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2024年9月26日 木曜日

足底筋膜炎と巻き爪が痛いバスケットマン!?

今日は足底筋膜炎巻き爪で困っているバスケットマンの方の話。

バスケットマンなのでもちろん男性です。

20歳代のまだまだ動けまくれる。

足底筋膜炎に悩まされているのは、ここ4週間前くらいからだそうで

バスケをやる頻度は週に1回程度。

最初はバスケをやった次の日の朝が異様に痛いとのこと

でも1・2日で痛みは無くなるの繰り返し

というところから始まり、徐々に症状は悪化し、今は歩けば常に痛い

痛いタイミングは歩行時では地面に踵がついた時と地面から踵が上がる時

つまり、足裏全体が地面に接地している体重が片足に1番載る時は痛くない

なので、踵が地面に着く時と離れる時に足底筋膜炎の痛みが踵の近くに出ているんですね。

この原因については以前に話したので、そこを参考に。
⬇️⬇️⬇️
朝一番とランニングで痛い足底筋膜炎!

 

 

さらに

巻き爪

巻き爪に困っているのは、かれこれ3年以上前からだそう

彼の足の画像

見た目はたいして巻いてませんね。

でもご本人は痛いんです。

 

確かに深爪で切りすぎです。

ご本人としては、今日これから先生に診てもらうのに、気合いれて爪を切ってきました!

とのことで。

実際いろんな方がいます。

今回のように爪の巻き具合自体は軽度なのに痛みを感じるタイプ

逆に、爪の巻きはけっこう強いのに、全く痛みが無いタイプ

巻き爪の原因については以前にも、話ました。
⬇️⬇️⬇️
巻き爪の原因

 

巻き爪の原因の一つに浮き指と言って、親指の先端が地面から常に浮いている状態で、爪に地面からの圧迫力が加わらないために巻き爪が起こる事が多いということがあるんです。

逆に言えば、親指の先端までしっかり地面までついていれば、爪は巻かずにすみます

で、今回の方は例のごとく、縦横に大きく、機能的に弱い靴を履いていることで靴の中で足指は踏ん張りってしまいます。

このとき踏ん張っている指は親指以外の4本の指

つまり、人差し指〜中指〜薬指〜小指

なぜ親指は踏ん張らないかというと、そもそも踏ん張る能力がそこまでないんですよね。

まあ、まったくないことはないんですがね。

足骨の模型を見てみると、、、

わかりますか?

親指だけ、骨が他の指に比べて1本少ない

つまり、2本。

他の4つの指は3本の骨がある。

しかも、親指だけ太い

根元の骨も太い

つまり、踏ん張るためには指がしっかり曲がらないといけないんですが、指の骨が1本少ない親指は構造上曲げづらくなっているんですね。

じゃあ、なんのために親指だけ骨が1本少ないのか?

それは、効率よく歩くためです。

つまり歩くというのは前方に体を移動させるための行為です。

歩行で地面を蹴るとき、最終的に地面から離れるのは、ほとんどの方は親指。

このとき、親指の骨が他の4本の指と同じように骨が3つあると、関節が多くなるため、力の伝達効率が悪くなります

実際、骨模型を見てみると、親指だけ他の4つの指に比べて指の根元に骨も含めて太いです。

つまりその分、自分の体重を支えないといけないので、骨が太くなっているんですね。

ちょっと話がそれましたが、親指は踏ん張るのに適していないので、靴のサイズが大きかったり機能が弱かったりすると、親指以外の他の4つの指が踏ん張って、親指は踏ん張れないということです。

そうなると、地面を最後まで親指で蹴ることなく足は地面から離れてしまうので、親指の爪に圧力がかからなくなり爪が巻いていく・・・・

ていう感じ。

指の話に関してはあくまで自分の考えになります。

つまり推論です。

で、今回おすすめしたバッシュはこれ。

アシックスのゲルフェアリー9

カウンター(踵の補強)もシャンク(土踏まずの補強)も超しっかりしてます。

レディース設計の靴なので、やや細めにできてます。

縦幅が255㎜くらいまでの男性なら、よくこれを選択します。

 

巻き爪治療の詳細はこちら!

 

 

 

ほまれ接骨院 ✖︎    RISE BOX
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・腰・股関節・膝・足の痛みに対するバランス調整整体
・魚の目・巻き爪・たこ・外反母趾などのフットケア
・靴の提案・改造・販売、インソール(機能的中敷)作成
は刈谷市・名古屋市・大府市・東海市・豊明市・知多市・東浦町・豊田市・みよし市近郊の当院へ。

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2024年9月24日 火曜日

靴の履き方で足の甲の痛みが変わる!

今日は足の甲の痛み

クライアントさんは50代の男性の方。

走り始めたのは、1年前から。

順調にタイムが伸びてきたので、最近シューズを新調したと。

そしたら、2週間前から右足の甲が痛い。

実際に足のサイズを測ってみると、右足の方が5㎜縦幅が小さく、横幅も右足の方が3㎜小さいんです。

で、実際にいつも履いているようにお持ちいただいたランニングシューズを履いて下さいと言ってみますと・・・

靴のサイズは・・・

まあ、いつもようにデカイですね。

が靴の履き方はなかなか上手の履かれているんです。

しかし。。。

一番問題なのが、靴ひもの締め具合です。

この方は紐を下のほうからしっかり締めてくれるのは、すごく良いんですが、なんせ足幅に対して靴の横幅がデカイもんだから締まり過ぎてしまうのです。

本来ひも靴の紐を除去した時の「ヒモ穴」どうしの距離をその靴の基本のヒモ穴の距離となります。

このヒモ穴のことを「鳩目」と呼びます。

この内側と外側の鳩目間の距離が大事なんです。

靴も呼吸しています。

つまり、走っている時に足が地面に接地した時に足は縦横に拡がろうとます。

この時、靴もある程度は拡がってくれるべきなんですよね。

そうするためには、ヒモjをしっかりしたから締めた時に、この鳩目間が元々の距離と同等かそれ以上に拡がっていると、靴は若干拡がってくれるんです。

下の画像だとの写真です。

このように、足が地面に接地した時の足の拡がりに対して、靴もある程度横に拡がってくれることを「靴の呼吸」と呼びます。

しかし、靴を履下からしっかりヒモを締めた時に元々の鳩目間よりも狭くなると靴が呼吸できにくくなります。

上の画像の右側ですね。

これは足の横幅に対して、靴に元々の横幅が大きい方が下からしっかりヒモを締めることで多くなります。

そうすると、靴が呼吸できなくなるので、靴ひもが足の甲の部分を圧迫してしまいます。

その状態で足より靴が大きいと、靴の中で足が動こうとします。

つまり、足の甲の部分がヒモで圧迫を受けた状態で足が靴の中で動くので、足の甲がヒモと摩擦を起こすことにより、足の甲が痛くなるんです。

多いのは、長母指伸筋腱腱鞘炎。

ということで、いつものように靴の改造か、新しく靴を買うかの選択肢になります。

で、今回は靴を新しく買ったばかりなので、靴の改造をすることに。

横幅を補強するした画像のこの改造です。

縦幅が大きいのでそれも下画像のように足しました。

こんな感じ。

この画像は違う靴ですが・・・

幸いにもカウンターとシャンクはなかなか良かったので、改造せずに。

とまあ、これで走ってもらったところ、全然痛くないとのことです。

たまたま今回は一発で済んだ例でしたね!

 

靴改造・販売詳細ページはココ!!

 

 

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2024年9月18日 水曜日

一ヶ月後に運動会!子供が靴で走ると足が痛い!?

こんにちは!

暑い日は続いてますが、空は秋になってきましたね〜😊

秋と言えば運動会ということで、

今日は子供靴の話です。

先日、5歳の女の子が母親とおばあちゃんと来院。

訴えはAという靴を履いて走ると脚・足が痛くて泣きながら寝る。

寝るまで、1時間以上お母さんは娘の脚をさすってやるしかできない😭

Bという靴を履くとスポっと靴がすぐ抜ける。

一ヶ月後は運動会なのに・・・

AもBも同じ15㎝なのにどうして??

 

確かに両方、靴のサイズ表記は「15.0㎝」

が、、中敷を取り出して比べてみると、何と20㎜も違う。

そうです。

つまり、2㎝です。

Aの靴は彼女の実寸より5㎜小さい

そりゃ、痛くなりますね、、

Bの靴は実寸より15㎜もでかい

しかも、調整はマジックテープではなく、調節のできないゴム紐。

そりゃ、抜けますね、、

あんまり痛いので、近くの接骨院で本人お気に入りの5㎜小さいAの靴にインソールを作ってもらったとのこと。

でも、痛みは変わらない😣

まぁ、つまりは単純にサイズが合ってなかった。

さらに言うなら、この子の足の形はこんな感じ。

なかなか個性的な足の形です。

踵は非常に小さく、指が扇状に広がっている。

実際にウィズ(足囲)を測ってみると、「4E」

なかなかでかいです。

もちろんどの年代でも靴の機能性は重要です。

早速うちに来たその足で、カカトと土踏まずのしっかりした靴を紹介して買ってきてもらいました。

もちろんメジャーを渡して。

で、買ってきてもらったのが、この靴です。

アシックスのスクスクシリーズ

ベルクロ(マジックテープ)は2本のタイプで!

こういう子は基本ワイドタイプの靴を履いてもらいますが、そうすると当然踵周りもでかくなるので、靴の中で踵がユルユルになってしまいます。

なので、縦幅と横幅を合わした靴を買ってきてもらって、そこに中敷を改造して、踵が靴の中で遊ばないようにしました。

一見、めちゃくちゃ変な形の中敷です😅

土踏まずから踵にかけて、非常に幅広く中敷を作ってあります。

でも、これがいいんです。

 

なぜ良いと分かったか・・・

今日、仕事が午前中で終わったので、いつものように靴の市場調査。

行き先はいつもの「イオン東浦店」。

まずは、スポーツオーソリティーに行って、各種スポーツの靴を見て、勝手にメジャーを取り出し中敷の捨て寸を測る。

その後、キッズ共和国に行って、子供靴を見る。

ここは、品数がなかなか豊富なので、大変勉強になりますー

最後に「ASBEE」へ。

そこで、タウンシューズを見ていたら、先日来てくれたその子供と母親とおばあちゃんに声を掛けられました。

運動会の練習で痛みなく走れた!!

とのこと。

思わず、絶叫しそうになりました。

しかし、わたくしこれでも大人。

押さえました😎

こういうのは、本当に嬉しいですね〜!

やってて良かったと心から思える瞬間です。

これからも、こんな感動を与え、与えられるように精進しようと誓った1日でした。

それではまた次回!!

 

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2024年9月4日 水曜日

朝の起床時や走ると痛い足底筋膜炎!

こんにちは😃

朝晩、すこーしだけ涼しくなってきましたねー

気のせいかもしれないですが・・・

まだ残暑厳しい日々が続きますので体調にはお気をつけください🙏

今日は少し前に来られた足底筋膜炎の方のお話です。

50代の男性でランニング歴は20年。

長いですね!!

フルマラソンもサブ4です。

つまり3時間台でフルマラソンを完走しているとのことで、なかなかレベルの高い方です。

走る量は月間で約100キロちょっととのこと。

今回の痛い場所は足底筋膜と言って、足の裏の太い腱で踵の骨から始まっています。

痛みが出やすいのは踵に近いところ

この方もそうでした。

痛みが出始めたのは約1ヶ月前に走っていて、足が地面に接地している間ずっと痛みが出るとのこと。

しかも両足😢右が先に痛くなり、そのあとすぐに左も。

そして、この足底筋膜炎の特徴は朝一番に起きて立ち上がった時に痛みが発生すること。

案の定、この方も朝一番は痛いとのこと。

ランニングするのも、仕事前に走ることが多いので、朝痛いと走れないとのこと。

本人が思う分析では、、

・痛くなる少し前から、走る距離は変えてないが走るスピードを少し上げたこと。

・走る時の靴が古くなってきた。

・朝走る時の気温が痛くなる少し前から少し下がってきた。

目標は大会の出場。

大会のスタート時間は朝なので、痛みが出やすい時間帯とも言えます。

この足底筋膜炎は血流も影響しているとも言われているので、朝一番痛いというのもうなずけます。

アドバイスとしては、走る前にカイロで温めて下さい。とまずは通例の指導管理。

そして、身体の評価はもちろんしますが、まずはシューズフィッテイングをしっかりと。

今回お持ちいただいた靴は「ミズノ ウェーブスペーサー ダイナ ワイドタイプ」の

26.0㎝サイズ。という、ランニングシューズよりはちょっと軽いタイプのもの。

フルマラソンを4時間以内で走る方には丁度良い靴ではあります。

しかし、本番のレースに関しては。

なぜ、この靴を選びましたか?の問いに。

「軽いし、カックイイし、自分甲高幅広なんで・・・」とのこと😅

で、実際計測してみると、縦幅255ミリと252ミリ。

縦幅のサイズは許容範囲内でした。

ですが、

横幅はD〜E(男性標準は2E)で、そこまで甲高ではない。

つまり、横幅は細く、そこまで甲高でもない。

結局、ご本人の認識違いでした。

実はこういう方が本当に多いです😞

昔から通例のように日本人は甲高幅広が多いですからね。

実際、日本で市販されているウォーキングシューズのほとんどが3E以上ですからね。

その方も自分もそうだと認識していたとのこと。

でも、実際に測ってみて、サイズ表に合わせてみると、ご本人さんも納得してくれます。

この方は縦幅が合っていて、横幅が2〜3サイズ大きい靴を履いていたことになります。

足底筋膜に負担がかかるのは大きく分けて2つのタイミング

①足が地面に接地した瞬間。

これくらいのタイムで走る方だと、基本的に走る時は踵から地面に接地します。

その時、靴の踵のホールドが弱いと足底筋膜に負担がかかります。

さらにランニングシューズ全般に言えることですが、靴底のソールと呼ばれる部分が反発力を生かすために柔らかくできています。

そのため、足の踵が地面に接地した瞬間はソールが軟らかいがために踵がグラつくことがあるんです。

踵が地面に接地した瞬間に踵がグラつけば、それを抑えようとして足底筋膜が緊張します。

が、そのソールの柔らかさを多少硬くすれば、踵のグラつきはおさまります。

改造はこんな感じです。

踵の部分だけ、薄くて硬い素材を入れてあげるんです。

こうすると、踵が地面に接地した時も踵のグラつきは抑えられます。

これは、靴擦れで接地した瞬間に痛い場合も有効です。

踵が地面に接地した瞬間に踵が靴の中で横揺れを起こして、踵と靴が擦れるんですね。

このタイプの靴擦れにも、この改造がよく使います。

②足が地面に一番荷重が載っている時。

この時に足に対して靴の横幅が大きいと、足は横に動きたくないので、指を曲げて踏ん張ろうとします。

こうすると、足底筋膜が緊張が加わります。

でも、足に対して靴は大きいので、横アーチが潰れようとします。

こんな感じ。

そうすると、靴の中で足が動きたくなくて指で踏ん張ることによって足底筋膜が緊張してるのに、横アーチは潰れようとするので、緊張している足底筋膜が伸ばされようとするんですね。

つまり、、

足底筋膜炎に対して、靴の対象法とは

①踵の補強のしっかりした靴を選ぶ。

②ソールの踵部分を硬くすること。

③足が横にブレないよう、横アーチが潰れないよう、細めに靴を履くこと。

そして

④荷重方向をインソールで良い方向に誘導してあげること。

です。

ここで、提案!

今履いている軽くて、機能的にやや弱い靴を少し改造

(ソールの踵部分の補強と、中敷に横幅を足す)する。

新しく、やや重いが機能的に強く、横幅のきっちりあったランニングシューズを買う。

(ランニングシューズシューズの方が全体の形も真っ直ぐで、土踏まず部分も踵部分も補強がしっかりしてるので、走るためのトレーニング効果が高いので、練習の約8割はこのランニングシューズのほうが良い。)

もちろん、どちらにしても、インソールは必要かと。

で、この方が選んだのは両方ともでした。

今、履いている靴は大会用にして、新しく練習用にランニングシューズを買って

両方ともにインソールを入れる。ということを選択されました。

今回買ってもらったのが、「ミズノ ウェーブライダー」

購入後に結構走ってもらい、結果改造した靴も、新しく買った靴もインソールなしで走って痛みが半分くらいになりました。

さらに両方ともインソールを入れて練習していただいて、痛みがほぼ消失。

さらに、普段仕事中も革靴でよく歩くということだったので、革靴も購入していただきました。

あとは、身体の評価で背骨や骨盤の動きが硬く、上手に使えていないところがあり、走るとモモやふくらはぎがパンパンになるということだったので、靴とインソールでだいぶ軽減されましたが、身体のバランス調整もしばらくするということになりました。

これで、不安だったフルマラソンが、逆に楽しみになった!

と言っていただけました。

いやーよかったです!!

とにかく、まずは認識違いされている方が多いこと。

縦幅が合ってても、横幅があってないだけでも怪我の原因になるということ。

反発力を生かそうとソールの踵部分が柔らかいのも、時にはケガの原因になるということ。

でした😊

 

 

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