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2025年4月25日 金曜日

意外と知らないアイシングの意味と効果は?方法も紹介します!

今日は前回の続きでIcing(アイシング)です。

まずは、効果からです。

① 痛みの軽減

② 腫れ・むくみの軽減

③ 筋緊張の軽減

④ 筋疲労の軽減

⑤ 二次的低酸素障害を防ぐ

①〜④はそのままですね。

⑤は難しい言葉ですよね。。

ですが、この「二次的低酸素障害」という言葉の意味を解説しなければ、アイシングの意味を伝えることが出来ないんです。

ですが、言葉より動画の方が、完全に伝わりやすいので、まずはこれを見てくださいっ!

    ⬇︎   ⬇︎   ⬇︎

参考動画(リンク先にとびます)

「ケガをするとなんでアイシングが必要なの?冷やす意味って??

これがわかったら、アイシングの方法。

基本は

方法は。。。

① 氷嚢(ひょうのう)という氷を入れる専用のアイスバックを使い、患部に直接当てます。

② バケツの中に氷と水を入れ、そこにケガをした、患部を直接入れます。

これら2つが定番です。

でもなぜ「氷!?」なの?

です。

冷やす方法はその他いろいろありますよね。

冷シップ

コールドスプレー

ドライアイス

アイスノン

などなど。。。

でも、やっぱり氷がいいんです!

氷以外がダメな理由を以下にあげます。

 

冷シップ

これは皮膚の表面温度を下げるだけです。

患部はもっと深いとこが多いんで、そこまでは冷えないんです。

 

コールドスプレー

これも皮膚表面しか温度を下げるだけ。

さらに、当てすぎると、凍傷してしまいます。

 

ドライアイスとアイスノン

直接肌に当て続けると凍傷に。

これらは基本マイナスの温度なんです。

でも、氷も冷凍庫から出してすぐは、氷は指にくっつきますよね。

この時 実は、氷はマイナスの温度なんです。

なので、このまま直接肌に当てると凍傷してしまいます。

ようは、氷は水に濡らした状態で使ってということです

水に氷が触れてれば、0℃になりますよね。

この0℃の時は凍傷になりませんから。

でも、ドライアイスやアイスノンの方が、皮膚に直接さえ当てなければ氷より冷たいから、より患部が冷えるんじゃないの??

いえ、違います。

考え方としては患部を冷やすのではありません。

患部から熱を奪い取ることなんです。

ここで重要なのは、

炎症の起きている患部からいかに効率よく熱を奪い取るか!

ということです。

患部から熱を奪うには、それだけのエネルギーが必要なんです。

ここで活躍するのが、「融解熱」

これは、物体が違う物体に変化する際に発生するエネルギー。

あくまで、分かりやすく言えばですが。。。

とにかく

アイスノンが解けるとき

ドライアイスが解けて気体に変わるとき

よりも

氷が水に解けるときの方が、より大きな融解熱が発生するんです!

なので、いくら0℃だとしても、氷でなければ意味がないんです!

あとは、時間です。

僕は足首を冷やす事を基準の時間としています。

足首 : 20〜30分

手首・肘 : 20〜30分

膝・肩・腰 : 30〜40分

指 : 10〜20分

あくまで理想です。

ケガして3日以内はこれを1〜2時間おきに行います。

今日はここまで。

 

 


参考動画(リンク先にとびます)

アイシングはなぜ氷で冷やさなければいけないの?」

 

 

 

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2025年4月24日 木曜日

捻挫も!肉離れも!ケガしたら『RICES』やるよー!

先日、元スッタフの女子からメールがありました。

「こけて、足の指を捻挫しちゃって、メチャメチャ痛いですどーすればいいですか?」って。。。

こーいう時って、人はテンパっちゃうんですよね。。。

で、僕は、「RICES」だよっ!

と言ったんです。

そう!活かすも殺すも自分次第!!

この子も、いつもなら当たり前のようにクライアントに指導してたんすけど。

「RICES」とは!

きっと、スポーツに関わっている人だったら、ほぼ全員知っているであろう医学的な言葉なんです。

いわば、急なケガはほぼこれで対応しよう!

ということです。

もう、30年以上前から使われている言葉で、たいへん日本で浸透しております。

もちろん世界でも。

まさに「ワールドスタンダード」。

では、説明します。

知らない方のみ読んでいただければ。

まずは、どんな時、いつ、その意味は?

基本、捻挫・打撲・肉離れなどの急なケガの後にします。

治療までのタイミングはケガの後から、この「RICES」をやるまでの時間が短ければ短いほど効果がありますからね。

その効果は、ケガの治りが早い!ということ。

このRICES一番大きな役割はケガをした患部の出血を最小限に抑える

これが、ケガの治る期間に大きく影響していきます。

すなわち、この出血を抑えるために、「RICES」をすると言っても過言ではないです。

とは言っても、他にも意味はあります。

腫れさせない、患部の傷ついた離れた部分を寄せる、などなど。

「RICES」の「R」は

R e s t(安静)

とにかく、ケガをしたら動かないで、ってことです。

例えば、足首の捻挫をしたとします。

で、上半身はケガしてないから大丈夫って、ケガしたその日から上半身の筋トレをする。。。

これがダメなんです!

なぜなら、上半身だけでも動かすと、血流は良くなりますからね。

血流は全身を駆け巡っております。

つまり、足首捻挫して、患部から出血して、その部分の出血をすぐに止めないといけないのに、筋トレしてしまうことで血流が上がれば、患部の出血が止まらないってことです。。

つぎは、「I」

I ce(冷却)

もしかしたら、これ今回の話の中で1番重要かもしれないですね。

なので、これに関しては、次回また、時間をかけてまとめてお話致します。

ここでは、とにかく、にほんの少しのを混ぜて、ビニール袋などに入れて直接患部に当てることが重要!

時間は場所にもよりますが、足首の場合だと20~30分くらい。

足首より大きいところだと、プラス10分くらい。

足首より小さいところだとマイナス5~10分くらい。

まあ、あとは、次回しっかりと話します。

つぎーは、「C」

Compression(圧迫)

切り傷などで出血したときに、手やハンカチなんかで傷口を直接押さえますよね?

あれです!

つまり、内出血も一緒。

身体の内部の出血部分を押さえて、圧迫して、出血を抑えるんです。

捻挫などでの内出血の場合だと伸びる包帯やスポンジを使って圧迫することが多いです。

注意点は、締めすぎてしまうと、しびれたり、皮膚の色が変わってしまったりするので、気をつけます。

つぎーーは、「E」

Elevation(挙上)

ケガをした部分は血液が溜まりやすくなるため、患部が腫れ上がります。

患部を心臓より高く上げることにより心臓に向かうための静脈の流れが促進されます。

このことにより、内出血や腫れを軽減させるんです。

手・腕、足・脚が患部なら、仰向けに寝た状態で患部の下にタオルやクッションなどを程度重ねて敷くと良いです。

⑤  

つぎーーーは、「S」

S u p p o r t(固定)

固定もとても重要。

上記の4つができていたとしても、これが出来ていないと早く治らないんですよね。

特に、関節や関節近くのケガに関しては、その該当する関節の固定をすることによって、傷ついた組織が早く治ろうとしてくれます。

以上が、ケガしたときに行う基本中の基本。

あくまで、「RICES」は応急処置なので、これのあとに、医療機関に行きましょう。

わたくし業界歴30年ですが、本当にこの5つをやっているだけで、治る期間が凄い早い印象があるんです。

5つ全てでなくても、この中のたった一つだけでもやることで、結構違いますから。

とにかく、実践あるのみ!

もちろん、わたくしもトレーナーの現場では実践しております。

 

 

 

ケガへの当院での対応 詳細ページ

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https://rise-box.com/homarecare

 

 

 

 

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2024年10月22日 火曜日

意外と厄介な足首捻挫後の痛み(後遺症)解決しますっ!

スポーツをしている人もしていない人も、経験したことがある人が多い「足首の捻挫」

そして、一生懸命に治療したにもかかわらず、痛みがなかなか取れ切れない。。。

そう、いわゆる後遺症とも呼ばれたりもしますね。

今回のクライアントさんは女子サッカー選手の方。

仕事はスニーカーを履いて良く動くとのことです。

この方は半年前にサッカー練習中に足首を捻挫し、地元の病院に行って捻挫の程度はだいたい中等度と言われたと。

その後ボチボチ通院していて、約1ヶ月半で日常生活での痛みが無くなったので、サッカーに復帰してみたら・・・

練習始めのアップですぐに足首周り全体が痛くて練習ができない。。。

実際痛めたのは、外くるぶしのすぐ下だけだったと、本人は言っておりました。

で、その後病院に通院しながらほんの少しずつ良くなってなっていって、怪我から半年が経過。

しかし未だにサッカーやってると必ず痛くなるとのこと。

試合でも痛みで満足にプレーできない!!

ということで、当院に来院。

ちなみにサッカーやっている時よりも、サッカーほどは動いていない仕事中の方が痛い・・・

なぜか・・・

まずはいつものように足の確認から。

 

痛い場所

どーすると痛い

足の形状

柔軟性

足の温度

爪の皮膚の状態

タコとウオノメの有無と位置

 

ということで、今回は実際にクライアントさんが持ってきた靴の何を確認しているかをお話します。

今回は3足の靴を持ってきてもらいまして。

サッカー試合用のスパイクと練習用のスパイク、そして仕事用のスニーカー。

クライアントさんが持ってきた靴でまず最初に見るのは。。。

<< 靴紐の状態 >>

 靴紐がこんな状態なら・・・

もしかしたら靴を履くときも脱ぐ時も靴紐を緩めたり締めたりせずにそのまま履いているかも。。。

 さらにこんな状態なら・・・

靴を脱ぐ時に蝶々結びだけをほどいて脱いで、履く時はなかば強引に足を入れて、また一番上の紐穴部分だけを締めて蝶々結びをしているかも。。。

 そして靴紐がこんな状態なら・・・

ある意味わたくしの中では理想です。

つまり、靴を脱ぐ時に紐を下の方までしっかり緩め、履く時は下の紐穴からしっかり締めていく。

かも。。。。

あくまで、かも。。。ですが。

でも、だいたいは合ってることが多いので、3つ目のパターンの方は靴の履き方を教えるのが楽です。

だって、教えることはそのぶん少なくなりますし、普段からこの紐をしっかり締めて結ぶという行為に「面倒くさい」という概念が少ない方だからです。

スポーツの現場ですら、普段から紐の結びをおろそかにしている方に、この面倒くさい行為をしてもらうのは、なかなか至難の技。

まあ、もちろんなんとか説得するしかないんです・・・

「人間、身体に良いことは何でも面倒くさいでしょ?歯磨きと一緒。紐締めるのも一緒。」

これ、わたくしの師匠の言葉。

普段からよく使用します。

で、今回のクライアントさんは2番目のパターンの方。

アスリートとしては、本当に本当の最低限です。

しかしスパイクにしか、それはしてない。。。

普段、仕事で履くスニーカーは1番目のパターン。

残念過ぎですよね。

ということは、動きっぱなしの仕事中ずっと、足は靴の中でぐらついているわけですからね。

もしかしたら痛みの取れない原因の一つかも。。。

そして次に見るのは・・・

 

<< 靴のサイズ表記 >>

です。

もちろん横幅が表記されている靴は非常に少ないので、基本は縦幅のみの確認がほとんど。

これは複数の靴を持ってきてもらった方は特にですね。

なぜ?

つまり、複数持ってきてもらった靴のサイズがそれぞれ一緒

それとも違う

持ってきた複数の靴が同じサイズだった場合は、試し履きはしているかもしれませんが、履いているサイズ感や相性をあまり気にしていない可能性がありますよね。

違う方は靴を買う時に靴の試し履きを必ず行い、靴と足とのサイズ感や相性を大事にしていることが伺えますよね。

これら2つはけっこう重要なポイント。

だって、その後のシューズフィッティングで説明することや、実践することが変わってきますから。

で、今回のクライアントさんは試合用のスパイクは機能もサイズ(縦・横共に)もバッチリ。

ここまで、バッチリで履いている方はなかなかお目にかからないです。

だいぶ若い選手だったので、ものすごく褒め褒めしました。

ですが残念なことに、持ってきた3足とも25.0の同じサイズでした。

幸いにも、3足とも機能的にはしっかりしてましたが。

案の定、中敷を測ってみると練習用のスパイクはジャストサイズの試合用のスパイクより5ミリ大きく、仕事用のスニーカーはなんと13ミリも大きかったです。

以前からお話してますが、日本で売られている靴は「捨て寸」といって、靴のサイズ表記よりも中敷のサイズは大きくできているのがほとんどです。

それも全く同じメーカーで、全く同じ靴でもサイズ表記が違うだけで「捨て寸」が変わってくるんです。

なので、今回のクライアントさんのように同じサイズ表記の靴だから大丈夫!!!

だと思って靴を購入している方は、このように靴ごとのサイズが変わってくることも。

さらに仕事用の靴は先ほど話したように、靴紐を全くコントロールせずに履いてる。。。。

ということはジャストサイズよりも13ミリも大きい靴を履いて、さらに紐もユルユル状態。。。。

つまり、仕事中の靴がいくら機能的に強い靴であっても、靴の中で足がグラグラと動きまくっているんですね。

これがもしかしたら、最初にお話したサッカーやっている時よりも仕事中の方が痛い理由かも

ということで、まずは仕事用の靴はまだ買ったばかりでもったいないということで靴の改造から。

幸いにもこの靴の機能はそんなに問題はなかったので、縦幅と横幅を改造するだけで済みました。

もちろんあとは「インソール」!!

これで、痛みもだいぶ改善されました。

サッカーはほとんど痛くないと。

ヨカッタヨカッタです。

 

 

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