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2024年12月19日 木曜日
股関節が痛くて走れないのランナーのお話!
今日は先日見えた40歳代女性のランナーのお話。
ランニングは数年前から始めたけど、ここ最近なんだか少しずつ右の股関節が痛くなってきたとのこと。
でも、運動しないといけないと思って、走り続けた。。。
結果、歩くのも痛い状況に。。。
歩いての痛みも強くなる一方。。。
しまいには、激痛になり20メートル歩くのがやっと。。。
そこでやっと病院に行って、MRIを撮ってみると大きな損傷はない。。。
ただ股関節に炎症があると。
さらに股関節を構成する骨盤側の受け皿の大きさが平均よりも小さいとのことで。
股関節の形状はけん玉で言う球と受け皿の関係です。
このけん玉の球の大きさに対して受け皿の面積が極端に小さかったらけん玉の球はなかなか乗らず、乗っても非常に不安定ですよね。
もちろん人間の股関節も周りには、球と受け皿だけでなく、靭帯や筋肉などがこの股関節を補強しております。
で、球の大きさに対して受け皿が小さく不安定な状態だと筋肉や靭帯に過剰な負担がかかりますよね。
さらにこのとき、球と受け皿の噛み合わせが微妙にずれていれば、より関節の不安定生はなりますので、その周囲の筋肉や靭帯にはさらにストレスがかかり続けます。
今回のクライアントさんはまさにこのような状況だった推察ます。
さらに痛くないほうの脚で片足立ちをしてもらうとフラフラでなかなか10秒キープもできない。。。
もちろん股関節の痛いほうで片足立ちをしても痛みもあるし、フラフラする。。。
この方は学生時代にバスケットをやっていて、両足首とも何回もひどい捻挫をしてきたとのことです。
足首の関節の動きを評価してみると靭帯が緩みきって、非常に柔らかくて全体的に関節が柔らかくて、縦アーチも横アーチもだいぶ潰れてしまっている。。。
とくに気になるのは横アーチが潰れてしまっている状態。
いわゆる開帳足というやつですね。
さらに何回も捻挫しているので、足首の関節内にある体の位置関係を認識するための細胞がしっかり働いていないであろう状態です。
ということで、まずは足元を安定させよう!
で、ランニングシューズではなくウォーキングシューズを履いてもらいました。
これで、片足立ちをさせてみると何と股関節がほとんど痛くないっ!
じゃあ、歩いてみましょうと、歩かせてみると。。。
まだ痛い。。。
少しが減るけど。。。
そりゃそうですよね。
股関節の問題は改善されてないわけですからね。
ここから、インソール作成と、この方に合った体操を根気強く続けてもらい、約2ヶ月。
やっと痛みなくジョギングできるまでになりましたっ!
ほまれ接骨院 ✖︎ RISE BOX
〒474-0025
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・腰・股関節・膝・足の痛みに対するバランス調整整体
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は刈谷市・名古屋市・大府市・東海市・豊明市・知多市・東浦町・豊田市・みよし市近郊の当院へ。
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2024年11月5日 火曜日
走ると股関節が痛いランナーの方のお話
今日は左股関節が痛いランナーの方のお話です。
ランナー歴は3年40代男性の方。
去年より、体力もついてきたので、少しストライド(歩幅)を大きくして走り始め、それから間もなくして地面を蹴る時に左の股関節が痛くなったと。
今では、歩くのも少し痛いので走るのを少し制限しているそう。
で、この方の特徴は普段歩く時から、体幹が後ろに残り、骨盤前方位タイプ。
残念ながら、画像がないのでスタッフに再現してもらいました。
で、この方が痛いのは、この時の左股関節。
さらにこの時、上半身が右にやや倒れている。。。
ということは左足で地面を蹴る時に体幹が後ろに残り、さらに上半身が右に倒れているので左足で地面を蹴る時に左股関節の前が伸ばされている状態です。
この走り方でさらにストライド(歩幅)を大きくする走り方にすれば、さらに左の股関節の前にストレスが強くなりますね。
で、この方の靴を見てみると、縦幅のサイズはなかなか合っているけど、まあ横幅の大きい靴を履いている。
さらにレーシングシューズなので、カウンター(カカト部の補強)もシャンク(土踏まず部の補強)もなかなか弱いんです。
これでは、地面に足が接地する時に足がグラつくので、それを防ごうとして指が下画像のように靴の中で指が踏ん張ってしまいます。
こうなると、蹴り出しの時間がさらに長くなるタイプの方は余計に股関節の前側にストレスが大きくかかることになります。
ということで、まずはしっかり靴のサイズを合わせ、機能的にもしっかりしているものを選びました。
これで指の踏ん張りがなくなり、スムーズに地面を蹴ることができるので、股関節へのストレスが減りますね。
ここからインソールの作成に入ります。
ここでのインソールの役割は後ろに倒れた体幹を起こすことがメインです。
もちろん、体幹の倒れも戻します。
といことで走ってもらって痛みがほぼ消失で違和感が残る程度。
ここから微調整をして違和感も取れましたので、予防のための体操を指導して一旦ご卒業です。
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2024年9月24日 火曜日
靴の履き方で足の甲の痛みが変わる!
今日は足の甲の痛み。
クライアントさんは50代の男性の方。
走り始めたのは、1年前から。
順調にタイムが伸びてきたので、最近シューズを新調したと。
そしたら、2週間前から右足の甲が痛い。
実際に足のサイズを測ってみると、右足の方が5㎜縦幅が小さく、横幅も右足の方が3㎜小さいんです。
で、実際にいつも履いているようにお持ちいただいたランニングシューズを履いて下さいと言ってみますと・・・
靴のサイズは・・・
まあ、いつもようにデカイですね。
が靴の履き方はなかなか上手の履かれているんです。
しかし。。。
一番問題なのが、靴ひもの締め具合です。
この方は紐を下のほうからしっかり締めてくれるのは、すごく良いんですが、なんせ足幅に対して靴の横幅がデカイもんだから締まり過ぎてしまうのです。
本来ひも靴の紐を除去した時の「ヒモ穴」どうしの距離をその靴の基本のヒモ穴の距離となります。
このヒモ穴のことを「鳩目」と呼びます。
この内側と外側の鳩目間の距離が大事なんです。
靴も呼吸しています。
つまり、走っている時に足が地面に接地した時に足は縦横に拡がろうとます。
この時、靴もある程度は拡がってくれるべきなんですよね。
そうするためには、ヒモjをしっかりしたから締めた時に、この鳩目間が元々の距離と同等かそれ以上に拡がっていると、靴は若干拡がってくれるんです。
下の画像だと左の写真です。
このように、足が地面に接地した時の足の拡がりに対して、靴もある程度横に拡がってくれることを「靴の呼吸」と呼びます。
しかし、靴を履下からしっかりヒモを締めた時に元々の鳩目間よりも狭くなると靴が呼吸できにくくなります。
上の画像の右側ですね。
これは足の横幅に対して、靴に元々の横幅が大きい方が下からしっかりヒモを締めることで多くなります。
そうすると、靴が呼吸できなくなるので、靴ひもが足の甲の部分を圧迫してしまいます。
その状態で足より靴が大きいと、靴の中で足が動こうとします。
つまり、足の甲の部分がヒモで圧迫を受けた状態で足が靴の中で動くので、足の甲がヒモと摩擦を起こすことにより、足の甲が痛くなるんです。
多いのは、長母指伸筋腱腱鞘炎。
ということで、いつものように靴の改造か、新しく靴を買うかの選択肢になります。
で、今回は靴を新しく買ったばかりなので、靴の改造をすることに。
横幅を補強するした画像のこの改造です。
縦幅が大きいのでそれも下画像のように足しました。
こんな感じ。
この画像は違う靴ですが・・・
幸いにもカウンターとシャンクはなかなか良かったので、改造せずに。
とまあ、これで走ってもらったところ、全然痛くないとのことです。
たまたま今回は一発で済んだ例でしたね!
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