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2024年8月21日 水曜日
フットケア!!痛い陥入爪と巻き爪の原因とは!
毎日毎日暑いですね😓
涼しくなるのはまだまだのようですね。
では今日は前回の続き、陥入爪・巻き爪になってしまう原因です。
前回は原因の①〜④までお伝えしましたので、本日はその続きです。
では、早速いってみましょう!!
⑤荷重方向が悪い
体重を乗せる方向が悪くても、爪に負荷がかかります。
もともと歩く時や走る時に荷重が外側に流れてしまう方です😥
このような方は2パターンに分かれることが多いです。
1つ目は体重が一番載った時は外側に体重が載っているんですが、
そのあと地面を蹴り出そうとするする時に、一気に荷重が内側に載ってしまいます。
この時、必要以上に親指に荷重が載ってしまい、爪にストレスがかかります。
2つ目は最初から最後まで、荷重が外側に乗り続けること。
そうなると、親指にいつまでたっても荷重が載ってきません。
爪の性質上、ある程度の荷重を受けることによって、爪の形状が維持されます。
逆に爪に荷重が載ってこないと、爪は巻いていきます。
⑥浮指
これも、⑤と理由は同じです。
指が浮く(反る)と爪に荷重が載りにくいので、爪に荷重が全く載らず巻いていきます。
親指の先端だけが地面から浮いてるのがよくわかりますね。
⑦爪の切り方が良くない
これは最近ではよく言われますね。
そうです、爪を切りすぎてしまうこと。
つまり深爪です。
これは完全に切り過ぎです😓
これも爪が巻いていく立派な原因です。
爪を切る。
爪が巻く。
爪が痛い。
さらに爪を切る。
もう、悪循環です。
⑧爪をちぎる癖がある
これも、深爪になりやすいです。
爪の先がガタついて、外側の爪が食い込んでますね。
子供に多いです。
⑨爪の代謝が良くない
爪に栄養がいかないと、爪が巻いていきやすいです。
判断基準は爪の根元の皮膚の色。
ここで爪の約80%が作られます。
つまり、ここの色が黒ずんでいたりすると、爪への栄養が十分にいっていない可能性があるということです。
この方の爪自体が黒いのは置いといて、爪の根元に皮膚の部分が黒いのがわかりますね。
大事なのは、多くの場合、上記⑨つの理由が単独ではなく、複合で起こっているということ。
これらを一個一個しっかり見極めることが重要です。
巻き爪になってしまった原因。
もしくは、治らない原因。
これがしっかり分からないと正しいアプローチはできませんからね☝️
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2024年8月8日 木曜日
フットケア!靴を履いて歩くと痛い巻き爪の原因!?
今日は巻き爪の原因ついてです。
糖尿病や甲状腺障害などの病的因子が無い限り、巻き爪になるには外的因子が必ずあります。
ここで言う外的因子とは、外から刺激を受けて爪が巻いていくことです。
つまり巻き爪の原因で内科疾患以外のものを指しています。
巻き爪になる大きな原因としては、大きく分けて⑨つ
①縦・横共に大きい靴を履く事
一般的に多いのは、自分の足の横幅が大きいと勘違いしていて、横幅にを合わせると結果、靴の縦幅の大きいものを買ってしまうパターンです。
実際こういう方の横幅を計ってみると、たいして横幅が大きい方は非常に少ないです。
つまりは、ただの勘違い。
わたくしもその一人。
高校の時、横幅拡い足だなぁと思っていて、実寸は255ミリの足なのに、26・5サイズの靴を履いておりました。
資格を取って、靴に興味が湧き、靴の勉強をしてから、この事実に気がついた次第です。
日本人の横幅の男性標準は「2E」。
わたくしの横幅は「C」。
これでも、横幅が大きいと思ってたんです。
実際にこんな方は本当にたくさんいるんです。
もちろん、本当に横幅が大きい方はそれに合わせて靴を選んでおります。
で、足が靴よりも小さくて、靴の中で足が動こうとすると、足は動きたくないので指が踏ん張ってしまいます。
これは実際に歩いている動画の踏ん張っているタイミングでの静止画です。
でも、結局、靴のなかで足は動いてしまってます。
つまり、指が踏ん張って曲がった状態で、靴のなかで足が動いているんですね。
そうすると、指先に圧力がかかった状態で動いてしまうので、靴と指は擦れてしまい、爪にストレスがかか流ということです。
②靴の履き方が良くない
縦も横幅も、実際の足の大きさと靴が合っていたとしても、靴の履き方が合っていなくても爪に負荷はかかっています。
多く見かけるのは、この履き方ですね。
単純に脱ぎ履きがしやすいんですよね。
しかし、こうやって履いていると、靴の中で足は動いています。
この時、サイズはジャストで合っているので、結果靴の中で足の指が靴のつま先部分に常に当たり、爪へのストレスとなってしまいます。
③機能的に弱い靴を多用する事
これも以前から言ってますが、踵と土踏まずの補強がしっかり入った靴を選ぼうぜ。
ということです。
歩く時には、まず踵が地面につき、その後は土踏まずの部分に体重が載ってきますよね。
この時、人間の足は必ずぐらつくんです。
このグラつきを抑えてくれるのが、靴の踵と土踏まず部分の補強。
もし、この2つの補強のどちらか、もしくは両方弱かったりすると、ぐらつかないように自分の筋肉が頑張ってしまいます。
自分の筋肉が頑張った時の人間の足は以下の画像のようになります。
そうです。
大きいサイズの靴を履いた時と同じ反応ですね。
この後の爪にかかるストレスも同じになります。
④靴の形が合ってない
ハイヒールやビジネスシューなどで靴のつま先部分の形状が尖っているものは、もちろん爪にストレスがかかっています。
あとは、下のような扇状に指が拡がった足の形の方がランニングシューズを履くとつま先にストレスがかかりますよね。
ランニングシューズなどの多くの靴はつま先部分の形状は、人差し指部分を中心に丸くできてます。
ということは、上記画像のような方が履けば、それはヒールを履いているのと同じ状態になり、爪が圧迫を受けてしまいます。
ということで、ちょっと長くなるので続きは次回!
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2024年8月6日 火曜日
フットケア!?靴を履くと痛い巻き爪の病的ば原因!?
今日は巻き爪の病的原因についてです。
大まかに分けて、巻き爪になるためには「外」からの原因と「内」からの原因があります。
「外」からとは、深爪や爪の切り方、大きい靴、指先を踏まれるなど、爪に対して外界からの刺激によって巻き爪になってしまうもの。
「内」からとは、先天性や後天性の内科疾患により、爪が変形してしまうもの。
この両者の大きな違いは「外」からの原因の場合は全ての爪に変化が現れないことが多いということです。
足の親指だけの巻き爪や、親指と人差し指・中指だけが巻き爪などですね。
逆に「内」からの原因は手を含めたほとんど全ての爪が巻き爪などの変形を起こすことが多くなります。
さらに「内」からの原因の場合は足より手の方が、爪の変形が顕著となることが多いですね。
しかし例外もあって、手よりも足の方が爪の変形が強くでる場合もあるんです。
それは、脚の循環障害によるものです。
わかりやすく言えば、脚の血の流れが悪くなるということです。
動脈硬化・糖尿病・下肢静脈瘤などがそれになります。
そして、爪の変形に大きな影響をうけるのが、爪の成長速度。
甲状腺機能亢進症・先天性心疾患・パーキンソン病などは、爪の成長速度を早くすると言われております。
あと、病的ではないですが、妊娠中も爪の成長速度を早くすると言われております。
逆に爪の成長速度を遅くするのは、甲状腺機能低下症・腎障害・半身麻痺・糖尿病・栄養失調など。
つまり、
まず、巻き爪などの爪の変形でお悩みの方がいたら、その変形している爪だけでなく、手足を含めた全ての爪を見てみよう!
ということです。
手足の全ての爪はおかしいと思ったら、まずはお医者さんになります。
そう、内科さんですね。
あとは、お医者さんの指示を仰いでください。
もちろん単なる、巻き爪や陥入爪であれば、当院で対応します。
以前にもお話ししましたが、巻き爪や陥入爪と匙状爪や鉤弯爪・肥厚爪などが合併することもあるので、注意が必要になります。
実際にこのように爪の変形を持った状態で来院されるクライアントさんは結構多いんです。
さらに、ほとんどの方は痛みが出て、日常生活に影響を及ぼすくらいの痛みになってから来院する方が多いですよね。
まだ、爪の変形具合が軽い状態で痛みが出てる方はむしろラッキー。
つまり、強度に変形していても、あまり痛みを感じない方もいるということです。
そういう方は、強い痛みが出た時はすでに変形がだいぶ進んでしまっています。
もちろん、変形が強くて痛みが出ている方の方が、治療期間が長引きますよ。
逆に、変形具合が軽い状態で痛みがある方のほうが、治療期間は短いですね。
まあ、理想は痛みが対してなくても、「あれ、自分の爪、ちょっと形がおかしくね?」
と気づいた時点でフットケア専門店や医療機関に行くことが望ましいです。
「内」からの原因にしても、「外」からの原因にしても、必ずそうなってしまった理由がありますから。
何事も原因や理由が分からないと対処できないですからね。
そして、早めに対処すれば悪化することを防げるので、結果、治療期間も短くなります。
今日はここまで。
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2024年7月24日 水曜日
爪水虫(白癬)と巻き爪の併用治療は大変です!
梅雨が明けた途端に毎日溶けそうなくらいの暑さですね😥
今日もフットケアの巻き爪編です!!
本日は巻き爪に合併する事が度々ある、爪白癬(つめはくせん)
いわゆる爪の水虫です😅
これも巻き爪の治療する上では、非常な重要な知識となります。
クライアントさんも爪水虫の存在に気づく事なく来院される場合も多々あります。
もちろん、わたくしには診断はできませんので、怪しいと思ったらお医者さんに行ってもらいます。
つまり、爪水虫の状態のまま巻き爪治療をするという事は結構なリスクがあるからなんです。
その辺の話を今日はします。
一般的には、中高年の世代がかかりやすいと言われてますが、10代や20代でも発症します💦
原因は爪を伸ばした状態が続き、そこに垢や汗やゴミなどがたまり、湿度が高い状態が長くなることで水虫菌に感染する場合。
もう一つは、元々いわゆる水虫を足に持っていて、それが爪に感染する場合の2パターンが多いと言われています。
感染しても気づかない方が多いのは、前者のパターンの場合。
皮膚に感染する水虫と違って、カユミや痛みなどの症状があまりないから。
見た目は、爪の先の方から感染することが多いので、爪先の色が白や黄・黒っぽくなるくらい。
お医者が見ればすぐ分かるのでしょうが、自覚症状がないので多少爪の色がおかしくても、ちょっとどこかでぶつけたかな?くらいにしか気にとめないのがほとんどです。
ですので、最初は少しだけだった、爪の黄色い部分が大きくなってきて、
「あれ?ちょっとおかしくない?」
となり来院するケースが多いということです。
そして、問題となるのは、巻き爪の方にこの爪水虫が合併してしまうパターン。
なぜかというと、爪水虫になると爪自体の強度が落ちて、もろくなることが多いです。
そこに巻き爪が痛いとやって来て、爪水虫を見逃した状態で爪の矯正を行うと、
爪が縦割れしたりします。
いったん爪水虫の方の爪が縦割れを起こすとドンドンその割れ目が爪の根元の方まで、走っていくことが多いです
もうこうなってしまうと、巻き爪矯正のプレートは貼れなくなるので、テーピングなどでごまかしながらの期間が続きます。
爪水虫の治療期間は人それぞれですが、最低でも2〜3ヶ月はかかると言われてます。
もちろんその分、巻き爪の治療期間も伸びます😭
なのでまずは何より早期発見!!
特に巻き爪の痛みで困っている方、まずは爪の先の方の色を確かめてください!
少しでも、怪しいと思ったたらまずはお医者さんへ急行💨
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2024年7月22日 月曜日
歩くと痛い巻き爪の治療をするには!爪の変形を知るっ!
本日は爪の変形についてです。
これも巻き爪を治療する上で、必ず知っておかなければならない知識の一つになります。
なぜなら、我々では対応できず、お医者さんにみてもらわないといけないものもありますので。
特に注意しないといけないのは感染症です。
あやしいと思ったらら、迷わず皮膚科に行ってくださいと伝えます。
では。
①匙状爪(さじじょうつめ)
スプーンのように爪の先が上向きになり、爪の中央部分が凹んだ状態です。
生まれつきは非常に少ないです。
生後1〜4歳で見られることもありますが、これは病的ではありません。
匙状爪になる疾患としては、鉄欠乏性貧血やバセドウ病などが多いです。
10本の全ての指でこの変形が見られると、怪しいかなということになりますね。
いっぽう、我々が対応できるほとんどのものは、でかい靴を履いているか、踏ん張り癖があることで匙状爪になっている方になります。
②鉤弯爪(こうわんつめ)
爪自体が分厚くなり、爪の変色と鉤型の変形が見られます。
親指に多く発生し、遺伝的に思春期に症状が出現することも。
熱傷・凍傷・骨折・挫傷の後にこの変形が起きることもあります。
鉤弯爪となる疾患としては、乾癬・爪白癬(これらはいわゆる水虫などの感染症)・カンジタ症(感染症)など。
そして我々が対応できるものは、
先細の靴を履いている人、でかい靴を履いている人、踏ん張り癖のある方、深爪傾向の人などで鉤弯爪になっている方になります。
③肥厚爪(ひこうつめ)
爪自体が異常に分厚くなり、爪の成長が極めて遅くなった状態。
高齢者などが生理的になることが度々あり、いわゆる老化現象というものになります。
なので、薄く削っても、しばらくすればまた爪が厚くなってきますので、完治することはできませんが、管理することは可能です。
疾患としては、動脈硬化・爪白癬・カンジタ症の人がなりやすいです。
我々が対応できるのは、
先細の靴をはいてい人、でかい靴を履いている人、踏ん張り癖のあることで肥厚爪になっている方になります。
これらの方は親指や人差し指に肥厚爪が多く発生します。
つまり、圧迫を受けやすい爪ですね。
④陥入爪(かんにゅうそう)
爪自体は爪のレール(爪の両サイドの溝)に食い込み、その部分で炎症や化膿を起こしている状態です。
疾患としては、脚の循環障害・糖尿病・爪白癬など。
指自体を爪の上から踏まれた時にの後に、このような状態になることもありますね。
我々が対応できるものの原因としては、
急激な体重増加、妊婦さん、長時間の立ち仕事をされている方、先細の靴を履かれる方、でかい靴を履く方、深爪の方などになります。
⑤巻き爪(まきづめ)
これが、いわゆる巻き爪。
爪が巻いているだけで炎症や化膿は起こしていない状態となります。
つまり、痛くないということ。
陥入爪との違いは痛いか痛くないかですね。
爪の巻き具合がきつくても、痛くなければ巻き爪となります。
遺伝に関しては、まだはっきりわかっておりません。
疾患は、脚の循環障害、糖尿病、爪白癬など。
指を爪の上から踏まれたあとに起こることもあります。
我々が対応できるものの原因としては、
陥入爪と一緒ですね。
ここで重要なことは、
結局、巻き爪も陥入爪も爪の変形の一種だということです。
そして、上記の①〜⑤が合併することがある!
です。
匙状爪と陥入爪が合併したり、鉤弯爪と巻き爪が合併したり。
そうすると、非常に厄介になります。
とにかく、これらに対して我々が対応できるものには、シューズフィッティングをして、インソールをいれて、定期的に爪のケアをするということ。
これを徹底することで、病的なものや、生理的なものでない限りは改善していきますね。
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2024年7月10日 水曜日
フットケアの一つ巻き爪の治療!爪の成長について!
本日は爪の成長についてのお話し。
巻き爪を知るには、爪を知る必要があります。
前回は構造の話をしましたね。
わたくしどもは、まずクライアントさんの巻き爪の治療をする前に必ずする事があるんです。
それは、爪の健康状態のチェックになります。
毎回毎回この爪の健康状態の確認から施術スタートします。
それによって、アドバイスをしたり、施術の仕方などを変えたりもしますね。
爪の健康状態のチェックに、爪の成長状態を知る事は非常に有用となります。
日本人の平均は約0.08㎜〜0.12㎜が1日で伸びます。
また、季節や温度、年齢などによっても変化しますし、
さらには全身的には甲状腺ホルモンの影響を受け、その他、糖尿病などの疾患によっても影響を受けるんです。
仕事内容によっては薬剤を扱うこともあるので、薬剤の種類によって爪の成長速度に影響を及ばすものもあります。
<<成長速度>>
時間
夜<昼
昼は夜の約5倍伸びるのが早くなリマス。
これは気温と体温の関係によります。
基本、温度が高い方が体の代謝効率は上がるので、昼の方が早く爪が伸びるわけです。
世代
若者>高齢者
50歳以上では、幼児よりも遅いです。
これも、高齢者になるほど、水分は失われ、代謝効率も落ちますから爪の成長速度は遅くなります。
季節
夏>冬
夏>春>秋>冬
これは完全に気温です。
もちろん温度が高い方が、代謝は良いですから。
性別
男性>女性
基本、青年期までは男性の方が代謝効率が良いですが、
50〜70歳では、ほぼ性による差はなくなり、それ以上の年齢では、女性の方が成長が早くなることが多いです。
手足
手>足
足の爪は手の爪に比べて5〜7割程度の伸びる速度になります。
つまり、どっちの方が日常生活で使用頻度が高いかということ。
もちろん手の方がたくさん使いますね。
手の指
人差し指・中指・薬指>親指・小指
足の指
親指>小指
まあ、どこに1番体重が載っているかです。
親指ですよね。
1番太いことからも、その重要性が理解できます。
今日はここまで。
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2024年7月4日 木曜日
巻き爪の治療するには、爪の構造を知らないとっ!
今日は爪の構造のお話しです。
巻き爪を知る為には、まずは構造を知らないと!
まずはこの図をご覧ください。
爪体(そうたい)
爪甲とも呼ばれます。
まずは、爪の本体です。
いわゆる爪です。
これは3層構造からなっています。
爪床(そうしょう)
ネイルベッドとも呼ばれる爪を載せている部分。
ここでは爪の約2割は作られています。
側爪郭(そくそうかく)
これはわたくしどもはレールと呼んでおります。
いわゆる爪が巻いて刺さっていくところです。
爪が巻けば巻くほど、このレールはどんどん内側に入っていくんです。
で、炎症が起きると赤く腫れ上がり、膿んだりすることも。
ゴミも溜まりやすいところで、そこから細菌感染を起こして炎症することもあるんです。
爪母(そうぼ)
爪の根元の奥深くの部分。
ここでは爪の約8割が作られるという超重要な役割を果たしてます。
代謝異常でここの働きが悪くなると爪の成長が遅れてしまいます。
サインとしては、ここの部分の皮膚が黒くなりますね。
結構います。
そんな方はココをマッサージしてあげると代謝改善につながり、皮膚の色も黒さが減ります。
爪半月(つめはんげつ)
ココはハーフムーンと呼ばれております。
爪の根元近くで白っぽく半月状の形をしている部分。
ここは今まさに爪になろうとしている所になります。
ですので、水分豊富です。
だから、色も爪体の色よりやや白いです。
爪上皮(つめじょうひ)
一般的には甘皮と呼ばれる所です。
わたくしどもはキューティクルと呼んでます。
爪体の根元と皮膚との間にある薄い膜状の皮。
ここの役割は外部からの細菌が体内に侵入するのを防ぐ役割をしてます。
わたくしどもはキューティクル処理はしますが、除去しすぎないように気を付けてます。
爪下皮(つめかひ)
爪の裏と皮膚の間の部分。
役割は爪上皮を同じですね。
フリーエッジ(自由端)
爪体の先が皮膚から離れた先端の白い部分です。
いわゆる爪を切るところですね。
切りすぎると深爪と呼ばれています。
ストレスポイント
爪体と側爪郭が離れる部分。
巻き爪により1番痛みが出やすいところになります。
これをふまえての次回からの話になります。
参考動画➡️➡️➡️巻き爪の治療!爪の構造!
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2024年6月18日 火曜日
靴を履いて歩くと痛い巻き爪の治療編!爪の役割を解説!
今日から巻き爪シリーズです。
今日は爪の役割についてです。
まずは、爪とは何?です。
爪は皮膚も浅い層にある「角質」が変形して硬くなったものになります。
ケラチンという皮膚と同様の組織です。
形は人それぞれですが、基本的には前後・左右に湾曲しております。
役割としては、
①指先の保護
指先は非常に繊細かつ小さい骨でなりたっております。
そして、繊細かつ小さい骨でなりっている指先は、外界からの衝撃に弱いということが言えますね。
なぜなら、指先だからです。
手よりも足の方が伝わりやすいですね。
足の小指や親指を机の角でぶつけた事のない人はほとんどいないことでしょう。
そうです、このぶつけてしまった時に、もしも爪がなかったら・・・
もっと簡単に小さな骨は折れますし、怪我をすれば、そのぶん指先の感覚は鈍りますよね。
爪があるからこそ、小さな骨は折れにくいし、皮膚や神経を含めた他の大事な組織が傷つきにくくなっているんです。
もちろん、外界からの衝撃を受ければ、爪自体は怪我しますけどね。
でも、骨折よりはマシです。
たとえ、この小さな骨が骨折したとしても、この爪は添え木の役割をしてくれます。
だから折れた骨ががっつりズレていることがなければ、爪の添え木効果があるぶん、そんなにしっかり固定する必要がなくなるんです。
②力の支点
これも、爪の役割としては超重要です。
先ほどから爪の下にある骨は小さいと言ってますね。
これは指先に圧力がかかった時にもし指先の骨が大きかったら、逆にその圧力を受け止めるのに邪魔をしてしまうんです。
だから、指先の骨は小さいんですね。
でも、より大きな力が加わった時に爪があるおかげで、その圧力に対して爪が壁の役割をはたしてくれるんです。
だから、重い荷物も持てるし、早く走ることができます。
突然ですが、足の親指などの爪が剥がれたことはあります?
わたくし、何回も剥がれております。
サッカーの現役時代の話です。
サッカーやってる方はきっと多くの方が爪を剥がしてしまうことでしょう。
つまり、サッカーしてると、足を踏まれんです。
踏まれる多くは親指です。
痛いなあと思って試合後スパイクと靴下を脱ぐと親指の爪の下が真っ黒ってこともしばしば。
爪下血腫というやつです。
この方は軽く親指を踏まれ、少し爪が剥がれ、またその後に人差し指を踏まれた方になります。
人差し指は爪の下が真っ黒。
つまり、爪と皮膚の間で内出血をおこしているんですね。
あんまり、ひどいとお医者さんに行って、その血を抜いてもらうんですが、ほとんどの方は放置します。
わたくしもそうでしたね。
そのまま時が流れ、2〜3ヶ月もすると、爪が死んで皮膚から浮いてポロっと取れます。
取れるのは別にいいんですが、その後は親指に爪がないので、なんだか走りにくいんです。
親指の爪がないことによって、地面からの圧力をうまく受け取ることができないので、力の支点とならずに走りにくいんです。
他に例えるなら、深爪です。
わたくし仕事上、手の爪は超深爪であります。
白いとこは基本ないです。
ほんとはあまり良くないことなんですが、爪があるとクライアントさんを触る時に当たっちゃうんです。
だから、爪は1週間に1〜2回切ってます。
でも、切りたては爪が短いので、なんだか物が掴みにくいし、字を書いていても何だか書きにくいです。
もともと筆圧強いもんですから余計」ですね。
今日はここまで。
参考動画➡️➡️➡️歩くと痛い巻き爪の治療!爪の役割!
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