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2024年9月24日 火曜日
靴の履き方で足の甲の痛みが変わる!
今日は足の甲の痛み。
クライアントさんは50代の男性の方。
走り始めたのは、1年前から。
順調にタイムが伸びてきたので、最近シューズを新調したと。
そしたら、2週間前から右足の甲が痛い。
実際に足のサイズを測ってみると、右足の方が5㎜縦幅が小さく、横幅も右足の方が3㎜小さいんです。
で、実際にいつも履いているようにお持ちいただいたランニングシューズを履いて下さいと言ってみますと・・・
靴のサイズは・・・
まあ、いつもようにデカイですね。
が靴の履き方はなかなか上手の履かれているんです。
しかし。。。
一番問題なのが、靴ひもの締め具合です。
この方は紐を下のほうからしっかり締めてくれるのは、すごく良いんですが、なんせ足幅に対して靴の横幅がデカイもんだから締まり過ぎてしまうのです。
本来ひも靴の紐を除去した時の「ヒモ穴」どうしの距離をその靴の基本のヒモ穴の距離となります。
このヒモ穴のことを「鳩目」と呼びます。
この内側と外側の鳩目間の距離が大事なんです。
靴も呼吸しています。
つまり、走っている時に足が地面に接地した時に足は縦横に拡がろうとます。
この時、靴もある程度は拡がってくれるべきなんですよね。
そうするためには、ヒモjをしっかりしたから締めた時に、この鳩目間が元々の距離と同等かそれ以上に拡がっていると、靴は若干拡がってくれるんです。
下の画像だと左の写真です。
このように、足が地面に接地した時の足の拡がりに対して、靴もある程度横に拡がってくれることを「靴の呼吸」と呼びます。
しかし、靴を履下からしっかりヒモを締めた時に元々の鳩目間よりも狭くなると靴が呼吸できにくくなります。
上の画像の右側ですね。
これは足の横幅に対して、靴に元々の横幅が大きい方が下からしっかりヒモを締めることで多くなります。
そうすると、靴が呼吸できなくなるので、靴ひもが足の甲の部分を圧迫してしまいます。
その状態で足より靴が大きいと、靴の中で足が動こうとします。
つまり、足の甲の部分がヒモで圧迫を受けた状態で足が靴の中で動くので、足の甲がヒモと摩擦を起こすことにより、足の甲が痛くなるんです。
多いのは、長母指伸筋腱腱鞘炎。
ということで、いつものように靴の改造か、新しく靴を買うかの選択肢になります。
で、今回は靴を新しく買ったばかりなので、靴の改造をすることに。
横幅を補強するした画像のこの改造です。
縦幅が大きいのでそれも下画像のように足しました。
こんな感じ。
この画像は違う靴ですが・・・
幸いにもカウンターとシャンクはなかなか良かったので、改造せずに。
とまあ、これで走ってもらったところ、全然痛くないとのことです。
たまたま今回は一発で済んだ例でしたね!
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投稿者 ほまれ接骨院 | 記事URL