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2024年11月19日 火曜日
こんな小さいサイズの靴なんて履いたことがないですっ!
今日は靴を選ぶ際のお話です。
「こんな小さいサイズの靴は大人になってから履いたことない!」
このセリフは。。。
当院に来られてシューズフィッティングを行ったクライアントさんの約8割が口にしています。
つまり。。。
それだけ、皆さん自分の足の実寸サイズよりも大きい靴を普段から履いているということです。
ただこれはくつの縦幅の話です。
足の実寸に対して靴(履き物)が大きいと何が起こるか。。。。
縦幅にしても、横幅にしても足に対して靴が大きいと靴内で足が動きます。
この時の人間の反応としては、靴内で足が動きたくないので、指が踏ん張ってしまいます。
*この画像では左足の曲がった指(踏ん張った状態)に注目
この「踏ん張り」が問題となるんですね。
人は歩行時も走行時も足の前の方(前足部)で地面を蹴りますが、この地面を蹴ろうとしている時に指が踏ん張って曲がってしまっていると、地面をスムーズに蹴ることができずに前方での推進力は失われ逆にブレーキがかかってしまうんです。
このブレーキがかかることによって、以下の3つの弊害が発生します。
①ブレーキに対抗して、さらに足裏やふくらはぎの筋肉が頑張って無理やり地面を蹴り出そうとするために、これらの筋肉が必要以上に使用され、疲労や痛みの原因になりえます。
②ブレーキに対抗することができず、荷重を外側や内側に逃がすので、それに伴い上半身が左右に必要以上に振られるために足・膝などの内側や外側に負担がかかり痛みの原因となりえます。
③最初はブレーキに対抗して足裏やふくらはぎの筋肉が頑張るが、疲れてくると内側・外側に荷重が逃げます。(①・②の複合タイプ)
この3つのタイプの内、約6・7割は③のタイプになると言われております。
で、結局足の裏や踵・土踏まず・足首・ふくらはぎ・膝・モモ。。。
つまりいろんなとこに負担がかかり痛みを伴ってしまいます。
靴がでかいだけで。。。
きっと日本人の8割以上の方が大きい靴を履いています。
では、なぜこんなことが起こってしまうのか。。。
ここからは完全にわたしの自論になりますが。。。
幼少期〜学童期〜中学時代は親が靴を買いますよね。
靴を購入にする際に親が「どうせすぐに足が大きくなるから」と実寸よりもかなり大きい靴を買わせる傾向が非常に強いと思います。
しかし実際にこの時期に、靴を通学・外での体育・部活を含めた学校内での運動で使用するとなると、約半年以内で靴が劣化するため買い換えることになります。
この半年で足の縦幅が5〜10㎜も大きくなることはほぼありえないです。
つまり、また半年後に新たに靴を買う時にまた大きくなったと思いさらに大きい靴を買ってしまうんです。。。。
そして成長期はこれの無限ループ。。。
本来は購入するたびに足のサイズを計測し最低でも縦幅くらいは合わせるべきなんです。
結局はこの大きめの靴を買うという幼少期での行為が当たり前になり、大人になってもあたりまえのように大きいサイズの履き物を選択する原因になっているとわたしは考えております。
さらに問題なのは、学童期〜中学時代に履く靴はほとんどが幅広だという事実。
しかし実際にこの時期の子どもの足の横幅はそこまで拡くないんです。
でも、横幅の大きい靴しか売ってないので、それを履くしかない。。。。
で、これが当たり前だと認識してしまう。
そしていざ成長が止まり、足の横幅に合った靴を履くときつく感じてしまう。
そんなのあたりまえですよね。
とにかく、シューズフィッティングで大事なのは、自分自身(クライアント)の「きつい」という感覚を変えること!
これこそがもっとも重要で、もっとも難しいことです。
では、今日はここまでです。
次回はこの「キツイ」感覚を納得させる方法を紹介。
さらに次次回は靴試し履きする場合の鉄板方法の紹介です!
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投稿者 ほまれ接骨院 | 記事URL