで説明した3つが女性に外反母趾が多い理由でした。
この3つの中で、どうしようもならないのがあります。
それは②番です!!
関節の緩さは変えることはできませ。
なので、ほかで補うしかありません。
それでは、次回から細かい話に突入していきます!
それでは本日はここまでです。
参考動画
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投稿者 ほまれ接骨院 | 記事URL