上がる!RISEBOXスタッフブログ
2024年1月11日 木曜日
効果的な外反母趾に対する筋トレの紹介!
今日から外反母趾への対策です。
本日お話する対策の一つ目は筋トレです。
で、どこを筋トレするの?
が重要です。
以前、外反母趾の説明で足部の解剖のことを話しました。
少し思い出してみましょう。
下図の関節(赤い点線部分)の周囲についている筋力が低下する事で、この関節が緩くなりドンドン第1中足骨が内側に開いていってしまう。
その後は親指が外反していってしまうと外反母趾でした。
赤色の点線部分が関節部が斜めに傾いているのが分かりますが、これ覚えてます?
本来、骨の構造だけだと、そもそも第1中足骨が内側に開こうとしています。
もちろん人間としてはそれを許したくないので、この関節の周囲にはその関節を固定させる為の靭帯や筋肉が存在するんです。
ここの関節を包む靭帯はそんなに傷ついたり弱くなることはないので、弱くなるとすれば筋肉の方になります。
ここの関節を固定(安定)させている筋肉は主に3つです。
①前脛骨筋(赤丸は関節部)
②後脛骨筋(赤丸は関節部)
③長腓骨筋(赤丸は関節部)
つまり、外反母趾が女性に多い理由でお話した際に言ってた一つで、「筋力が男性に比べて弱い」がこれになります。
上記3つの筋肉はこの第1中足骨と、その手前の骨(楔状骨)との関節部分を固定しているので、これらの筋肉が弱いと、この関節が不安定になります。
さらに、これも外反母趾が女性に多い理由でお話した、「関節が緩い」とさらにここの関節が不安定になっていきます。
で、先ほども話したように、本来の骨構造だけだと、第1中足骨が内側に開こうとしているので、ここの関節周囲の筋力低下や関節自体が緩いと、第1中足骨は内側に開いていきます。
つまり、この上記3つの筋肉を鍛えることが外反母趾の予防、または対策になるんです。
ではここから、実際にどうやるかです。
まずは、壁にもたれます。(足先から背中まで体はまっすぐ)
①小子球(小指の付け根)で荷重して素早くつま先立ちをして5秒キープし、5秒かけてゆっくり下ろします。
⬇️⬇️⬇️⬇️
②母子球(親指の付け根)で荷重して素早くつま先立ちをして5秒キープし、5秒かけてゆっくり下ろします。
⬇️⬇️⬇️⬇️
③最後につま先を素早く上げて、5秒キープして、5秒かけてゆっくり下ろします。
の上記を1セットとして、10〜20セットやりましょう。
さらに。
動画では紹介してませんが、一般的によく言うタオルギャザーもやっぱり効果的になります。
なぜかというと、横アーチが潰れないようにするための筋肉の一つが1〜5の中足骨の間にある「骨間筋」や「虫様筋」があり、これらが筋力低下すると横アーチが崩れていきます。
で、「タオルギャザー」もいいんですが、もっと効果的なのは、「指歩き」。
これは読んで字のごとく「指」だけで歩きます。
以外としんどいんです。
ぜひぜひやってみてください。
以前これを教えた主婦の方は、家の中でトイレに行く時だけ、指歩きをしたそうなんです。
つまり、急いでるからとにかく頑張ります。
この人は見事に外反母趾の痛みもなくなり、形も綺麗になったんです。
もちろん、靴も新調し、インソールも作りましたけどね。
今日はここまで。
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2024年1月10日 水曜日
外反母趾の痛みは靴の履き方でも減らせれますっ!!
だいぶ寒い日が増えてきましたね。
今日から、外反母趾に対する対策を紹介していきます。
対策は大きく分けて4つ。
①靴の履き方
②筋トレ
③テーピング
④インソール
で、今日は「靴の履き方」
本日の重要ポイントは「第1中足骨を締める!」です。
下の絵を覚えてます?
そうです。
外反母趾になるということは、第1中足骨(親指の付け根の骨)が開いてしまうということでしたね。
つまり、サイズ・機能ともにその人にビッタリ合っていることが大前提で、この第1中足骨を靴紐で締めて履くことが出来れば、外反母趾の痛みを軽減することが出来ます。
では具体的にはどの部分を締めるの?
締める場所はここです。
ウエストガースを呼ばれるポイントです。
この図でいうところのボールガースは、一番外反母趾でも出っ張ってて痛いとこなので、ここはキツく締めていけません。
むしろその少し手前のウエストガースと呼ばれる部分を締めることによって、第1中足骨を締めることができるんます。
ウエストガースを締めることがわかったら、靴のどこを締めればよいかになります。
大体の靴の平均で言えば、ここのあたりです。
あ、もちろん紐靴です。
じゃないと、ピンポイントで締めれません。
さらに、細かくいきます。
以前、靴紐の穴の通し方で、アンダーラップとオーバーラップがあるとお話ししました。
アンダーラップはややゆるみやすいです。
逆に紐穴の上から下に紐を通すオーバーラップはやや緩みにくいです。
この特性を生かしていきます。
つまり、外反母趾の出っ張っているとこがあたって痛い場所に相当する靴紐の穴の先から2穴目までは、アンダーラップで通すことにより、足に余裕をもたします。
ウエストガースの場所に相当する、先から3穴目からはオーバーラップで締めることにより、第1中足骨をしっかり開かないように締めることができます。
では、実際に靴を履いてみましょう。
①まずはつま先を起こし、踵を立てる。
これにより、自分の踵が靴の踵部分にしっかりと収まります。
②さらに、靴の中で指も起こす。
これにより、土踏まずがしっかりできた状態になり、そのまま靴を履くことで、より足に靴がフィットします。
③両サイドの布を紐に向かってたぐり寄せながら、紐を締める。
これにより、靴の足との隙間をなくし、完全に足に靴をフィットさせることができます。
今日はここまで!!
今日の参考動画
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痛い外反母趾!超重要な靴の履き方で対策を!
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2024年1月9日 火曜日
歩いたり、走ったりすると痛い外反母趾は、踵の硬さが原因かも!
今日は外反母趾で痛みが出る原因の3つ目です。
1つ目は第1中足骨の回転の問題。
2つ目はデカイ靴の問題。
3つ目は踵の硬さの問題。
です。
この踵の硬さとは?
ですが、何が硬いかというと、踵の骨の動きが硬いということです。
どっちに硬いかというと、踵が外に倒れにくいんです。
画像的にはこんな感じです。
逆に言えば、もともと踵が内側に倒れているから、外側に倒れにくいということ。
ここで、重要なのは、あくまで地面から足が浮いている時の話。
評価方法で一番分かりやすいのはベッドにうつ伏せ(下向き)で寝ます。
この時、足のくるぶしから下がベッドからはみ出るように寝てもらいます。
この画像見て分かります?
左に比べて右足の踵に方が、ふくらはぎの軸に対して、踵の軸が内側に倒れているのがわかりますよね。
左足はふくらはぎの軸と,踵の軸はほぼ一緒です。
だいたい正常範囲としては、上記の画像の左足のように地面に足が付いていない時に、ふくらはぎに対して踵の骨がまっすぐか、少しだけ外側に倒れているくらい(約5度)になります。
で、この事実を踏まえた上で、歩行がどうなっているのかを理解しなければならないです。
人間歩く時にはほとんどの方は踵から地面に着きます。
この時、足には衝撃が地面から加わります。
もちろん地面からです。
その衝撃を一番最初に吸収してくれるのが、この踵になります。
つまり、地面に踵が付いた瞬間に踵は外側に倒れます。
この踵がふくらはぎに対して真っ直ぐな位置から外側に倒れることによって衝撃を吸収しているんです。
もし、この時もともと踵が内側に傾いていたとしたらどうでしょうか?
本来は⬇️のご画像のような感じで踵が外に倒れるのが・・・
⬇️の画像だと、もともと踵が内側に倒れているので、そこから外側に倒れるということは、倒れる範囲が拡いということになってしまいます。
じゃあ、なぜこれがいけないのかです。
⬇️の図は本来の人間が歩く時に体重の進む道になります。
だいたいは、踵の外側から体重が載り始め、そのまま足裏のやや外側を前方に進み、徐々に体重が内側に移動してきて、最終的には親指の近くで地面を蹴りだします。
しかし、踵が元々ふくらはぎに対して内側にあると、地面の踵が着いた際に急激に踵が外側に倒れるため、それを代償するためにそのあと体重は一気に母指球に載っていきます。
つまり、後ろに載った体重が一気に母指球に載ってしまうため、その母指球部分に大きなストレスがかかってしまいます。
これが、続けば外反母趾の方にとっては大変なことですね。
以上ここまでが、外反母趾で痛みが出る原因の大きな3つになります。
次回からは外反母趾に対する対策。
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2023年12月26日 火曜日
外反母趾って幅広の靴を履くとなるの?
外反母趾の続きです。
前回、大きい靴が外反母趾の痛みを出す原因になるという話をしました。
以前からお話ししてるように、大きい靴を履くと靴の中で足が動きまくります。
縦に大きければ足が縦に動き、横に大きければ足が横に動きます。
もちろん縦にも横にも大きければ、足はもう靴の中で自由自在に動きまくります。
実は、最後のパターンが一番多いです。
で、歩いたり階段登ったりなどで行動をするたびに、靴の中で足が靴に衝突しまくります。
縦方向に足が靴に衝突しまくれば「黒爪」になり。
横方向に足が靴に衝突しまくれば、いわゆる外反母趾の内側に出っ張った部分が靴に当たります。
その繰り返しで、外反母趾の出っ張った部分が痛くなっていきます。
これも、前から言ってますが、靴の中で足が動かなければ、足にかかる圧力はある一定の部分のみにかかることはなく、均等にかかるためタコや黒爪などはできないんです。
で、さらに、その衝突が繰り返されると、タコみたいのができてます。
これは、いわゆる足の裏とかにできるタコとは少し違います。
「ペンだこ」って、わかります?
まさにあんな感じで、ある一定の場所に一定の圧力が加わり続ければ、ボコっと盛り上がります。
これを「バニヨン」と呼びます。
まあ、名前はどうでもいいですが、とにかくやっぱり大きい靴は本当にいろんな弊害を招きます。
さらに外反母趾の方にとって、大きい靴はさらなる悪循環があるんです。
何回か前のブログでも書きましたが、外反母趾の方は足部の筋力低下をおこしている方が多いと書きました。
で、大きい靴を履いた状態で長時間動いたとします。
大きい靴を履くということは、靴の中で必要以上に足部周囲の筋肉が頑張ってしまうので、疲れやすい状態になってしまいます。
で、足部周囲の筋肉で、足の土踏まずなどのアーチを支える筋肉も含まれるので、それらの筋肉が疲労すれば、アーチは潰れようとします。
本来、ジャストサイズの靴を履いていれば、ここでアーチが潰れることなく靴が潰れようとしているアーチを押し戻してくれます。
しかし、ここで大きい靴をはいていると、アーチは潰れたい放題になるんです。
縦に大きければ土踏まずは潰れ、いわゆる「扁平足」になり、
横に大きければ横アーチは潰れ、いわゆる「開張足」になります。
縦にも横に大きければ、「扁平足」&「開張足」というダブルパンチになります。
で、ほとんどの方がこれなんです。
この先は、想像できますよね?
そうです。
さらに大きい靴を購入し、さらに足は縦横に潰れていきます。
足のアーチが潰れれば、さらに足の機能は低下するので、外反母趾もさらに悪化します。
とまあ、こんな感じです。
で、デカイ靴が外反母趾にいけないということを前回から書いているので、簡単にまとめます。
自分の足が大きいと言う思い込み
⬇️
大きい靴を履く
⬇️
外反母趾が痛い➡️バニヨン
⬇️
足部周囲筋が疲れやすくなる
⬇️
アーチが潰れる
⬇️
外反母趾の悪化
⬇️
さらにで大きい靴を履く
⬇️
悪循環
となります。
参考動画
⬇️⬇️⬇️⬇️
外反母趾の痛みが出る原因は靴にあり!?
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2023年12月22日 金曜日
外反母趾が痛いのは靴が原因かも?甲高・幅広?それって。。。
今日は外反母趾の続きです。
前回はなぜ、痛みがでるかと言うことをお話ししました。
外反母趾でも、痛くない人は結構います。
その大きな理由として、3つあります。
今日はその2つ目です。
前回は1つ目をお話ししました。
⬇️⬇️⬇️⬇️
外反母趾で痛くない人もいるの?(参考ブログ)
今日は靴によって、外反母趾になったり、外反母趾がひどくなっちゃうよ。
という話です。
30年くらい前までは、外反母趾になる多くの原因はハイヒールでした。
なので、「外反母趾 = 女性」
のイメージです。
でも、最近は昔と比べてそんなにハイヒールを女性は履かないです。
でも、外反母趾の数はほぼ変わりません。
むしろ多いくらいです。
それは、日本人の昔からの意識の問題も一つの要因です。
「甲高・幅広」
聞いたことありあますよね?
そうです。
しかしこれは、いわゆる「思い込み」です。
甲高の方は未だ多いかもです。
しかし、今の若い日本人の横幅の女性平均は「D」「E」です。
欧米ではそれ以下の「B」「C」「D」になります。
確かに年配の方は幅広の方が多いです。
数十年より食事様式・生活様式が欧米化している日本人は足も欧米化しています。
なので、若い方は幅が狭く、ご年配の方は幅広の傾向にあります。
しかしながら、今でも全世代において「甲高・幅広」は広く知れ渡っています。
各社が出すウォーキングシューズはその典型です。
基本「3E」です。
「幅狭です」なんて書いてあっても、横幅のサイズ表記はなんと「2E」。
これが現状です。
もちろん、40歳代以下の中でも「3E」や「4E」、さらに「F」「G」なんて方は確かにいます。
しかし、多くはないんです。
もちろん、横幅が平均より細い方だっています。
自分の横幅は「B」です。
ちなみ日本人の男性標準はだいたい「2E」です。
でも、横幅「B」なんてサイズ表記の靴なんて、女性でも滅多にありませんし、男性では皆無です。
なので、仕事用の靴は「D」のサイズ表記の靴を履いてます。
普通に履くとこんな感じ。
もう、紐の両サイドがくっついちゃいそうですよね?
なので、中敷でやや補正しています。
中敷の両サイドを皮で立ち上げているだけです。
で、この中敷を入れてさっきの靴を履くと、こんな感じになります。
さっきの画像より紐の両サイドの幅が拡がったのがわかりますね。
で、さきほど、さんざん横幅の話をしました。
平均だのなんだのって。
正直、平均やそれ以上、それ以下なんてどーでもいいんです。
ちょっと聞こえが悪いですかね。
なにが言いたいかというと、ちゃんと自分の足のサイズを知っていて、それにジャストフィットした靴が履ければいいんです!
ただ、現状として、平均や幅狭の方が選べれる靴が少ないということ。
じゃあ、なんで大きい靴を履くと外反母趾になるの?
です。
それは次回。
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2023年11月22日 水曜日
変形が強い外反母趾でも痛くない人は結構いるんです!
こんにちは😀
朝晩はすっかり寒くなってきて、コタツを出してしまいました😅
今日のテーマは「外反母趾は全て痛いか?」です。
答えは・・・・
「no!」です。
以前から口が酸っぱくなるくらいに言ってますが、
「変形 = 痛み」
ではありません!!
変形していても、痛みが出ない人は沢山います。
もちろん痛みが出る人もいます。
もちろん変形していない人に比べれば、痛みは出やすくなるでしょう。
さらに、ほとんどの変形した場所は、骨が変形する前の状態に戻ることは難しいです。
なぜなら、関節部の軟骨や骨などが破壊されていくからです。
しかし、この外反母趾に関しては、末期でないかぎり
そこまで関節自体は破壊されません。
つまり、関節部の軟骨や骨、そこまで壊れないということです。
もちろん最終的には、関節自体は壊れていきますが😓
とにかく、「痛み = 変形」ではないということ。
じゃあ、なぜ外反母趾は痛みがある人と無い人がいるのか。
細かく言えば、いろいろ数多くあります。
しかし、大まかに分けると、その理由は3つです。
では本日はその一つ目いきます☝️
基本、人間は痛みを感じるところは神経です。
もちろん足の裏にも神経は走っています。
まずは☟の絵を見てください。
神経は緑色の点(●)で表してあります。
もちろん神経は細い糸状のものですが、この絵は断面図なので、このように「 ● 」になります。
前回の話の流れですが、母趾内転筋が親指の骨を引っ張って、その骨自体をも回転させると言いました。
では、回転させてみます。
わかりますか?
さっきの絵では、神経は骨のほぼ真横にありましたが、この絵では、骨が回転することによって、神経の位置が地面により近づきます。
で、この状態で体重を乗せると・・・。
想像出来ますか?
そうです、自分自身で神経を踏み潰してしまうことになります😅
もちろん、常に踏み続けるわけではありませんが、親指の骨が回転していない時に比べれば、明らかにこの神経にはストレスがかかっています。
つまり、親指が回転して、神経が地面に近くなって、神経自体にストレスがかかり続ければ痛みが出る
ということです。
今日はここまでです😉
参考動画です!
☟☟☟
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2023年11月19日 日曜日
外反母趾の発生メカニズムはこれっ!!
今日は外反母趾の発生するメガニズムの最終回になります。
いわゆる外反母趾の末期になっていく話です。
前回は第1中足骨の付け根の関節面の角度の問題で、もともと関節が緩いか、筋力が弱いかで第1中足骨が内側に開いていく。
それにより、母指内転筋が引っ張られ、種子骨を介して親指の骨が外反していまうことで、外反母趾が完成してしまう。
というとこまでお話しました。
今日はその続きになります。
上記の右の画像の状態が続くと・・・・
つまり、母指内転筋にテンションがかかり続けると・・・
第1中足骨に載っかている種子骨を介して、第1中足骨自体を回転させてしまいます。
⬇️の画像は母指内転筋が種子骨にくっついているところの断面図。
赤色の矢印が母指内転筋で、矢印方向に引っ張り続けると、種子骨を介して第1中足骨を黒色の矢印方向に回転させることになります。
回転すると、親指の曲げ伸ばしの時の関節面が傾きます。
関節面は地面に対して垂直になっているので、親指の曲げ伸ばしも地面に対して垂直に動きます。
しかし、右図のように関節面が傾いてしまうと、となりの人差し指の方へ親指が曲がろうとしてしまいます。
つまり、親指が外反方向に動こうとしてしまいます。
なので、前回ですでに完成している外反母趾が、さらにひどくなるんですね。
さらに
もう1段階あります。
まずは下図を見ます。
「母指外転筋」
親指を内側(外転とも内反とも言う)へ開くための筋肉です。
外反母趾は親指が外側(「内転」とも「外反」とも言う)へ親指が行こうとします。
この「母指外転筋」はそれに拮抗して、親指を内側(「外転」とも「内反」とも言う)へ引っ張ってくれます。
ここで先ほどの母指内転筋が引っ張って第1中足骨が回転する画像を思い出してください。
下図に先ほどの第1中足骨が回転する図に母指外転筋を当てはめてみます。
母指外転筋の位置が骨の横から、下に移動するのがわかります?
母指外転筋は骨の横にあって、はじめて親指を外転(内反)します。
でも、第1中足骨が回転して、それにつられて母指外転筋が骨の下にきてしまうと、親指を外転することが出来なくなるんです。
つまり、ここまでの流れで、親指は外反(内転)してしまっているのに対して拮抗してくれていた母指外転筋が働かなくなってしまうと、さらに外反母趾をひどくしてしまうんですね。
今日はやや難しかったので、外反母趾になるメカニズムをまとめます。
①もともと第1中足骨の根元の関節面が内側に傾いている。
②その関節面を支える筋肉が弱い、もともと関節自体が緩いと第1中足骨が内側に倒れる。
③母指内転筋にテンションがかかり、親指の骨を外反(内転)させる。
④外反母趾の完成。
(ここからが今日の話)
⑤完成された外反母趾をさらに悪化させる第1段階
母指内転筋にテンションがかかり続けることで、第1中足骨が回転する。
第1中足骨と親指の関節面の傾きが変わり、親指はさらに外反する。
⑥完成された外反母趾をさらに悪化させる第2段階
母指内転筋のテンションで第1中足骨が回転した状態が続くと、骨の横についている母指外転筋(母指外反に拮抗する筋肉)が、骨の下に移動するため働かなくなって、親指がさらに外反する。
という、流れになります。
ここまでが、外反母趾になるメカニズムでした。
今日の参考動画。
⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️
痛い外反母趾の原因は関節の捻れ!?
外反母趾の原因になる足の筋肉について!
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2023年11月14日 火曜日
靴を履くと痛い外反母趾はどうやってなるの?
11月も中旬となり、朝晩は本当に寒い日が多くなってきましたね。。。
本日からは外反母趾になるメカニズムについてです。
何でもそうですが、
ある障害に対して、原因と発生メカニズムが分からないままだと、良い治療はできません。
なので、まずはメカニズムについて説明します。
前回、外反母趾になるには、第1中足骨という親指の付け根にあたる骨が
内側に開くことが必要だとと書きました。
逆に言うと、この内側に開いた第1中足骨が
外側に閉じれば良いということになりますよね。
そのためには
なぜ第1中足骨が内側に開いてしまうのかを知らなければなりません。
まずはこの画像の第1中足骨とその手前にある楔状骨(けつじょうこつ)との
関節の角度を見てみてください。
斜めにすこーし傾いている(赤色の点線部分が関節部)
のが、わかりますでしょうか。
そうなんです。
本来、骨の構造だけだと
そもそも第1中足骨が内側に開こうとしています。
もちろん人間としてはそれを許したくないため
この関節の周囲にはその関節を固定させる為の靭帯や筋肉が存在しています。
ここの関節を包む靭帯はそんなに傷ついたり弱くなったりすることはないので
弱くなるのは筋肉の方です。
この関節を固定(安定)させている筋肉は主に3つです。
①前脛骨筋(赤い丸は関節部)
②後脛骨筋(赤い丸は関節部)
③長腓骨筋(赤い丸は関節部)
つまり、外反母趾が女性に多い理由で説明した時に言ってた一つで
「筋力が男性に比べて弱い」のがこれにあたります。
上記3つの筋肉はこの第1中足骨と楔状骨との関節部分を固定しているため
これらの筋肉が弱いと、この関節が不安定になってきます。
さらに、これも外反母趾が女性に多い理由で説明した
「関節が緩い」と、さらにここの関節が不安定になってきます。
で、先ほども話したように、本来の骨構造だけだと
第1中足骨が内側に開こうとしているため
この関節周囲の筋力低下や関節自体が緩いと
第1中足骨は内側に開いてしまうのです。
しかし、この第1中足骨が開くだけでは、外反母趾にはなりません。
今までの話では、ただ第1中足骨が内側に開くだけで
肝心の親指自体は外側には曲がりません(親指の外反にはならない)。
画像ではこんな感じ(点線が親指全体が開いたイメージ)
では、続いて。
第1中足骨が内側に開くと、第1中足骨の前の先端にある種子骨や親指についている
「母趾内転筋」が引っ張られてしまいます。
で、そのまま引っ張られ続けると、種子骨を介して、
母趾内転筋という筋肉が親指の骨を引っ張ってしまい
親指を外反させてしまいます。
これで、外反母趾の完成となってしまいます。
でも、外反母趾には程度があって、さらにひどくなると、まだまだこの先があります。
本日はここまでです😄
参考動画
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外反母趾を治すには原因を知る事が重要!
痛い外反母趾の原因となる筋肉は?
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投稿者 ほまれ接骨院 | 記事URL
2023年10月31日 火曜日
歩くと痛い外反母趾は、どの関節の変形が問題のなの?
こんにちは!すっかり朝晩冷え込むようになりましたね。
秋はあっと言う間に過ぎてしまいそうで寂しいです😭
美味しいものを沢山食べて、冬に備えましょう!
今日も外反母趾です。
本日は、そもそも外反母趾って、どういうこと??
つまり、外反母趾の定義も一定のものがありません。
よく用いられる評価法は下記の3つですね。
①親指とその根元の骨(第1中足骨)との角度
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②親指の根元の骨(第1中足骨)と、人差し指の根元の骨(第2中足骨)との角度
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③親指の根元の骨(第1中足骨)と、小指の根元の骨(第5中足骨)との角度
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この中で最も有名で使われるのが、①です。
ですが、角度自体の一定の見解もありません😅
正常が5~8度とか、8~12度とか、5~15度とか・・・
でも角度だけで言えば、15度以上もしくは、20度以上が外反母趾とされることが多いようです。
一応、おおまかな分類を書いておきます。
軽度 : 20~30度
中度 : 30~40度
重度 : 40度~
とのこと。
ただ、ここで重要なのは、なぜ痛いのか?
人間、変形があっても痛みさえ無ければ、そんなに気にはなりません。
変形が強いから痛みが強いわけではないし、変形が弱いから痛みが弱いわけでもありません。
つまり、「変形 = 痛み」ではありません。
痛みが出る出ないに関しては、また後日にお話します。
では、一番皆さんが気になること☝️
どんな治療法を選択するか?
です。
一般的に多いのは、親指を内側へ開く為のサポーターかテーピングですね。
いまだに結構あります。
では仮にさっきの画像で親指だけ拡げてみましょう。
こんな感じです。
まあ、明らかにおかしいですね。
ここで、もう一度最初の評価法の3枚の画像をよーく見てください。
ある共通点があります。
気付きましたか?
そうです。
3つとも共通で評価に用いられる基準線があります。
それは、親指の付け根の骨(第1中足骨)の線です。
つまり、外反母趾になるためには、この第1中側骨が内側に開く事が必要なんです。
逆に言えば、この第1中足骨が開かなければ、外反母趾にはなりません。
外反母趾の治療をするために、なぜ第1中足骨が内側に開いてしまうのかを理解しなければなりません。
それは次回からのお楽しみです😊
それではまた👋
参考動画
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外反母趾とは?よくある治療法は本当に有効?
外反母趾治療の詳細ページはこちらから!
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2023年10月10日 火曜日
外反母趾って、なんで女性に多いの?
10月に入り、だんだんと寒くなってきましたね。
今日から新シリーズについてです!!
「外反母趾」
これも、ほんとうに多いですよねー。
知っている人の方のほうが圧倒的に多いのでは。
そうです!
足の親指の変形です!!
前にも言いましたが、身体に起こるほぼ全ての変形(変形性膝関節症・変形性頚椎症など)
と同様に、「変形 = 痛み」 ではありません。
そして、男性よりも女性の方が圧倒的に多いんです。
今日はまず、その理由を説明してきます!
~ 理由①筋力が弱い ~
女性は男性に比べると、全体的に筋力が弱く、もしくは少ないです。
それは、足に関しても同様です。
どこが、どのように、なぜ弱くなってしまったかは、次回以降に説明していきます。
~ 理由②関節が緩い ~
女性は男性に比べると全体的に関節が緩いです。
「関節が緩い=身体が柔らかい」
というわけではありません。
一般的に言う「身体が柔らかい」とは、「筋肉の柔軟性」が高いということ。
つまり、「筋肉肉が柔らかい」ということ。
では、「関節が緩い」とは?
簡単に言うと、関節の「遊び」が大きく、関節の動く範囲が大きいということ。
筋肉の柔らかさだけでは、補えないくらいの関節が柔らかいということです。
わかりやすいのは、肘とか、肩とか、手首とかですかね。
肩では、お互いの手が付いても、指先くらい。
ここまでいくと、肩の関節が完全に緩いとなります。
肘では、伸ばしても、ここまで伸びてくると
筋肉の柔らかさだけでは、説明付きません。
手首も同様に。
親指と腕がくっつく位だと、関節が柔らかいといえます。
筋肉が柔らかいだけでは、こんなに関節が動かないのがわかりますね。
で、このような全身の関節を評価していき、
柔らかい関節が多いと、身体中の関節が全体的に柔らかいですね。
ということです。
つまり、「全身柔らかいですね」
となると、足部も柔らかいということになります。
そうです。
これも外反母趾になりやすい一つの原因になってきます。
これも、詳しくはまた次回以降で説明していきます。
~ 理由③思い込み ~
自分の足の横幅や縦幅を図ったことがない方は、
基本的に、その方の本来のサイズよりも「大きい靴」を
履いていることがとても多いです。
すなわち、「思い込み」 です。
特に外反母趾の方が気にしているのは、「横幅」。
自分の足の横幅は広いんだ!
と。
日本人の足の横幅は外国人に比べると基本的には狭いです。
横幅のサイズ標記で言うと、ほとんどの方が「C・D・E」です。
もちろんあまり多くははないですが
「2E・3E・4E」の方もいます。
ウォーキングシューズなんかは特にそうですが
基本的には「3E」です。
「幅狭」とタグの説明に書いてあっても
サイズ標記のとこを見ると「2E」となってます。
例えば、外反母趾の方で横幅が「E」の方がいたとします。
もしも、その方が
「私は外反母趾だから、横幅が広いので、通常のウォーキングシューズ(3E)でいいわ」
という様になったとしたら・・・。
そうです。
「E」の方が「3E」を履いてしまうと・・・
横幅に余裕があるので、横幅は余計に拡がろうとします。
つまり、外反母趾がさらに悪化してしまうということ。
もしくは、靴の中で足が横方向に動いてしまい、足が靴に当たり痛みが強くなる。
のどっちかです。
外反母趾の方の正しい靴の履き方も、また次回以降に詳しく解説していきます。
でもでも、まずは何より、「正しいサイズと正しい機能」!!
この二つがとっっっても重要です。
さあ、ここまで説明した3つが女性に外反母趾が多い理由でした。
この3つの中で、どうしようもならないのがあります。
それは②番です!!
関節の緩さは変えることはできませ。
なので、ほかで補うしかありません。
それでは、次回から細かい話に突入していきます!
それでは本日はここまでです。
参考動画
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