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2023年11月22日 水曜日
変形が強い外反母趾でも痛くない人は結構いるんです!
こんにちは😀
朝晩はすっかり寒くなってきて、コタツを出してしまいました😅
今日のテーマは「外反母趾は全て痛いか?」です。
答えは・・・・
「no!」です。
以前から口が酸っぱくなるくらいに言ってますが、
「変形 = 痛み」
ではありません!!
変形していても、痛みが出ない人は沢山います。
もちろん痛みが出る人もいます。
もちろん変形していない人に比べれば、痛みは出やすくなるでしょう。
さらに、ほとんどの変形した場所は、骨が変形する前の状態に戻ることは難しいです。
なぜなら、関節部の軟骨や骨などが破壊されていくからです。
しかし、この外反母趾に関しては、末期でないかぎり
そこまで関節自体は破壊されません。
つまり、関節部の軟骨や骨、そこまで壊れないということです。
もちろん最終的には、関節自体は壊れていきますが😓
とにかく、「痛み = 変形」ではないということ。
じゃあ、なぜ外反母趾は痛みがある人と無い人がいるのか。
細かく言えば、いろいろ数多くあります。
しかし、大まかに分けると、その理由は3つです。
では本日はその一つ目いきます☝️
基本、人間は痛みを感じるところは神経です。
もちろん足の裏にも神経は走っています。
まずは☟の絵を見てください。
神経は緑色の点(●)で表してあります。
もちろん神経は細い糸状のものですが、この絵は断面図なので、このように「 ● 」になります。
前回の話の流れですが、母趾内転筋が親指の骨を引っ張って、その骨自体をも回転させると言いました。
では、回転させてみます。
わかりますか?
さっきの絵では、神経は骨のほぼ真横にありましたが、この絵では、骨が回転することによって、神経の位置が地面により近づきます。
で、この状態で体重を乗せると・・・。
想像出来ますか?
そうです、自分自身で神経を踏み潰してしまうことになります😅
もちろん、常に踏み続けるわけではありませんが、親指の骨が回転していない時に比べれば、明らかにこの神経にはストレスがかかっています。
つまり、親指が回転して、神経が地面に近くなって、神経自体にストレスがかかり続ければ痛みが出る
ということです。
今日はここまでです😉
参考動画です!
☟☟☟
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投稿者 ほまれ接骨院 | 記事URL
2023年11月14日 火曜日
靴を履くと痛い外反母趾はどうやってなるの?
11月も中旬となり、朝晩は本当に寒い日が多くなってきましたね。。。
本日からは外反母趾になるメカニズムについてです。
何でもそうですが、
ある障害に対して、原因と発生メカニズムが分からないままだと、良い治療はできません。
なので、まずはメカニズムについて説明します。
前回、外反母趾になるには、第1中足骨という親指の付け根にあたる骨が
内側に開くことが必要だとと書きました。
逆に言うと、この内側に開いた第1中足骨が
外側に閉じれば良いということになりますよね。
そのためには
なぜ第1中足骨が内側に開いてしまうのかを知らなければなりません。
まずはこの画像の第1中足骨とその手前にある楔状骨(けつじょうこつ)との
関節の角度を見てみてください。
斜めにすこーし傾いている(赤色の点線部分が関節部)
のが、わかりますでしょうか。
そうなんです。
本来、骨の構造だけだと
そもそも第1中足骨が内側に開こうとしています。
もちろん人間としてはそれを許したくないため
この関節の周囲にはその関節を固定させる為の靭帯や筋肉が存在しています。
ここの関節を包む靭帯はそんなに傷ついたり弱くなったりすることはないので
弱くなるのは筋肉の方です。
この関節を固定(安定)させている筋肉は主に3つです。
①前脛骨筋(赤い丸は関節部)
②後脛骨筋(赤い丸は関節部)
③長腓骨筋(赤い丸は関節部)
つまり、外反母趾が女性に多い理由で説明した時に言ってた一つで
「筋力が男性に比べて弱い」のがこれにあたります。
上記3つの筋肉はこの第1中足骨と楔状骨との関節部分を固定しているため
これらの筋肉が弱いと、この関節が不安定になってきます。
さらに、これも外反母趾が女性に多い理由で説明した
「関節が緩い」と、さらにここの関節が不安定になってきます。
で、先ほども話したように、本来の骨構造だけだと
第1中足骨が内側に開こうとしているため
この関節周囲の筋力低下や関節自体が緩いと
第1中足骨は内側に開いてしまうのです。
しかし、この第1中足骨が開くだけでは、外反母趾にはなりません。
今までの話では、ただ第1中足骨が内側に開くだけで
肝心の親指自体は外側には曲がりません(親指の外反にはならない)。
画像ではこんな感じ(点線が親指全体が開いたイメージ)
では、続いて。
第1中足骨が内側に開くと、第1中足骨の前の先端にある種子骨や親指についている
「母趾内転筋」が引っ張られてしまいます。
で、そのまま引っ張られ続けると、種子骨を介して、
母趾内転筋という筋肉が親指の骨を引っ張ってしまい
親指を外反させてしまいます。
これで、外反母趾の完成となってしまいます。
でも、外反母趾には程度があって、さらにひどくなると、まだまだこの先があります。
本日はここまでです😄
参考動画
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